音楽プロデューサーの秋元康が監修する「昭和歌謡・昭和ポップス リバイバルプロジェクト」のオーディションを勝ち抜いた最終候補者12人が7月25日、都内で行われたお披露目会見に出席した。
メンバーは、アーティストや役者から元Jリーガー、料理研究家、看護師、サラリーマンなど多彩な顔ぶれとなったが、これって、あの秋元氏が、あからさまに、柳の下の?匹目のドジョウねらいをするんだろうか?――パロディ気分かな?
「昭和歌謡を令和にリバイバル」をテーマに、異例の25歳以上の男性を対象として開催し、秋元氏の監修のもと、今年6月からスタートした審査や合宿を経て最終候補者として青山隼(35歳)ら12人が決定した。
青山は、サッカーJ2徳島ヴォルティスの元MFとして活躍し、U―16やU―20の日本代表経験も持つ。「約10年間プロサッカー選手としてプレーさせていただきました。今回のオーディションは僕にとって新しい試みで、挑戦だと思っております。少しでも皆さまに笑顔をお届けできるように頑張りたい」と意気込んだという。
ネット上では、今回の昭和歌謡グループプロジェクトを、5年連続で紅白歌合戦に出場中の歌謡コーラスグループ「純烈」と重ね合わせる声が多い。
「純烈つぶし!」と不安視するファンも続出している、というが、秋元氏のホンネは、 ――純烈(成功)の残りしろはまだ大いにある(いや、ここがこれから来る!)という戦略なんだろう。これを裏付けるように、両者の関係者に取材を進めた芸能ジャーナリストによると、敵対関係どころか“共闘”ないしWIN-WINの関係までありそうだ。
「純烈」リーダーの酒井一圭も、今回のプロジェクトスタッフもお互いに「一緒に男性の歌謡グループを盛り上げていけたら…」と言い合っている。
中高年だけでなく、20代にも支持を拡大する純烈の姿を見ると、まだまだ歌謡グループが少ないぐらい。新たなムーブメントとなり、近い将来、戦国時代に突入するかもしれない」という(音楽関係者)が、たしかにそういう面はあるだろうが、果たしてそううまくいくのかなあ、というのがわたしの実感だ。
最終候補者の12人は「SHOW―WA」「MATSURI」の2チームに分かれ、2024年元日にavexからのメジャーデビューをかけ、しのぎを削ることになるそうだ。
が、おそらく、令和的な昭和テイストにとって、これからの時代は、ゴスペラーズ的なハーモニー(ハモリ)と東京ゲゲゲイ的なオヤジダンスが、求められるような気がする。
そこで一句。
夏の夜の昭和の夢のブルドッグ ひうち