1960~2000年の40年間をとってみても、日本の「北国」曲は、多い。

しかし、みんな同じテイストではない。

 

1、「北国の春」タイプ==出稼ぎ、春に故郷にかえる、望郷のうた。

2、「北国の二人」(ブルコメ)タイプ==「北国の青い空」もそうだが、湖、森、泉、小舟、野ばら、など、洋風の北国 :北欧、ノルウエーかフィンランドのイメージか。

3、「北空港」タイプ==札幌、すすき野、千歳空港、、、、札幌の夜は、出張、単身赴任など、火遊びの匂いか?

4、「北酒場」タイプ==3に近いが、エロスがない。

5、「北国行き」タイプ==失意・失恋は、北へ、夜汽車で、小林旭も綱木&みどりも。

6、「北の宿から」タイプ==北は、寒さ(半面としてのぬくもり)の象徴でもある。こころのメタファーとしても使いやすい。

7、「北の国から」タイプ==倉本聰のイメージ。さだまさしの「ああーあああああーー」は、北海道の大地のひろさをイメージさせる。

 

なお、ここで疑問だが、「北国」って、日本ではどこらへんを指すのだろうか?

ネットで調べると、「石川、富山、新潟あたり」と。「北國銀行、北國新聞」(ほっこく、と読み、本社は富山らしい)、夜行列車「北国」は、大阪から新潟までだったそうだ。

 

そうか、歌謡曲の「北」ないし「北国」は、岩手、青森、と北海道、のイメージだよなあ。
もっといえば、北欧もあるのだから。

 

まあ、それぞれの曲に合わせて、「北」というものをゴタクを並べつつ想像し、鑑賞・解釈しましょうか。

 

                                                【ひうちくん】