オムニバス「永遠の戦後歌謡全集」という5枚組100曲のCD集が発売されている。
曲のセレクトからみて、現在70歳以上で、80前後がメインターゲットだろうと思われる。
そう、戦後1945~60年に10~20歳くらいだった人をねらうというは、和田秀樹『80歳の壁』(幻冬舎新書)が売れていることを考えると、スジとしては間違ってはいないだろう。
形式:アルバム / CD 発売日:2017年10月30日
品番:TFC-2961 価格:¥10,000(税抜) ¥11,000(税込)
レーベル:テイチクエンタテインメント
*いやあ、この「テイチク」(帝国蓄音機?)という名が懐かしい。
【コピー】 戦後、焼け野原から奇跡の復興をとげるなかで、人々に夢や希望を与えてくれた名曲の数々・・。暗い時代を写しながらも、漠然とした光を感じさせる、新しいリズムやメロディー。今企画は、そんな戦後の歌謡曲から選りすぐりの100曲を集めました。激動の時代に生まれた名曲は、今もなお私たちの心に生き続けています。
――「戦後歌謡」≒時代的には1945~1960年頃限定か? 昭和歌謡ではなく、戦後歌謡としたのも、そうした理由なのかもしれない。
◆CD5枚組 収録内容
*DISC-1 かえり船
1 かえり船@ / 田端義夫
2 夜霧のブルース@ / ディック・ミネ
3 月がとっても青いから@ / 菅原都々子
4 ふるさとの燈台 / 田端義夫
5 雨の酒場で / ディック・ミネ
6 玄海ブルース / 田端義夫
7 長崎エレジー / ディック・ミネ、藤原千多歌
8 むすめ巡礼 / 鈴木三重子
9 江の島悲歌 / 菅原都々子
10 かよい船 / 田端義夫
11 母紅梅の唄 / 菊池章子
12 連絡船の唄 / 菅原都々子
13 星の流れに@ / 菊池章子
14 お別れ公衆電話@ / 松山恵子
15 愛ちゃんはお嫁に@ / 鈴木三重子
16 未練の波止場 / 松山恵子
17 憧れは馬車に乗って / 菅原都々子
18 お月さん今晩わ / 藤島桓夫
19 泪の夜汽車 / 真木不二夫
20 岸壁の母@ / 菊池章子 →二葉百合子で
*DISC-2 リンゴの唄
1 リンゴの唄@ / 並木路子、霧島 昇
2 東京ブギウギ@ / 笠置シヅ子
3 青い山脈@ / 藤山一郎、奈良光枝
4 悲しき口笛@ / 美空ひばり
5 長崎の鐘@ / 藤山一郎
6 水色のワルツ@ / 二葉あき子
7 あざみの歌@ / 伊藤久男
8 リンゴ追分@ / 美空ひばり
9 胸の振子@ / 霧島昇
10 君の名は@ / 織井茂子
11 高原列車は行く@ / 岡本敦郎
12 小島通いの郵便船 / 青木光一
13 三百六十五夜 / 霧島昇、松原 操
14 無法松の一生@ / 村田英雄
15 柿の木坂の家@ / 青木光一
16 王将@ / 村田英雄
17 ソーラン渡り鳥@ / こまどり姉妹
18 どうせひろった恋だもの@ / 初代コロムビア・ローズ
19 港町十三番地@ / 美空ひばり
20 東京だョおっ母さん@ / 島倉千代子
*DISC-3 憧れのハワイ航路
1 憧れのハワイ航路@ / 岡晴夫
2 長崎のザボン売り / 小畑実
3 上海帰りのリル@ / 津村謙
4 赤いランプの終列車@ / 春日八郎
5 啼くな小鳩よ@ / 岡晴夫
6 小判鮫の唄 / 小畑実
7 お富さん@ / 春日八郎
8 喫茶店の片隅で / 松島詩子
9 雪の降る街を@ / 高英男
10 リンゴ村から@ / 三橋美智也
11 別れの一本杉@ / 春日八郎
12 おんな船頭唄 / 三橋美智也
13 ここに幸あり@ / 大津美子
14 哀愁列車 / 三橋美智也
15 南国土佐を後にして@ / ペギー葉山
16 古城@ / 三橋美智也
17 下町の太陽@ / 倍賞千恵子
18 長崎の女@ / 春日八郎
19 ウナ・セラ・ディ東京@ / ザ・ピーナッツ
20 東京の灯よいつまでも@ / 新川二朗
*DISC-4 港が見える丘
1 港が見える丘 / 平野愛子
2 銀座カンカン娘@ / 高峰秀子
3 夜来香@ / 山口淑子
4 異国の丘@ / 竹山逸郎、中村耕造
5 高原の駅よ、さようなら@ / 小畑実
6 東京の屋根の下@ / 灰田勝彦
7 街のサンドイッチマン@ / 鶴田浩二
8 ガード下の靴みがき@ / 宮城まり子
9 赤と黒のブルース@ / 鶴田浩二
10 君恋し@ / フランク永井
11 落葉しぐれ / 三浦洸一
12 アルプスの牧場 / 灰田勝彦
13 若いお巡りさん@ / 曽根史郎
14 桑港のチャイナ街@ / 渡辺はま子
15 踊子@ / 三浦洸一
16 お座敷小唄@ / 松尾和子、和田弘とマヒナスターズ
17 誰よりも君を愛す@ / 松尾和子、和田弘とマヒナスターズ
18 湖愁@ / 松島アキラ
19 有楽町で逢いましょう@ / フランク永井
20 いつでも夢を@ / 橋幸夫、吉永小百合
*DISC-5 チャンチキおけさ
1 チャンチキおけさ@ / 三波春夫
2 懐しのブルース / 高峰三枝子
3 白い花の咲く頃@ / 岡本敦郎
4 君忘れじのブルース / 淡谷のり子
5 ズンドコ節(街の伊達男)@ / 田端義夫
6 カスバの女@ / エト邦枝
7 イヨマンテの夜@ / 伊藤久男
8 麗人草の歌 / 林伊佐緒
9 悲しき竹笛@ / 近江俊郎、奈良光枝
10 親子舟唄 / 田端義夫、白鳥みづえ
11 青い夜霧の港町 / 大木実
12 次男坊鴉 / 白根一男
13 船方さんよ@ / 三波春夫
14 稗つきくずし / 天津羽衣
15 雪の渡り鳥@ / 三波春夫
16 湯の町エレジー@ / 近江俊郎
17 男のブルース / 三船浩
18 かりそめの恋 / 三条町子
19 ダンスパーティーの夜@ / 林伊佐緒
20 星は何んでも知っている@ / 平尾昌晃
20×5=100曲のうち、曲がわかる(一部歌える)のは、@印をつけた。68/100になる。約7割という勘定だ。1954年田舎生まれとしては、よく知っているほうかも。
なぜ覚えているんだろう? 家がレコードを持っていたわけではないし、TVも1964年になって購入したから、やはり母がよく聞いていたラジオから流れていたと考えるのが妥当か。
タイトルの「永遠の戦後歌謡全集」だが、小生の世代には「永遠」ではいように思う。
まさか、「永眠」の誤植ではないでしょうね。
なかでも、「夜霧のブルース」は今でも聴きたい曲だ。
※なお「このCDの音源は、アナログ録音とSP盤からの復刻音源のため、マスターテープに起因するノイズ、歪み等があり、一部お聴き苦しい点がございますことを、ご了承ください」――とのこと。
最後に一句。
彦星の何も知らない日の逢瀬 ひうち





