あなたは、自分自身の
「基準」をお持ちですか。
基準？
なにそれ、美味しいの。（笑）
基準とは、自分のルール
自分の物差しであり
物事を決める尺度になります。
例えば、会社を設立するときに
会社の業務内容を決めるのですが
ここに
「なんでもやります」
「誰でも受け入れます」
では、ダメなのです。
個人事業主に例えても
「なんでもできます」
「なんでも引き受けます」
「誰でもお客様です」
では、あなたが何屋さんなのか
お客様に伝わらないです。
もし、仮に
「なんでも引き受けます」
と、謳って
「それでは、我が家の植木の
剪定をお願いします。」
と、言われてね
出来る人ならいいけれど
「あれ？わたしはケーキを
作りたかったのに・・・
なんで植木の剪定を
やらなくてはいけないの。
お断りです！」
なんて言われたら
頼んだお客さまも
「え？なんでも引き受けるって
言ったのに、仕事を断るの。」
と、なるわけです。
そんな人いないでしょ。
と、笑うかもしれませんが
仕事だけでなく
プライベートでも
これに近いこと
やっていませんか？
例えば、ケーキを作りたいのなら
なんのケーキを作るのが
得意なのか
好きなのか
やりたいのか
できるのか
そういったことを
意識していってください。
ケーキと一口にいっても
いろいろなケーキがありますよね。
ショートケーキが食べたくて
注文したのに
「うちはチーズケーキしかありません！」
とか言われたら、
それ、どこに書いてあるの？
先に教えてよーってなります。
あなたが、何かをやるときに
あなたは
なにができるのか（できないのか）
なにが得意なのか（不得意なのか）
なにが好きなのか（嫌いなのか）
なにがやりたいのか（やりたくないのか）
そういったことを
ひとつひとつ意識して
自分の「基準」を作っていってください。
そうするとね、迷わなくなります。
決断が早くなります。
余計なことに惑わされず
悩まなくなります。
次第に、思考がすっきりしてくるのが
わかっると思います。
それは自分にとっても楽ですし
相手にとっても楽なのです。
シャーマン陽子