スラップないしSLAPP訴訟(: SLAPP、strategic lawsuit against public participation、恫喝訴訟、威圧訴訟、批判的言論威嚇目的訴訟)とは、訴訟の形態の1つで、社会的にみて「比較強者」(社会的地位の高い政治家、大企業および役員など)が、社会的にみて「比較弱者」(社会的地位の低い個人・市民・被害者など、公の場での発言や政府自治体などへの対応を求める行動が起こせない者)を相手取り、恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こすものをいう。

アメリカで戦略的訴訟として広がり、日本でも、音楽評論家のU氏が、ターゲットにされている訴訟がある。

 

たとえば、昨日の話題で恐縮だが、片山さつきVS週刊文春という形で、訴訟が起きると聞くと、ふつう相手は文藝春秋社かと思う。しかし、名誉棄損訴訟は、戦略的に記者個人を相手として訴訟提起するのである。要は、弱い個人を狙い撃ちし、会社と切り離すのである。

報道によれば、片山も名誉棄損訴訟を検討するというが、相手が文藝春秋社だと他の影響もあり事態を大きくしすぎてしまう。おそらく、スラップ訴訟を考えるのではないか。

 

そういう風にして、表現はどんどん力によって切り詰められていくのだろうか。

それが、心配である。

                                                              【ひうちくん】