尾崎亜美ー杏里「オリビアを聴きながら」(1978年11月発売)の歌詞に登場するわたしとあなたの関係は?

と書いたのは訳がある。

この歌は、すでに多くのミュージシャンにカバーされ、スタンダードナンバーになっている。

なぜなのだろう。女性だけでなく、徳永英明やハナレグミもカバーしている。

 
それは、歌詞の謎にあるのではないかと思う。もちろん曲もいいのですが。
作詞: 作曲は、ご存知、尾崎亜美ですが、歌詞のどこに謎があるのだろうか?

歌詞の感じは、「わたし=女性が、あなた=男性との別れを未練っぽくなく、…ピリオドをわたしから打たないと、収まらない感じ、しかたがないなあ、けれどこたえるわよねー、オリビア・ニュートン=ジョンのMaking a good thing better(きらめく光のように)という恋のはじめのような曲が、かえって私にはなぐさめになるわ(こころが揺れ動くけれど)、もうおしまいだわ」という感じだろうか?

 

歌詞を見てみよう。


お気に入りの唄 一人聴いてみるの
オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから
ジャスミン茶(ティー)は 眠り誘う薬
私らしく一日を 終えたいこんな夜

出逢った頃は こんな日が
来るとは 思わずにいた
Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ  ⇒ 「いいえ」は、Making good things better を打ち消している。
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

   ⇒ 疲れ果てた/あなた 私「の幻」を愛したの  〔疲れ果てたわ、いったいあなたは私の何を愛したの、幻なの〕

      と補助線を引いてみたが…。以下同。

眠れぬ夜は 星を数えてみる
光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔 ⇒ 「あなた」は、このあたりでは肯定的な存在だ(こころが揺れている)
誕生日には カトレアを忘れない

優しい人だったみたい けれどおしまい ⇒ 上3行の否定だね。「だったみたい」が意味深。もうこころは決着をつけようとしている。

夜更けの電話 あなたでしょ
話すことなど 何もない   ⇒ かなり、わたしは、ご立腹だ(こころはもう揺れ動かない)
Making good things better
愛は消えたのよ 二度とかけてこないで  ⇒ とりつくしまもない感じ
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの  

出逢った頃は こんな日が
来るとは 思わずにいた
Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

 
 ※ ⇒ 印 は、私の解釈ですが、どうでしょうか? わたし、あなた、ともに、女性かもしれないですね~。
                                     
                                   【ひうちくん】