タバコは、平成になって急速に、「迷惑商品」「税金だけとれる商品」などと忌避されるようになった。
それまでは、わりと歌詞のなかに「タバコ」が入った曲もあった。
「うそ」【折れたタバコの吸い殻であなたの嘘がわかるのよ】(中条きよし)とか、「ベッドで煙草を吸わないで」(松尾和子など)、意外なところで、1998年の竹内まりや「カムフラージュ」(「眠れる森」テーマ)は、「あなたの好きなタバコのにおい、に包まれて~」とある。でももう20年前だ。
では、電話はどうだろう、公衆電話系では、「お別れ公衆電話」(松山?子)という曲があったが、僕の生まれる前の曲かもしれない。
稲垣潤一のたしかデビュー曲の「雨のリグレット」は、「公衆電話から別れる予感の相手に電話するという設定だったと思う」。
竹内まりや「告白」は、イントロ前に電話のベル(コール音)がなる。
薬師丸ひろ子「もっと・あなたを・知りたくて」では「~もしもし、誰だかわかる?~というのがあるが、これは、こっそり彼の部屋に来ているという設定を考えないと、「変な子?」になる」。
郷ひろみ「夢を破らないで」はたしかアルバムの1曲目で「もしもし、いま部屋でアルバムを聴いてるんだ。とってもいいアルバムなんだ。君も一緒に聴いてみない。」などなど。
ーーでも、これらは、30年くらい前だ。もう、スマホが流行歌の小道具になりうるのだろうか?やや疑問だ。--小道具になるのは、アナログで、存在感や「存在のにおい」のあるものになるだろう。
かといって、ドラッグやSEXは、NGだろう。
まあ、尾崎豊の曲には、ドラッグやバイクを盗む、ボンネットから星を見上げる、ガラス窓を割るといった行為を歌詞にした曲もあるから、いちがいにダメではないだろう。
サザンの初期の曲に「女呼んでブギ」というポピュラー音楽歌唱賞をとった曲があるが、これは、のちに放送禁止になった。--「女 呼んで もんで 抱いて いい気持ち 夢にまでみた ロック&ロール 女なんてそんなもんさ」 という詞は、やばかったのかな。桑田いわく「ロック&ロール=SEX行為」といっていたから、余計かも。
しかし、あまり清潔でヤバくない流行歌はつまらないと思う。
【ひうちくん】