スピッツは(ソングライターの草野マサムネは)、この「楓」に限らず、「ロビンソン」や「POOL」も、なぜロビンソン、POOL、というタイトルなんだろう? と思うよね。 全体にスピッツの曲名は?

 

 これって、「解釈」というより俳句の配合=「取合せ(あるいはシュールレアリスム詩にいうデペイズマン)」に近いのかもしれない、あるいは、一種の隠喩=メタファーなのかな? または、気まぐれ、と思うのである。

 

 歌詞の中には、楓を連想する言葉やイメージがないような気がするのだけど。

 

 ・・・取り合わせは、やや遠いほうが、想像力を刺激するのかもしれないのだが。

 これは、歌詞に描かれる「切ない別れ」と「色褪せない思い出」の象徴だという。

 楓=カエデの花言葉「大切な思い出」や「美しい変化」が、去りゆく時間と成熟を意味し、秋の紅葉(儚さ)にもなぞらえられているという。

 

 まあ、スピッツの歌詞の解釈とタイトルとの距離感は、日本語のPOPミュージックということで、人それぞれにニュアンスが、さまざまに届く、ということで完結してしまうんだろうが、、、

 

 

  楓 (かえで)   

 

      作詞:作曲 草野正宗   編曲:  スピッツ・棚谷祐一

 

忘れはしないよ 時が流れても

いたずらなやりとりや 心のトゲさえも 

君が笑えばもう 小さく丸くなっていたこと

 

かわるがわるのぞいた穴から 何を見てたかなぁ?

一人きりじゃ叶えられない 夢もあったけれど

 

さよなら 君の声を 抱いて歩いていく

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 

探していたのさ 君と会う日まで

今じゃ懐かしい言葉 ガラスの向こうには 

水玉の雲が 散らかっていた 

 

あの日まで 風が吹いて飛ばされそうな 軽いタマシイで

他人と同じような幸せを 信じていたのに

これから 傷ついたり 誰か 傷つけても

 

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

瞬きするほど長い季節が来て

呼び合う名前がこだまし始める

聴こえる?

 

さよなら 君の声を 抱いて歩いて行く

 

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

ああ 君の声を 抱いて歩いて行く

 

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

ああ 君の声を…

 

  ※太字が重要なフレーズかも、、、

 

  まとめの一句。

 

          永訣を知らない頃の青椛(あおもみじ)   ひうち