PS2の王道時代からあるワンドがいよいよSwitch移植。

無属性として魔法を使うヒロインが、ミルス・クレア魔法院に転入して魔法の属性を手にするまでの話。


ワンドと言えば、お転婆ヒロイン

初手から明るさいっぱいでとんでもなく元気。

魔法は失敗続きだけど持ち前のガッツでみんなを巻き込む天才。


スケジュール選択制&ランダム発生あり。

攻略制限はないけれど、トゥルーENDの解放はあり。





⚠ネタバレ注意⚠






本編

★ユリウス・フォルトゥナー

とにかく盲目的に魔法を追い求める。何よりも魔法優先で魔法の研究に余念が無い。目的のためなら他人に構わず走り続ける。そんなユリウスなので、最終試験も欲に負けずに自制できるか。が、ポイントになってくる。でもそんなユリウスが今回無茶する理由がヒロインのためなのが良い。基本スタンスは熱中すると周りが見えなくなる、結果 ヒロインに好意を抱いたあともだいぶ話は聞かない。



★ノエル・ヴァルモール

傍から見れば自信家。とにかく素直になれない。けれど、誰よりも気持ちの面では真っ直ぐ。ユリウスにつっかかっているように見えても、自分では敵わないと悟っているのもポイント。媒介であるインセプトアンバーに頼りがちなのが問題点。自分の実力よりも強い魔力を持つ媒介があることで身の危険を伝えられる。そこを理解した上で自分が信頼する媒介と共に魔法を使うことを決意する。



★ビラール・アサド・イスナーン・ファランバルド

魔法を使える人が稀有なファランバルドから来た第二王子。水属性の魔法が得意で国の水不足のために奮闘。王家の人間であるので、柔らかい物言いをしていても、全てのことを察している風ではある。さすが王族というか 周りの目は気にしないし、自ら発するオーラで何とかしがち。最終試験でヒロインと契約を交わし、さらに水の精霊を体内に宿す。契約を結んだあとは他国語の理解が深まり話し方が変わる。



★ラギ・エル・ナギル

今作唯一魔法が使えないドラゴン。1人でいるように見えて人のことは気になるし、みんなもほっとけないから構ってしまっている。ハーフドラゴンではあるものの制限が上手くできず異性とぶつかることで急にドラゴン化してしまう。そんな体質の改善のためにミルス・クレアにいる。結論から言ってしまえば、ラギ自身の覚悟の問題でドラゴン化が上手くいっていない。ドラゴンになってしまえば孤高の存在として人との関わりを絶たなければならないのも迷いの原因。



★アルバロ・ガレイ

最初から掴むに掴めないものの、アルバロからすれば人の心を掌握することに長けている。個別ルート扱いになる最終試験の時に本性を明かす。周りは何か感じていたり、古来種組はアルバロがギルド出身であることを知っている。今作の不穏要素と言えばアルバロ。生きていることに楽しさを見出すために手段を選ばない。甘やかしのターンが終わってからは何かと言い合うアルバロとヒロインが可愛い。



★エスト・リナウド

魔法の鎖に囚われた少年。古代種に対抗すべく狂信者が作った作品と言われるモノに近い存在。両親が狂信者への協力を厭わなかった。そんな過去がバレないように人との距離を開けている。そこをぐいぐい攻め込んでいけるのがヒロイン。最初は嫌そうな態度を取るものの途中からエストが折れる。強い言葉をかけてもヒロインがしょげたとわかると戻ってきてくれる。



★エルバート・レヴィン

内気な教師であるエルバート先生。真っ直ぐ気持ちを伝えてくるヒロインにだいぶ心を救われ、ペースに乗せられていく形。ヒロインにだいぶ言い負けるところが可愛い。魔法自体は威力は強いし、頭も回る。



★アミィ・サロヴァーラ

大人しくて可愛い同室のお友達。占星術の名家の出であるものの上手く星の声が聞こえないことに悩んでいる。ヒロインの勢いに当てられながら一緒に成長していく。




~未来へのプロローグ~


エドガーの魔法のルーペ

トゥルーEND後、ヒロインが全属性を手に入れてからの話。このお話の中にもトゥルーENDが存在していて、ファタ・モルガナ様とはそこで再会出来る。ほとんど共通であることと、トゥルーEND後なので誰かと特別仲がいい訳では無い。メインメンバーの中にエドガーを追加した状態での学院生活の様子。



あなたとの物語

無印の個別END後。各々の問題を解決しつつ、みんなとの心の距離も縮めていく。



シンシアの憂鬱

シンシアがメイン。シンシアの悩みをみんなで解決する全員参加のお話。


あなたといっしょ

ミニゲーム形式のSS