秋吉久美子という女優を知っているだろうか?

 

1970年代の代表的な女優と言ってもよい。

あのなげやりで物憂い感じ、アンニュイとデカダン、不思議ちゃんの感じが、当時のポスト全共闘の時代(それはポスト連合赤軍の時代でもあったが)にふさわしいシンボルだったのかもしれない。

 

ある年の春の統一地方選挙で、共産党から市議候補「有吉節子」、府議候補「吉村久美子」が出て、赤い文字の大きな看板が、左京区の京都大学や北白川方面に並んでいた。

友人と歩いていて、「これじゃあ、秋吉久美子って書くやつがかなりでてくるよなあ」と、冗談で言っていたが、

案の定、府市とも「秋吉久美子」と書いた無効票がかなり出たという噂があった。

それほど、秋吉久美子と共産党が、京大周辺では強かったのだ。

 

それで、京大のタテカン撤去問題だが、いま京大が困っている中核派の一部事実上占拠問題とかかわっているのかどうかは、不明だが、

いまのタテカンに、中核派の濃い影響は感じられない。

たしかに、中核派は巧妙に一般学生を装っているが、ビラの内容をみれば、わかる。--大学当局もそういう認識だろうが。

そうであれば、このタテカン問題は、京都市の景観条例違反だと言われても、話し合う余地はあるだろう。

学生が、仮処分申請をすることも可能なはずだが、当局はそれも見こして手を打ってきたのかもしれない。

 

今後を注目したい。

                         【ひうちくん】