新潟へ移住してから数年。
その以前から新潟soulである日本酒LoveMaxの思考?精神?は、とんと理解できずにいたんです。
年月を経て知人も増える中、新潟の酒をこよなく愛する一人と出会い、〝頭の良くない私〟は「何がいいのか?」「どこがいいのか?」と、しつこく聞いてはみるものの、全く同調できずだった。
これって食わず嫌い?ってか、苦手なだけで嫌いじゃないし。あれば呑むし。
仕事上、訳あり銘柄を破格で入手する機会もあって、宅呑みにはソレの登場も増えてたのね。
気持ちは前と変わらないまま...なんだけど。
ところが、ある日、
=酒は百薬の長=
そーゆー酒がある。ってラジオから流れてきたわけ。
百薬の長になる酒を造ってるんだって。
ってか、その酒蔵の社長が その酒の誕生までを著書にして、その内容を解説する内容だったんだけど、これが一気に日本酒との距離を縮めるきっかけになったんだぁ。早速、ネットでググググググゥ〜〜〜ってみた。
そーいえば、昔から時代劇で濁った酒を呑む場面を観ては
「なんか体に良さそ〜」「悪酔いしなさそ〜」「旨そ〜」って、勝手に無添加的な酒づくりを想像して、呑んでみてぇ〜〜〜って思ってた。
で、ラジオの内容は瞬時にこの思いと結びついた。
話戻そ。
内容は、寺田本家なる蔵元が千葉県にあって、社長の〝発酵道〟って書籍を解説してたわけ。
結果、純粋に?...お米を発酵させて出来たアルコール液。
この〝醸した汁〟。寺田本家の酒に飛びついてしまった!
・五人娘 をはじめとし、・むすひ、・香取90、・香取80、・醍醐のしずく。を、日々の晩酌で次々と...。
オイ オイ オイ。苦手じゃなかったんかぁ〜い?とツッコミはごもっとも。
これが食わず嫌いって事...ですか?
我ながら驚きの変わり身ですな。はっはっは。
先述の書籍も入手し、日本酒の変遷やらウラ事情やら、寺田本家の商品知識を得た結果、
「こーゆーの飲みたかったんじゃ〜〜い!」って、アッと言う間に自己洗脳によって〝醸し汁〟のファンになったってわけ。
それ以来、酒を口に含みチュルチュルって空気を吸い込みながら味わうアノやり方も「あっ!これ意味あるんだぁ〜。味わえるぅ〜」なぁんて分かった気になって、
苦手だったはずの一般的な日本酒も
・香り
・重さ(ボティっての?)
・甘辛酸味
・醸し味(ん?こんなのあるのか?)
とかを感じてみたりと、自分流に楽しめてます。
で、偏っちゃってるけど、
自然酒もしくは生酛造りのカテゴリーをイチオシに、
はれて、日本酒デビューができました。
新潟soul〜日本酒Love。ここには...んん〜〜......未到達かな??(笑)
敢えて一般的な日本酒と書かせてもらってるのは、寺田本家のお酒はソレとは全く違い、誰もが「なにこれ?」と思うくらいの独特な醸し味(お味)になります。
自然(摂理)と菌の発酵力に酒づくりを委ねるため、仕込みの度に味・質が異なり、その旨がラベルにも記されてます。
また、時間経過と共に味の変化もあります。冷蔵保管でも味が変わるんだから、笑えるというか面白いです。
とにかく何より =酒は百薬の長= と言える酒!に出会えた。
積極的に呑みたい(摂取したい)と思えるようになった。
この巡り合いは、幸せな出来事だったと思っています。
=酒は毒薬の長 =
とならぬよう、あくまで適量で楽しむことと致しましょう。
※あんなぁ、だったらタバコもやめたら?
〝毒〟自覚してます。
〜おしまい〜