都知事選の後のTVでの石丸伸二氏とのやりとりで思わぬ注目を浴びた元乃木坂46のマルチタレント山崎怜奈だが、自民党総裁選に「推薦人の構造があること自体が実質的な派閥っぽくならないのかな」と疑問!を呈しているという。

 

 まあ、被推薦人がめでたく首班となった暁には、一般的にみて推薦人には論功行賞が与えられそうである。

 そういう文脈では、これはかなり当たっている論評だろう。

 ほんとうに派閥が完全解消されたかどうかは微妙だが、これを好機と、われこそは、「キングメーカーだ」という御仁が何人か出てきている。ーー わかりやすい構図だ。

 

 また、モデルでコメンテーターのトラウデン直美の発言が物議を醸しているという。

 8月21日放送の『News23』(TBS系)で、自民党総裁選のポスターを「おじさんの詰め合わせ」と発言して、ネット上で賛否両論が分かれているという。

 はたして「おじさん」という言葉がTV上の表現としてコンプラを超えたディスり(ポリティカルにコレクトでない表現?)なのかどうかだが、この場合「問題ない」と思う。

 

 山崎怜奈もトラウデン直美も、いまは若さでやや「言いたいことを言うこと」が、許されている(許容範囲はあるが)節はあるが、田﨑史郎氏や岩田明子氏にない率直さで、「王様は裸だ!」と言えるようにと願うばかりだ。

 

 ますますの精進を期待していますね。

 

 そこで、一句。

          おじさんは裸のまんま夜の秋  ひうち