あるエイズ患者のブログ | HIV(エイズ)検査の受け方

HIV(エイズ)検査の受け方

HIV(エイズ)検査を受けようとする人に、検査の申し込み方法や注意点などを紹介するブログです。

『友よ 私が死んで土に還ったら その土で器を造ってくれ。 その器でお茶を飲む時 私のことを想い出してくれ。』


何とも長いタイトルのブログです。


あなたはいったい、何のブログだと思いますか?


実はこのブログ、ぽちさんと言う男性エイズ患者のブログなのです。

今年の5月の終わりから始まっています。


ぽちさんは昨年末、体調を悪くし、入院します。肺炎でした。

そして、入院した病院で初めてHIVに感染していたことを知らされます。


いきなりエイズでした。


ぽちさんのブログは過去と現在を行ったり、来たりします。

エイズを発症し、病院に入院した記事は過去にさかのぼり、それと並行して現在の生活ぶりも

書いています。


ぽちさんはとても文章が上手で、家族のこと、医師のこと、病院のこと、そして自分の病状のこと、

色んなことを淡々と綴っています。


私は過去にいろんなHIV感染者、エイズ患者のブログを見てきましたが、このぽちさんのブログ

ほどリアルなブログを知りません。


私が今まで読んだ本、見て来た医療サイトなどでは絶対に知ることが出来ない、ナマナマしい

エイズ患者としての実態を記録されています。


身体障害者の申請のこと、高額医療のこと、そんなこともしっかり書かれています。


ぽちさんはブログの中で、


「自分はいきなりエイズだったけど、不安なまま検査をためらっている人、まだ間に合う」


と書いています。


だから、あなたにこのブログを紹介しています・・・・・と言うのではありません!


確かに、そうした気持ちもないことはないのですが、そうではなくて、HIV感染の不安が

全くないあなたにも読んで欲しいと思います。


自分がエイズを発症し、体調がひどく悪い中にあって、エイズと真正面から向き合うぽちさん。

その生きざまに感動します。


本当に安っぽい表現になってしまうけど、もしも自分が同じ状況だったら・・・・そう考えてしまう。

とてもじゃなけど、ぽちさんと同じように冷静ではいられないと思う。


あなたがHIV感染の不安を持っているならぜひ読んで欲しいし、そうでなくても絶対に

読んで欲しい。



HIVとは、エイズとは、いったいどんなものか。生の記録、体験記としてきっとあなたに

何か伝わるものがあるはずです。


ぽちさんのブログはこちら。



『友よ 私が死んで土に還ったら その土で器を造ってくれ。 その器でお茶を飲む時 私のことを想い出してくれ。』