ポスト安倍の具体的動きが出てきた。

自民党の石破茂が,「加計孝太郎理事長を国会に呼べ」と言い出した。

一連の加計・森友騒ぎを,好機と感じているようだ。

これは,岸田,野田もそうだろう。

 

石破は,タカ派=右翼的メンタリティ派,とみられているが,あんがい話がわかる。芸能界にもパイプがある。かつての中曽根のように。防衛強化派でも,シビリアンコントロールには敏感なようだ。一定のバランスはとれている。ファナティックな右翼ではない。

 

岸田は,宏池会系ハト派と見られている。が,石破とのタカ,ハト分布は今ひとつ不分明だ。野田は,女性ということもあって,独自のスタンスにいる。言動はどちらかと言えばハト派だ。ハト派は,穏健な保守,と言われるが,この三人の違いは,個人の政治感覚の違いが大きいのではないか,と考える。イデオロギーや信条で政治政策を分析する時代は終わりつつあるのだ。

 

では,野党のほうは,しばらくチャンスはないのか。

代表格の立憲民主党の動きを見ると,しばらくは,地道に勢力を大きくして勝負に備えます,という感じだ。他の民進系野党もいまは引っ張っていく力はない。

共産党もいまの考えではイニシアティブは取れないだろう。

 

ようは,発想が柔軟な,小沢一郎などのような若手政治家が出てこないと,野党の求心力は出ないということだろう。

 

そこで,野党は,小泉進次郎をクロスして担げ! と言いたい。単に神輿(みこし)ではなく,組閣構想を持って考えるということだ。政権を取ることは,批判だけではすまない。日米関係をはじめとする外交,財政,行政機関と内閣関係,など,なにをどこまでやるかという政権構想を持つ必要がある。

いまの左派ポピュリズムに欠けているのは,批判の政治=アンチの政治から,ガバメントとガバナンスの政治そしてビルディングの政治なのだ。

こうした,構想をビルトインした野党勢力が出てくれば,パーソナルパーティ化する政治の時代を切り開くことができるかもしれない。

まあ,一番の近道は,自民党の次の次のプリンスである小泉進次郎を親父ごと,クロスのワザで自陣営に取り込む作戦をたてればいいのではないか。まあ簡単ではないだろうが、そういうラディカルな発想があってもよいのではないだろうか。

                                            【ひうちくん】