リゾート地であるミラージュ島の真実に触れる物語。


祝祭の時にだけ現れる恐ろしい“奇跡”

この真相に迫っていくお話。

全編短めでサクッとできる分、

恋愛過程はあっという間かなぁという印象。

気付いたら恋に落ちている状態ではある。






※ネタバレ注意※






★レオン・ヴィトリー

The攻略制限の男。

フィンがアリアちゃんと知り合いっぽい時点で何かありそうかもなぁ〜と思っていたけれど、アリアちゃんの中でたまに抜けている記憶の真相がここにある。

幼少期に霊廟で呪いを受けてしまったアリアちゃんの肩代わりをしているのがレオンさん。

状況的にはフィンがアリアちゃんと2人きりになるために誘導したことがきっかけでだったものの、結局レオンさんについて行ってしまったそんな時にレオンさんを助けようとした結果…ということころではあるのでアリアちゃんは明らかな被害者。

フィンが声をかけてきた中でレオンさんが何も言わなかったのは今回の旅がアリアちゃんの呪いを解くための旅であること。

さらに当事者であるから、アリアちゃんの記憶を消していることも知っているから。

他ルートでアリアちゃんの指輪を回収しているのは自分の命諸共解呪に使うため。

原書を集めるか、指環とともに命を捧げるか。

それがレオンさんに与えられていた2択。

猫かぶりとそうじゃないときの差が凄い。



★シャルル・パラディール

200年の時を生きる存在。

パラディールという術師の家系に生まれ、術師十数名の術を注がれて生まれてしまった不死身の存在。

一族としては完成に近いだろうけれど、生き続けるという状況を今のシャルルさんは良しとしていない。

個別ルートは一族のごたごた。

不死身の存在に“してもらった”と捉えるか、“されてしまった”と捉えるか。

ベルナールはパラディールを存続させたい派のため、舞台に明け暮れるシャルルを許せない。

元々パラディール家は自分たち以外を劣等種として見ていたけれど、心を操る能力以外の舞台演劇で心を動かす人間に魅了されてからシャルルも舞台の世界にいる。

自分に興味がない人に興味を持ってしまう質。 

シャルル・パラディールという術師が最終めちゃくちゃにかっこいいのが真相END。



★ジャック・レスター

あまりにも良きお兄さんな出会いに始まり、最後までっていうのがジャックさん。

ジャック・ザ・リッパーの名前が出てきたときに、

「もしかして?」と思ったけれど名前の付け方が最悪過ぎて教団の酷さが垣間見える。

母親をジャック・ザ・リッパーに殺されてるからってジャックは良くない。

ミラージュで発生する、グールのことが個別の軸。

ウィリアムと敵対するけれど、彼も彼で教団に利用されてグールとなった青年。

ジャックはウィリアムの存在をあまり良く覚えていない。

ウィリアムグールとして施設の子どもたちを食べてしまった事件も凄惨で、ウィリアムの心を守るためにジャックがグールであると教団側から記憶を植え付けられていることでジャックを恨んでいる。

島外から来た、術者ではない者同士の関係。




★ルディ・ロシュフォール

年相応の素直になれない青年ってところ。

ずっと怪しくない?と思っていたセルジュさんの過去と今の思想が明確になる個別。

ここだいぶ解釈が難しいところであって、セルジュさんがいたからこそ救われた命があるのも事実。

その中には成人前に戦争に連れて行かれそうだったルディの存在もあるからこそ必要悪。

それでも、誰の命も犠牲にするわけにはいかないかな…

というのが私の解釈。

ルディの母親が殺されたことに始まり、原書を使ってミラージュを守るための策略を練っていたのがセルジュさん。

元局長セルジュ…あまりにも術が強い。

同時進行でシャルルの問題とジャックの問題も水面下で動いてるなぁって瞬間があって、祝祭の中で様々な思惑が蠢いているのも特に感じたルート。



★エヴァン・クロフォード

2人の関係性が割としっくりきたのがこのルート。

祝祭期間の間に恋愛感情が“好き”に振り切れるかと言われれば曖昧な部分もあって、だからこそ恋愛感情を抱いたアリアちゃんとそれを利用しているエヴァンさんの関係が好き。

エヴァンさんが無くしてしまった“家族”の存在を取り戻すために原書を使うのがこのルートで、チェンジリングに始まり表の世界と水の中の世界の存在があることが判明する。

理想は全員が生きている世界だけれど、死んでしまった人が生き返る魔術は存在しないことがここで改めて証明されている。

自身の指摘により、弟を失い、母親を狂わせてしまったことが一生エヴァンさんの中で傷になっている。

可愛さとミステリアスを掛け持ったお兄さん。

ENDも特殊で後日談はBADから派生。

BEST ENDが久しぶりにBESTじゃない人物。