最近のEDケアの広告の隆盛は、そのうらに、 売れている=流行っている=日本の男性の男性意識の変化 を読み取ることができるのではないか、と、最近密かに考えている。
一時期、バイアグラが、女性バイアグラも含め、隆盛を極めたが、ここ数年下火となり、いまは、ご承知のように、ソフトな健康補助食品のタイプ≒EDケア が流行っておるというわけだ。
この変化は、じつは、男たちが求められる男性性(マスキュリニティ)が、マッチョからソフトへと変化しているからなのではないかと思われる。
もちろん、マッチョは、武田真治の筋肉体操のようなものもあるが、これといえ、必ずしも、おとこおとこした男臭いものが求められているわけではないと思える。--これは、自己愛の表現なのだと思う。三島由紀夫の時代から、マッチョは同性愛の隣にいたのだから。
ということで、短いエッセイでは、十分に語りえないが、LGBTなど、性欲というもののオリエンテッドが、刷り込みでない場合は不透明であるといったことから、異性を対象としない性欲≒性行動の模索が徐々になされようとしている、そんな時代に入った感が私にはある。
とはいえ、私の歳では、すでに刷りこまれた 女体の神秘 への欲望は強いが、征服欲はない、いわば共歓欲といったところではないのかなあと、自己観察する次第である。
【ひうち・なだ】