幸せな育児って、
育児そのものが幸せだし、
子供がいてくれることが幸せだから、
すでに幸せな育児してますよ、
と思われるかもしれません。
そう、育児に幸せも不幸もなく
(虐待等の異例を除き)
育児そのものが幸せですよね
しかし、ノイローゼになってしまったり、
多かれ少なかれ
誰しもストレスを抱えていたり、
幸せだけど、
綺麗ごとだけでは済まされない
シーンが多々あるのも
事実だと思います。
それは、
子供がぐずるから?
言うことを聞かないから?
忙しいのに引っ切り無しに
要求してくるから?
思い通りに動いてくれないから?
色々な理由があると思いますが、
どれも本当の理由ではありません。
お母さんがイライラしているから
です。
いや、そもそもイライラする原因を
子供が作ってるから!
と反論したいところですが、
そのイライラは、
お母さん自身にもし余裕があれば
起き得たことでしょうか。
本当に子供が悪くて
叱らなくてはいけない事態だと
イライラではなくて、
本当に怒るべきことで、
一喝する、説く、など
然るべき対応が必要とされるので
イライラでは解決できません。
よって、
イライラの原因は
ずっと奥深く、自分を探ると
子供ではなく、
自分自身に原因があるのです。
そのあたりの具体的な話は
また別の機会にします。
さて、本題。
そんなイライラを起こさないように
育児シーンをコントロールする手法に
絵本で出会いました。
マリサビーナ・ルッソさんの
作品は2冊ほど
読んだことがありますが、
どちらも、子育ての手本にしたい
ママの神対応です。
ママ都合で子供の探求心を
阻害する事なく、
好きに自由に開放してあげている。
「あのこはどーこ」では、
子供が好き勝手散らかしながら
遊んでいるのを
とことんさせつつも、
その都度うまーく片付けに誘導し、
毎度、子供が隠れるたびに
「あのこはどーこ」と言いながら
付き合ってあげつつも、
自分のアップルパイ作りも
どんどん進めていくという
敏腕ぶり
しかも、子供を見つけて
子供がはしゃいでいるところに、
次の予定を繰り返し伝えることで
自分と子供の時間を
マネジメントするという
さらなる敏腕
今日、子供たちに読んであげながら、
私は今一度、子育てについて
襟を正す気持ちになりました
子供たちも楽しい気持ちになれて、
読んであげる自分も
幸せな気持ちになれる
とってもお勧めの絵本です
ちなみに、
「ぎょうれつぎょうれつ」も
これはさすがにOKできないなぁ
(玄関の靴を部屋に並べたり)
とは思うものの、
それくらいのことをされても
笑顔で「すごいわね」
といえるママになりたいと
士気を高めてくれる
お勧めの絵本です