日本古来の生酛(きもと)づくり。
その酒造りの発祥となった場所はどこなのか? 酒はなんなのか?
時間を経る中で次第に知ることとなり、
古くは「菩提山正暦寺で醸され、世に広まった」(室町時代)らしいが、当時の製法に近い〝菩提酛〟なる酒があるらしいことを知ったのです。
 

以前 日本酒。苦手でしたが....。で記した通り「時代劇で濁った酒を呑む場面」が延長線上で、やっと接した!そんな気がしました。

その酒が【菩提酛 にごり酒】(株式会社 辻本店)

ネット購入できるのは知ってましたけど、送料ケチってスルーしてました。
 
今回 岩手で滞在中に地元のスーパーを巡る中、
〝菩提酛〟に偶然出会ってしまったのです。

 

 

日本酒発祥の製法を受け継ぐ感じが、ひしひしと... 優しい酒造りの様が伝わって来るような、良い雰囲気なので、敢えてラベルを掲載。

裏ラベルには、こんな解説もあります。

 

 

肝心のお味ですが、

口に含んだ瞬間、乳酸飲料か??と思ってしまうほど、日本酒のパンチはひじょ〜〜に少なく、優しい口当たりです。

解説にもあるように、乳酸発酵がはっきりと感じられ、香りは完熟前の林檎を思わせる清涼&爽やか。

決して重くなく、ライト寄りのミディアムボディといった感じで アルコール度数=17度を全く感じさせず、軽やかに飲み進んでしまいます。

 

他の生酛酒とは全く違いますね。

なので〝菩提酛〟と敢えて表すのなら、適切であると思います。

酒造好適米の〝雄町米〟で造るのも特徴の一端なのでしょうね。

最近、〝雄町〟を謳う日本酒を多く見ますが、多分、全く別の呑みモノなのでしょう。

 

長年の思い。やっとイメージ通りの酒に出会えたって感動がありました。

室町時代の酒など知る由もありませんけど、

 

 

こーゆー酒器上差しで呑むのが良く似合う!お味でございます。

 

今回、最初に購入した地元のスーパーマーケットでは¥1,300/720mlでしたが、移動圏内にはもう1店舗あり、そこでは商品入れ替えのタイミングだったため、¥1,000/720mlで2本購入することができてラッキーでした。爆  笑

結局、知人への土産も含め5本も買ってしまった。アップルンルン照れ

2店舗在庫ゼロ。

 

ラベル通り〝うすにごり〟で、沈殿物も極わずかです。

 

よくよく調べるに、火入れしてないタイプも販売されているようで、

発酵ナウ...の状態なので、ぷくぷく泡立つらしいです。

機会があれば呑んでみたい。

より「時代劇で呑まれてる白く濁った酒」に近しい酒なのでしょう。

 

最後の最後に、そのお姿 こちらになります。口笛

 

 

こーゆーのが 百薬の長じゃない?って感じた
        喜び感じられるお酒との出会いでした。

 

=酒は百薬の長=

 

おしまい

コロナにもかかわらず、どうしても...の事情で岩手に移動しました。

諸々の事始末を終え、早々に帰京する前に

以前ブログ「旨い日本蕎麦と煎餅」で紹介の煎餅を買おうと、営業時間確認のため<野手煎餅店>に電話してみた。

受話器の向こうから「廃業してしまったの...」と信じられない言葉が耳に刺さった。

聞けば 新型コロナウイルスの影響で、売上が見込めないとのこと。

 

電話口のおばあちゃん曰く

「車のナンバー見ると、遠くから来てくださったお客さんも沢山いた」

「店じまいした後も遠くから訪ねてもらって、申し訳ながんす...」

と。

もう二度と食べられなくなった。

とても....とても....とても残念です。えーん

 
このブログを見てくださり、1人2人は購入していただいた方もいらっしゃいましょうが、自分を含めて 廃業を回避するまでの大量買いなどできるはずもなく、ましてや、高齢店主がネット販売に打って出るなぞ 自力では皆無なこと。
 
とある地方の小さな田舎町で細々と営む煎餅店。
願わくば、後継者の出現を...と、夢物語ですね。
 
新型コロナウイルスが、一番身近に、こうも直接的に影響を初めて感じたショッキングな帰省の出来事でした。
無念。無念。無念。

 

おしまい

先般の<麺の茹で汁で皿洗い 〜活用術〜>では、ただ茹で汁って使えるんだよ。って言われても、本当に綺麗になってるのか?については 洗い上がりの〝キュッキュする〟といった抽象的な表現で、いささか疑問が残る感じでした。

 

なので、

綺麗になってっか? サクッと検証してみました。

 

対象物は、結果がわかりやすいと思われる〝ビールジョッキ〟です。

グラス等に注がれたビール。

内側ガラス面に〝気泡(泡)〟が確認できれば、

「良く洗われてない!」「汚れが残っている!」と言われています。

※少なくとも俺自身はそー思ってます。

 

で、コレが〝茹で汁で洗ったジョッキ〟です。

わかり難いとバツレッドなので、今回はデカめの画像にしました。

このジョッキグラスは、朝からアイスコーヒーや氷水を飲んだりして、昼食の茹で汁で洗ったものです。

 

〝気泡(泡)〟無いの わかりますかね。

ちょっと曇っちゃってますけど....てへぺろ

 

もちろん、油成分0(ゼロ)のグラスなので、「最も成果が出やすい」対象物ですが、過去の経験では水洗いだけなら〝気泡(泡)〟は付いていたので、洗えてるって言えると思います。

 

 

尚、今回〝マーガリンの空容器〟を洗ってみたけど、薄っすら油膜が見て取れたので、やはりギトギト油は無理。限界があります。

 

 

全く話はそれるけど、最近ハマってるビールの冷やし方。

ボールに水と凍った保冷剤を入れた氷水に、缶ビールを浸けて冷やしてます。

最低でも30分前にコレをしておけば、常温からでもキン冷えのイイ温度になります。

冷凍庫で。の方法もあるけど、最適な時間が読みきれておらず、放置時間が気になってしょうがない。氷水なら放っておけるから楽チングッ爆  笑

なぜだか?この冷えっぷり... 大変 呑み心地が良い。

 

おしまい