人間と神様の距離を縮めるために、神様が集められた学園へ送られ神々に

【人間】と【愛】を教える。 


神様が元々持っている宿命に関しては、各神話事に重さが少し違う。



★アポロン・アガナ・ベレア

アガナ・べレア」はアポロンが愛用している金色の弓矢の名前。真っ直ぐで優しくて、箱庭に飛ばされてからというものずーっと支えてくれる存在。その実、アポロン自体の神話に基づくカサンドラとヒロインを重ねている状態。彼の枷を外すためには、カサンドラが自分を裏切ることで人間を殺してしまうことを避けることにある。予知ができるからこそ孤立してしまった生き様の中で、信用して愛した人に裏切られる事実に耐えられるかどうかにかかっている。宿命ルートはゼウスとの関係修復。



★ハデス・アイドネウス

アイドネウス」は【見えざるもの】。ハデスが所有する姿を消す兜に基づく。寡黙で見目は少し怖い。けれど、それは自分に近寄ることで不幸にしてしまうことを避けるため。元々不幸体質な上に、冥府をおさめている間に死者にも恨まれて不幸体質が悪化している状況。恋愛ルートにおいても、不幸面での回復はない為現実世界で間接的にずっと支えてくれるか、冥府で一緒に過ごすかの2択。

和ませるために頻繁にギャグを言う。ギリシャ神話組はハデスが優しいことをずっと理解しているから逐一気にかけてくれてる様子。



★戸塚月人

戸塚】はスサノオの持つ両刃の剣である【十拳剣からとったもの。「月人」はツクヨミが夜之食國を納めていることから。感情の起伏が皆無な彼の感情を手に入れるまで。ロキのせいで始まる、偽の恋人関係。感情がないというか、持つことを放棄したというか、持てなかったというか。その辺の真相に迫る。かつ、戸塚三兄弟の関係がかなり複雑なものの、家族に憧れる月人に対しヒロイン または 戸塚家がフォローに入る形。誰が家族になるかという点で恋愛ENDと宿命ENDの分岐が起きる。最初の何も考えていない月人くんから発せられるマニュアルの言葉と、自分で色々なことを考えられるようになった状態でのマニュアルの言葉の違いが良い



★戸塚尊

戸塚姓は月人と同様。【】は【建速須佐之男命】の頭の文字をとったもの。とても純粋で真っ直ぐ。2人で剣道部で活動しつつ卒業を目指す。天叢雲剣のことについても尊くんルートで回収。箱庭に呼ばれた段階ではまだヤマタノオロチを倒す前のスサノオ。宿命ルートだと箱庭でヤマタノオロチを倒すことになるものの、恋愛ルートだとそのまま時系列を辿る形。過去については月人ルートで判明するため、自分の力を壊すためでなく守るために使うことができるようにすることがメイン。



★バルドル・フリングホルニ

フリングホル二】はバルドルが所持する船の名前。誰もが引き寄せられる天然光特性男子。不死の力を持っているが故に【生と死】について深くまで理解しようとしている。と、序盤の感想はその程度。北欧神話組が持っている最悪の事情のために日々を生きる。恋愛ルートはヒロインの立ち回りでそこまで神様として暴走することも無く、どちらかの世界へ。問題は宿命ルート。世界の破滅を防ぐためにバルドルを倒すしか方法がない手前、どっちのENDに行ってもバルドルの消滅へ至る。バルドルの秘密を守り続けてきたロキ、トールとの関係もかなり見ものな宿命END。



★ロキ・レーヴァテイン

レーヴァテイン】はロキが持つ炎を纏う剣。学校生活においてもトリックスターなロキくん。イタズラが大好きで天邪鬼な彼にずーっと振り回される。恋愛ルートはそんな彼を支えながら、北欧組で仲良く過ごす話。現代戻るのに事前通知で着いてくるパターンはロキくんだけ。問題は宿命ルート。避けては通れないバルドル問題。バルドル個別同様、彼を殺すことは変わらず。今回はバルドルを刺すことは共通でロキが救われるか、壊れるか。そんな宿命をもつからこそ、北欧組は仲の良さをENDまでに強調するのがズルい



★アヌビス・マアト

マアト】とは創造神によって最初に定められた宇宙の秩序のこと可愛い。とにかく可愛い。「カー、バラバラ」が基本言語なもののバリエーションがとにかく豊かで可愛い。仲良くなって言語の理解が追いついて聞こえてくる言葉も言い回しが可愛い。ずっとキツめの態度をとっているトト様がアヌビスの前だと優しくなってしまうのも見所。人間嫌いが少しずつ解消されて、距離をどんどん縮めてくる。クラスに馴染む素振りが最初はなかったためにヒロインが元の世界に戻ることを知らないまま突っ走る。



★トト・カドゥケウス

カドゥケウス】は所持している杖の名前。ここまでのみんなが辿り着く恋愛ENDとはちょっと違う。これが成せるのはトト様の持ちうる性格によるもの。エジプト組はどうしても短くなってしまう手前、あっという間に卒業可能なわけだけど、今回は神様を学ぶという大きい目標のために半年でクラスのメンバーは卒業可能になっている。短い学校生活のうちにとんでもなくトト様に振り回される。





神々の悪戯 InFinite

本編 神々の悪戯で個別がなかった子たちの宿命と恋愛ルート。

+残り全員のショートストーリー。こっちはみんな帰還END。




★ディオニュソス・トゥルソス
トゥルソス】は持っている剣の名前。実は1番クラスに参加するのを拒んでくるディオニュソスさん。彼の優しさに振り回されつつ、彼が持っている心の壁を壊していく。口にはハッキリ出さないけれど「おもしれぇ女」枠でヒロインが動いていく。誰にも話していない秘密の葡萄の木の共有から始まり、2人で葡萄を育てて仲良くなっていく。宿命は仲良くなるプラス彼が人間とのハーフであったがために負っている心の傷が癒えて自分の立場を吹っ切るまで。


★戸塚陽
戸塚は兄弟2人と同様。【】は太陽から。特例で、陽さんが寮生活を送る。日本神話三兄弟の仲を取り持ちつつ、陽さんに愛を教えるまで。月人、尊2人とのすれ違いがきっかけで拗れる日本神話組にゼウスから3人の関係の修復を指示される。日本神話組でお出かけしたり、2人でお話したり。時間がそうさせてしまった3人のすれ違いを何とかしつつ、ゼウスに匹敵する立場を持つアマテラスとも距離を縮める。
宿命ルートは岩戸問題。


★トール・メギンギヨルズ
メギンギヨルズ】はトールが持つ魔法の帯の名前。バルドルとロキの世話係として箱庭についてくるトール。ゼウスに頼んで自分にも枷を課すものの、自分の意思では取り外しができなくなっている状況。これまでのバルドルの件を踏まえた【特別】と言うよりも、誰かの特別になりたいトールに視点がある。宿命ENDも同様にトール自身の問題に対する部分が多い。バルドルの兵器化はないものの、北欧の仲良し感は変わらずトール視点でのロキとバルドルのを知ることも出来る。


★メリッサ
お世話係のメリッサがとうとう人間になる。しかも個別の結構序盤。学園生活も並行してるものの、メリッサとの生活がメインになるため神々との関わりは今までに比べると少ない。神々との大きな違いである、ゼウスが作った人間になれなかった泥人形というのが大きなキーになる。恋愛ENDもここでは宿命みたいなもの。ずーっと心の支えだったメリッサが人間になることで織り成す最強のルート。


★無印組
神話ごとにルート別。最後はみんな現代に来ることになる。ヒロインの記憶はこれまでの統一で覚えていない、ではなく中には覚えている状態の時もある。