ザ・ダイナマイツの「恋はもうたくさん」をよく聞くが、いまから見ても、詞、曲、編曲、歌唱法、演奏、どれをとっても、1960年代後半の時代的な焦燥感がよく出ている。

 

歌詞は、橋本淳だが、橋本にしては、切れがいい。作編曲は鈴木邦彦だが、鈴木はこのころいい曲を書いている。

 

ザ・ダイナマイツの感じは、いかにも当時の不良という感じだったように思う。

「トンネル天国」というA面曲は、「トンネル抜けて~トンネル抜けて~」という、「それがどうした」という曲だったが、B面のこの「恋はもうたくさん」をA面にしとけよ!といいたいくらいだった。

 

詞は、詳しくは書けないが、

「キザなセリフで 恋に溺れた お前の好きな オレのくち~びる~」

「苦い別れは 風に流して 踊るオレ~には 夜明け~は~ないさ」

「祈りをこめた こころの叫び つらい つらい つらい 恋はもうたくさんだ オレには オレ~には」

「赤いドレスが 涙こぼした おれの躰に すがりつ~く恋 」

 

そのあと、ギターのファズ音の効いた間奏があって、2コーラス目は、瀬川と山口のツインボーカルで、はもるのだ。ーーこれがいいのだ。

 

バニーズの「愛のリメンバー」もいい。ヒロシ&キーボーの黒沢ヒロシの、寺内タケシゆずりの、ギターリフもなつかしい。

 

ああ~、GS万歳だな~~。

 

                                              【ひうちくん】