速報!平成24年第2四半期エイズ動向 | HIV(エイズ)検査の受け方

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HIV(エイズ)検査を受けようとする人に、検査の申し込み方法や注意点などを紹介するブログです。

8月24日に厚生労働省エイズ動向委員会から平成24年第2四半期(4月~6月)のエイズ動向報告が発表されました。その中から主な指標をご紹介します。


1.新規HIV感染者


〇225人 昨年同時期 217人



2.新規エイズ患者


〇115人 昨年同時期 136人



3.いきなりエイズ発症率


〇33.8% 昨年同時期 38.5%



4.新規HIV感染者の感染ルート


〇異性間の性的接触 16.4%

〇同性間の性的接触 71.6%



5.新規エイズ患者の感染ルート


〇異性間の性的接触 24.3%

〇同性間の性的接触 54.8%



こんな感じです。今年の1月から3月までの第1四半期と比較すると、新規HIV感染者が減少して、新規エイズ患者が増加しています。


この新規HIV感染者が減少、新規エイズ患者が増加、という傾向は年間通しても見られます。これは保健所などで行っているHIV検査の受検者が減少しているためではないかと指摘されています。


HIV検査を受ける人が減れば新規HIV感染者の報告件数も減ります。しかし、潜在的なHIV感染者は増加しているので、新規エイズ患者は増え続けることになります。


もっと詳しい情報を知りたいあなたはこちらからどうぞ。昨日記事を更新してあります。


『2012年第2四半期エイズ動向』