今から13年前、1998年にフジテレビで『神様、もう少しだけ』と言うドラマが放送されました。
このドラマ、覚えています?
ヒロイン真生には深田恭子が、そしてその相手役、啓吾には金城武が出演していました。
このドラマは平均視聴率が22.6%と大ヒットし、主演の2人とも大ブレイクしました。
そしてドラマのテーマはHIV感染でした。
ヒロイン真生は啓吾のコンサートを見に行くお金欲しさにたった1回援助交際をするのですが、
そのたった1回でHIVに感染してしまいます。
1998年当時と言えば、現在よりまだHIV感染者、エイズ患者に対する偏見と差別が大きかった
だろうと思います。
番組が高視聴率を上げて話題になったこともあり、HIVやエイズに関心を持つ若者が増えたと
言われました。
まぁ、実際にこのドラマのおかげでHIV検査に行く人が増えたり、コンドームで予防する人が
増えたかどうか、それを知るすべはありませんが。
このブログで前回書いたように、何かインパクトのあるきっかけがあればHIVやエイズに対する
関心が大きくなると思うのですが。
まさに『神様、もう少しだけ』はそんなきっかけの1つだったように思います。
しかし、よくよく考えてみれば、そんな一過性のきっかけに頼るのではなく、学校や家庭で
しっかりとHIV、エイズ教育を行うべきなんでしょうね。それがきっかけになるのが理想ですね。
でも、日本のHIV、エイズ教育は「性感染症」である、と言う観点が弱い、欠如していると
何かの本で指摘されていました。
そもそも性教育があいまい、役立たずだからエイズ教育もそうなんでしょうね。
こういった現実の問題をタブー視する教育界のお偉いさんがいっぱい、いるのでしょうか。
もっとも、HIV感染は若い世代に限りません。50歳以上の世代におけるHIV感染者は
増加傾向にあります。
例えば、昨年、2010年の新規エイズ患者の60%は40歳以上の世代でした。
自分のHIV感染に気付かず、いきなりエイズを発症した人たちです。
若い世代だけでなく、日本の社会全体がエイズに対して関心が薄れているのです。
でも、私としてはあえて世の中全体とか、そんな大きな話はしません。
このブログを読んでくれている、あなはだけはHIVに感染しないようご用心ください。
そう願っています。