原江里菜 | ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

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菊地絵理香選手を中心に、試合レビューを書いていきます。
※記事中の人名はすべて敬称略とさせていただきます。

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 昨日アップしたBE MY BABYの堀琴音の楽しそうな姿を見て、「ゴルフやめようかな、からよくここまで戻ってこられたね」と、うれしい気持ちになった。

 

 

 

 

 だから原江里菜のことを書こう。

 

 原江里菜は東北高校出身で有村智恵と同級生。ツアー2勝の他、アマチュア時にアジア大会で銀メダルを獲得するなど輝かしい戦歴を誇り、今もなお現役でプレーをしている。ちなみに菊地絵理香選手にとって高校一個上の先輩である。

 また、お話もかなり上手で、特にグループトークでの司会のような見事な振る舞いに、業界関係者から「回しの江里菜」と呼ばれているとかいないとか。

 また、インスタグラムのハッシュタグ使いも秀逸で、特に堀琴音をイジるときはさらに輝きを増す。

 

 

 

こっちゃん、私も何度か聞いたことがありますよ(笑

 

 

 youtube動画などでは、時に辛辣すぎるのでは?と思われる堀琴音への口撃が散見するが、そこには海よりも、いや、宮沢湖よりも深ーーーい愛情が存在するのだ。

 原江里菜がいなかったら、2021年の堀琴音の復活優勝は絶対になかっただろう。

 

 2019年から深刻なスランプに陥っていた堀琴音は、周りのアドバイスを素直に聞ける状態ではなかった。その時の堀琴音の心の内が痛いほど分かっていた原は、デリケートなアプローチで現在のコーチである森守洋を紹介した。


 何故そこまで堀琴音に気を掛けるのか?の問いに「一時期の(スランプに陥っていた)自分の姿を見ているようだったから」と答えた原。

 

 それから2021年のニッポンハムレディスまで、さほどの時間はかからなかった。

 


 ここに「勝った堀琴音と敗れた若林舞衣子、そして私を含む観客が涙した」と書いたが、ここで追記させていただきたい。

 

 「その瞬間、一番泣いたのは原江里菜だったのかもしれない」と。

 

 

 また、堀がパターに悩んで低迷していた2023年シーズンも、後半に怒涛の追い上げを見せたのは、長尺パターへの変更を促した原の存在が大きい。

 

長尺パター、原自身がようやくモノにし始めたころに、ちょうどまた堀琴音がパターで悩んでいた

 

それなら(長尺)使ってみれば?と原に薦められ、藁にもすがる思いで使ってみたらなんといきなり「68」が出る。次年度はSUTからのスタートさえ視野に入れていた堀だったが、そこから怒涛の追い上げで今季JLPGAツアー前半戦の出場権を得た

 

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 今季はランキング51位からスタートの堀琴音

 早いうちに来季のシードを決めて、また最高のダンスを披露してほしい。

 

 そしてそれをまた原江里菜が、ハッシュタグでイジり倒してほしい。

 

 私はこの人たちが大好きだ。