癌治療は保険診療だけでなくANK療法を含めた集学的治療でないと負けてしまいます。 | 福岡市、北九州市、東京 恵比寿。(ANK癌免疫療法、プラセンタインプランテーション) ひわき医院 TEL0935112014

福岡市、北九州市、東京 恵比寿。(ANK癌免疫療法、プラセンタインプランテーション) ひわき医院 TEL0935112014

京都大学発のANKガン免疫療法で進行がんからの生還例の実績を蓄積中。
福岡、小倉で毎月、ガン免疫セミナーの講師をつとめる。がん治療のスペシャリスト。プラセンタ埋没注射で自己免疫性疾患や脳脊髄液減少症などの難病治療のスペシャリスト。

外科手術は分散してしまった微小がんには対応できません。
手術で見える塊は全部とれても、手術時点ですでに微小ながん細胞集団が方々へ飛び散っている可能性があります。
放射線も全身照射はできません。
再発や遠隔転移となれば、標準治療における全身療法として、抗がん剤を使うことが基本になります。抗がん剤は増殖中の細胞つまり遺伝子のコピーをしている最中の細胞に対して、無差別に遺伝子に傷をつけるようなものが多いです。つまり、勢いの激しいがんほど、よく効きます。がんに対して、一時的に大きな打撃を与えることは得意です。非常に増殖が速い白血病の一部や小さな子供のがんの場合、抗がん剤だけで、事実上の完治に至ることもあります。ところが抗がん剤は、薬剤耐性を招き、効果がなくなる時がきます。成人の固形がんの場合、抗がん剤だけで、がんが事実上の完治になることは、まずありません。更に抗がん剤は、免疫系に打撃を与え、中長期的には、がんの増殖を加速させることになります。
患者様の生命力を傷めず、むしろ回復させ、微小分散がんを全身すみずみまで叩くには、体内のがん細胞を狙い撃ちできる免疫細胞、特に、NK細胞を動員するしかありません。
特に正常細胞を傷つけることなしに、再発や転移の種になるがん幹細胞を傷害できるのは今のところNK細胞以外にみつかっていません。
日本では、国民皆保険制度により、ほとんどの国民が、保険診療として標準治療を受けられます。早期に治療すれば、救命できる心筋梗塞や、脳内出血で、自由診療のクリニックを探す人はいらっしゃらないはずです。ところが、進行がんの場合、保険診療では救命ではなく、延命が治療目的となりますので、保険診療以外の治療を探される方が続出するのは当然のことです。

残念ながら、細胞医療のみならず粒子線治療など先端医療の多くは保険適応になっていません。それどころか、欧米では、従来型の抗がん剤を追い越し、主流になった世界標準の分子標的薬でさえ日本では、ごく一部の部位しか保険適応にならず、使用制限も多く、本来の機能を発揮できません。このような状況の中で、がんという病気を克服するには、患者様ご自身のご判断で、保険診療と自由診療の両方を掛け持ちするしかありません。

  • *保険診療と自由診療を、同じ医療機関で受けることは、混合診療規制により、認められていません。大きな病院で保険診療により標準治療を受け、別の場所で自由診療を受けるのは合法です。
  • *大きな病院の主治医に、よその先端医療も受けることをどう切り出していいのかわからないというお話を伺うこともありますが、「患者治療選択権の自由」は保証されており、他院の治療を受けるのは自由です。ご不明なことがあれば、思い悩まず、ご連絡ください。

進行がんは、手強い病気です。標準治療をしっかり受けられ、それでも、延命目的となってしまいますので、並行して、先端医療も取り入れ、どちらの治療がいいのか、ではなく、使える治療は全部使うぐらいの考えで、異なる治療を集中的に実施する「集学的な治療」により立ち向かっていかないと、なかなか、歯がたちません。