行方不明のお兄ちゃんを探しているうちにRPGゲーム“アルケイディア”に取り込まれてしまう
ゲーム内でHPなくなったら現実でも死んじゃうっていうネトゲあるある(ではない)のお話

ヒロインはアルケイディアでの最終ダンジョン箱舟攻略に特化したアイテム“アマデウス”としてゲーム内に行くことになる。

本名がプレイヤーネームになっているヒロヤくん、ヒロイン以外はラテン語の名前がついている。
(アマデウス:神に愛されし者)

Quest1は共通、以降個別ルート

対象キャラ以外はほとんど交わって来ない。
あんまりRPGやらないのだけど、ヒロインちゃんもっとレベル上げないとすぐ死なない!?って思う。
そんなこと気にしなくても周りが強いから安心してお話進めて下さい(笑)

サブキャラたちもめちゃくちゃ可愛い。
フォルテのステータス見られないの残念では...?


※ネタバレ注意※




★ヒロヤ
本名:橘 紘也
王道幼なじみ。耳動くのがずっと可愛い。
ラスボスのこともあるのでヒロヤくんから始めるのが良いかなって思う。
真っ直ぐさ故にぶつかるけど、周りの人を動かすのはいつだって真っ直ぐな男の子。
今度こそ守らなければいけない...!みたいな使命感でずーっと守ってくれる
ENDで志貴(兄)と直接対決。
志貴くんがヒロヤくんのこと嫌いなせいで、ヒロヤくんがかなり気落ちさせられる
グッドエンドはThe学生の初々しい感じが可愛い。が、メリーバッドエンドは好意だけで動いているしヒロインが好意で護り固めてるって感じがする。
しっかり全員を殺した痕が残るグロの上でのメリーバッド。


★ラディウス
日本語訳:光線/本名:藍條 玲
魔剣 グラキエス(日本語訳:氷)の所持者
ただのソロプレイヤーか、闇抱えてるかどっちか悩んだけど後者だった。
とにかく可愛い。もう誰も目の前で消えて欲しくない気持ちが強過ぎて出会いから優しさがだだ漏れ。
突き放してるのも、途中から前のパーティのことがあるんだろうなってわかったし、普段は一緒に死ねるなら幸せなのだけど、
久しぶりに“この人の為に生きなくちゃいけない”って思った。
このルートは最後にパスワードを入れてピリオドキューブを止めるのだけど、そのパスが「Et in Arcadia ego(死を想え)」だからラディウスルートで意味を成す言葉だと思う。
リアルのラディウスさんはモデル兼アイドルな訳で、周りの目が痛いところだけど、「正々堂々してればバレない」の一点張りで割と攻めてくるので勘弁して欲しい。
グッドエンドのリアル戻ってきてからが問題で、
割とヒロインが藍絛さんのこと考えてるのに、「他の男のこと考えるな」って余裕がないのが本当に可愛くてどうしたものか...
メリーバッドエンド、グラキエス持ってるだけあって彼が主体のシナリオ。
失わないためにみんな殺してしまうところがBAD過ぎる。誰よりも殺さないでいてくれたのに。


★リベラ
日本語訳:自由/本名:結城 琉久
結城家 お家騒動が壮絶過ぎるのと、那津くんが優し過ぎて号泣。
リベラでいる時にずる賢くて、卑屈な部分があるからリアルで欠陥があるのだと想像していたのだけれど、
病弱で病院通いの男の子でした。
現実で言いたいことをずっと我慢して、周りの想いに一喜一憂して、そんな姿を那津くんが見ていたからアルケイディアを作ったんじゃないかなって思う。
どんな経緯で“リベラ(自由)”という名前を付けたのか分からないけれど、意味が繋がった時に意味を成す名前。
自分の生きやすさの為に作ったアルケイディア内のフレンドかもしれないけれど、最後にピリオドキューブを壊す為にはリベラの人脈がなければ成し遂げられない。
箱舟攻略の抜け道のパスを琉久くんの誕生日にした那津くんが愛しい。
リベラ メリーバッドエンドはヒロインの選択だけど、入りは全然バッドっぽくなくてこれぞメリーバッドエンドって感じ。
凄く楽しそうなのに、“消した”って言葉が出た瞬間に1回BGMが止まるのだけれど、こっちも背筋凍り付いた。


★アストラム
日本語訳:天体 /本名:麻生 透
天使陣営、聖剣ルーメン(訳:光)の持ち主。
ロールプレイをするプレイヤーではあるものの、
めちゃくちゃに優しいから天使から信用されている。
リアルのアストラムさんちょいちょい出てきていたけど、根暗の陰キャが強すぎて個別どうなることかって心配した。いちいち可愛いし、オタク特有の一息で長文言い切るのが気持ちが分かりすぎて思わず笑っちゃう。
ラディウス個別の時とかも思ったけど、ヒロインへの一目惚れ感が凄いから別の時でも内心荒れてると思うとアストラムさん可愛さでできてると思う。
アストラム個別は、外部干渉でピリオドキューブを止めに行くのがゲーマーっぽくて好き。
メリーバッドエンドは難しいメリーバッドだと思う。
アストラムの望む世界で、叶わない願いを求め続けることでヒロインも愛されるっていう感じ。
現実に戻しちゃいけないってことは理解してるけど、ここまで悪魔陣営キャラといたせいでイラの最後の言葉で揺らいでしまった(自分のせい)
グッドはネトゲ廃人の勝利!って感じが凄く好き。
告白してくれるのもそこ噛む!?って感じで、最後まで笑顔で迎えられるED。


★ザイン
日本語訳:存在する
アルケイディア内、冒険者の街のNPC。
他ルートでかなりヒロインの為に頑張ってくれることもあって個別もふわふわしてるのかと思っていた...。
実はNPCではないのでは?なんて、考えたりもしていたけれど、“NPCだからこそヒロインと同じではない”という点でどんどん壊れていくイメージ。
特別クエストクリア後にヒロインが現実に帰る時に、なぜザインもついてきたのかは謎なところではあるけれど、エフェクトもおかしかったみたいだし恐らくイレギュラーな事態として片付けて良いのだと思う。
この時の見た目はディメントがちょっと混ざってきてる。
NPCが自我を持ってしまう異端のルートなので、最終決戦も志貴くん戦と言うよりは、対ザインって感じ。
グッドエンドはディメントの器を貰えたことによって、ザイン含めて現実に戻れるルート。
ザイン自身がデータを扱えるから、志貴くんと闘うって感じではない。
メリーバッドエンドに関しては、初の他全員はリアルに帰還。ヒロインだけピリオドキューブ内に残るED。志貴くんの記憶もなくなってないからちょっとだけ陰謀が明かされてるイメージ。
NPCってこと踏まえて、メリバの方がしっくり来てしまうところではある。


★ポヨポヨ
...というより、“花宮志貴
志貴くんのお洋服がポヨポヨと一緒なことと、ポヨのあれと志貴くんのあれが同じだったので怪しさはプンプンしていた。
ずっと気になっていた、もしかして那津くん殺した?問題が良い方向で解決したので良かった...
魂を取り込んだことが偶然じゃなかったらどうしようかと常に心配ではあった。
ここのルートは知り合いたちが早々にピリオドキューブに取り込まれるので、フォルテと一緒に動くことが多いのだけど、それもまた可愛くて良い。
グッドエンドは曖昧な形を示しているけれど、志貴くんの記憶も残ったまま那津くんも存在する世界だから大団円とはこのこと。という感じ。
作中にも出てくる通り“変わったのは事故に合わなかった”それだけ。
そして正直、ピリオドキューブは志貴くんの為に作られたものであるのでどうしようもなく彼のメリーバッドエンドがしっくり来てしまう。
同じ日が続くEDは良く見るけれど、本気でループさせるから気づかなければ一生終わらない楽しすぎる日常を送れる
今までは一方的なメリバだったけれど、このルートは志貴くんの意思とヒロインの意思が混ざってる感じがする。
記載順に進めたけれど、ポヨポヨ最後に進めるのが良いかな。


★ディメント
日本語訳:狂気/本名:烏羽湊
4章までアストラムと共通。
アストラムが語ってた、ディメントさんは紛うことなき真実なのだけれど、ヒロインと出会うことで変わって行くって感じ。
ディメントだけ、グッドエンドもメリバみたいなことになっていて、ディメントルートだけ既に必要な魂がピリオドキューブ内に取り込まれている上に、那津くんの存在に志貴くんが気づいてしまう状態。
もしかして...?を望んだけれど、紘也くん、志貴くん含め心肺停止状態で発見される。
メリーバッドエンドに関しては、再起動したアルケイディア内で殺し合い。
死ぬけど死ねないゲームなんだと思う。