あの松田聖子が中央大学法学部(通信教育課程)を62歳で卒業した、というニュースが、法律学者・法律家のあいだで話題になっている。

 

小生が、このニュースを知ったのは、10日ほど前のことだ。

 

たしか、中大法科大学院教授で、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時)キャスターを務めるなどメディアでも活躍中の野村修也弁護士が、自身のX(旧ツイッター)を更新し、中大法学部通信教育課程を卒業した歌手の松田聖子を祝福した、というネットニュースを見たのが最初だと思う。

 

いやあ、でも、中央大学の通信課程は理解できても、何故還暦で法学部なんだろう。

 

彼女の「法科(法学部)選択のココロは?」= 松田聖子は、本名:蒲池法子(かまち・のりこ)。 

だから、「法」子=法学部 だ、という説もあるらしい。

 

まあ、ネットニュースは、ほとんど好意的だ。かくいう私もですが。

 

いま、中央大学法学部で通信課程の担当もしたことがある先生と仕事をしているが、

「通信課程は忍耐力がいる。彼女はよく頑張っていた」という評価だ。


「法律を学ぶことができた4年間は素晴らしい時間」
https://hochi.news/articles/20240324-OHT1T51288.html

あの、岡口基一・元裁判官も、「昔は、毎年、聖子のライブに行っていた俺・・・」とブログに書いてあった。

 

来年デビュー45周年を迎える松田聖子だが、娘の神田沙也加の自殺という時期と重なる通信課程を、バレずに頑張ったことは、敬服に値しよう。

彼女なら、ひょっとして、さらにこれから、司法試験合格を目指すかも・・・

 

彼女は、卒業にあたって、以下のコメントを出している。

 

 「このたび、中央大学法学部通信教育課程を卒業することができたことを大変幸せに思います。中央大学で法律を学ぶことができた4年間は、私にとって素晴らしい時間でした。
 あたたかくご指導いただきました先生方、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
 大学で学んだことを糧にして、これからも仕事に励んでまいります。何卒よろしくお願いいたします」と。

 

  そこで一句。

          春風や虎に翼の法子さん  ひうち