内田貴氏といえば、元東大法学部の民法の教授で、その後、法務省参与として、債権法改正をリードした学者である。
その内田氏の債権法改正後の最初の著作が、日本法制史の著作であることに驚いた。
それと、版元が筑摩書房である。
この本は、装丁もフォントも美しい。
装丁は、間村俊一、組版・印刷は、精興社である。ーーこれは、業界人なら「おお~」と思うだろう。
贅沢なつくりだ。
東大出版会ではなかったのだ。また、羽鳥書店でもない。
巷間うわさのある、内田民法シリーズ(東大出版会)は、改訂しないで絶版にするというのは、本当かもしれない。
内田氏は、軽く弁護士をしながら、余技の世界にいってしまったのかもしれない。
余技だとしても、これは本格的だ。
残念だが、この歴史研究の分野での活躍を祈りたい。 【ひうちくん】