「腐敗ばかりの政治は要らない」 と、国会前で「#さようなら自民党政治」デモが行われた、と『東京新聞』が報道した。

 

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金づくりや防衛費の増額などを問題視し、岸田政権の退陣を求めるデモが22日夜、東京・永田町の国会前であった。参加者は「#さようなら自民党政治」と書いた横断幕を掲げ、国会に向かって「腐敗ばかりの政治は要らない」「裏金議員は説明を」と声を上げた。

 登壇した法政大の山口二郎教授(政治学)は、

「大事な予算審議の時期に、裏金問題が最大の政治問題になってしまっている。ひとえに自民党のせいだ」と指摘。

「日本の政治に常識を取り戻すため、政権交代に向けて声を上げていこう」と呼びかけた。

友人と参加した都内の女子大学生(20歳)=文京区=は、

「自民党は裏金問題で政治を滞らせ、機能不全に陥らせている」と憤った。

 公正な社会や政治を目指して行動する10~40代の市民有志を中心とするグループ「WE WANT OUR FUTURE」が主催した。

デモの模様はユーチューブでも配信されたという。

 

 しかし、このエネルギーが「すぐ政権交代へとは結ばない」と世間は冷ややかだ。

なぜなんだろう。あの民主党時代の政権交代が上手くいかなかったからなのか?

十数年前のことだだから、学生は知らないだろうが、大人たちは、民主党政権政治をやや冷ややかに見ている(負の評価をしている)のではないだろうか?

 

 しかし、仔細にみてみると、そうでもないところもある。

官僚支配政治や日米関係への切り込みが、から回りだった側面は否めないが、「自民政治よりまし」「安倍政治がよかった」という印象なのだろうか?

 悪い奴を批判をしていると、快感で、それで正義の政治を回していると勘違いしている野党議員も多いように思う。

 でも、野党議員はみなそうなのだろうか? 私にはそうは思えない。

・・・少なくとも、対外政策、金融・経済政策などは、過去の経験から、二枚腰・三枚腰で、いく知恵もつけられるのではないか? 

 

 私は、「公正・公平な社会・政治を目指して行動する会」(略称:公正・公平の会)を立ち上げられるか?が政治刷新改革の焦点!とみている。

 

 問題は、自民党の石破茂氏を、自民党から外して、「新しい政治勢力」のカシラに付けてゆくオルガナイザーが、いまいないということだろう。

 一時代前の小沢一郎氏のような人物だ。

 立憲民主党なら、岡田克也氏などがキーパーソンになってもいいように思う。

 また政局には、小池百合子氏、橋下徹氏、などのクセツヨの役者も出てくるだろうし、それらのサバキも必要だ。

 あんがい、キーパーソンは、自民系のなかから出てきそうな気がするのだが・・・

 

  まとめに一句。

           クセつよき役者のそろう花の宴  ひうち