NK細胞は、取り扱いが極めて難しい細胞です。
T細胞みたいにインターロイキン2を振りかけてさえいれば、爆発的に増えるような
簡単な細胞ではありません。
しかるに、クリニックレベルでできるような生易しい培養ではありません。
私の感想ですが、誇大表示と思われる細胞免疫療法が目につきます。
NK細胞の活性を上げて、大量培養する技術は世界的に、勅使河原先生、大久保先生しか
いないはずなのに・・・。
今回の再生医療等安全性確保法の改正は安全性の部分だけらしく、
医学的根拠の乏しい療法の淘汰にはならないようです。
どうか皆様におかれましては、正しい情報収集をされますよう
心から、お願い致します。