売ってる納豆って、〝小粒〟とか〝極小粒〟しか目にしませんよねぇ。
たまぁ〜に〝大粒〟ってのも見かけますけど。
むかし...むかし...
知人の実家で作ったって〝自家製納豆〟は、あまりの旨さに、
その納豆だけで ドンブリ2杯の白メシを平らげた。
脳天がパッカァ〜〜んって開いて、何かが出て行ったような、入ってきたような。(笑) 衝撃の記憶。
豆(大豆)はどデカくて、豆の甘みや風味がしっかりとしていた。
「もう一度 喰いたい!」の思いを二十余年も放ったらかし、
ふとした切っ掛けから、ちょいちょい手作りしてのです。ムフッ。
一応、一晩大豆を水に浸けて、小一時間蒸したのがこれっ!
この時点で旨そう〜 ツヤっツヤ

そこに
小さじ二杯の熱湯で解いた 市販の納豆・小さじ一杯を混ぜて放置。
これで終了。(笑)
※分量は適当。要は納豆菌を移植すればイイってわけ。
大豆(乾燥)から仕込む場合は、しっかり柔らかく豆を炊くこと!
簡単でしょ!?
タッパに仕込んで、気温20度くらいなら、
3日程度で完成するんだよ。

納豆菌は呼吸するから、空気が通るようにタッパの蓋はキッチンペーパーを隙間なく被せ、輪ゴムで止める。隙間からコバエが入るからね。
1日1回はかき混ぜて、納豆菌に空気を触れさせてあげる。
これだけやってれば、納豆に変身してくれます。
今回は、仕込みから2日目でこんな感じにネバってます。(リンクに飛びます)
ネバネバ糸の引きが少なく感じるかも?ですが、醤油を垂らせば(水分を与えると)イイ感じにネバネバしてきます。

家で余ってる〝納豆のタレ〟 ここで消費しちゃってぇ〜〜

こうして作ってみると、
売ってる納豆のような〝小粒感〟は再現できないことがわかります。
あの小粒の大豆はどーやったら手に入るのか?
これだけ多くの小粒納豆が販売されてるからには、ひょっとして業界団体が全て買い占めてるんじゃないか?...などなど不思議に直面します。
逆に、頭の片隅で「も少し粒大きいのが食べたい」と思っているなら、ぜったいオススメ
です。

現に、この手作り納豆は、そこいらでは売ってないほどの〝大粒〟でして、噛み応えは抜群のウマウマです。
特筆したいのは その〝甘み〟。
売ってる納豆って、そのまま食べると、どこか〝にがっ〟ってことないですか? あの苦味がないんですねぇ〜。なので〝醤油を出汁で薄めたタレ〟を作って食べていただきたい!
付属のタレは味が濃すぎる気がします。もしや...苦味を消す目的でもあるのかな...。(どこまで疑い深いのよ?(笑))
何年も前に、茹でた大豆を藁苞(わらづと)に入れて、純粋手作りに挑戦して、失敗したこともあります。
世の中には、納豆菌を購入して100%無添加手作り納豆を実践してる方もいます。
そうです!素人は、納豆菌を確実に繁殖させる簡易な方法を選択するのが一番の近道なんです。
茹で済みの大豆を用意すれば、さらに簡単にできます。また、ひよこ豆でも微妙に旨味の違った納豆に仕上がり、見た目も楽しめます。
ぜひ、機会があれば....。
〜おしまい〜