みなさんは、J-POPであれ演歌であれ、ある曲を歌っていたら、途中で別の曲に変わっていて、「あれ?」と思ったことはありませんか?

 

たとえば、チェッカーズの「星屑のステージ」を歌っていたら、「~折れの歌届くかな~お前のそのそれへ~」から、吉幾三の「酒よ」の出だしにかわっていた、とか。

よくあるネタだが…。

 

たとえば、ちょうど1968年の春(もう50年も経つんだ)に、ザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」が出て売れた。作曲は、赤い鳥などをプロデュースした村井邦彦さんである。

 

と、思ったら、同年1968年の夏に出したフォー・リーブスの事実上のデビュー曲「オリビアの調べ」(「オリビアの涙」だとばかり思っていた)。なかなか名曲である。途中で、スローになって青山孝がセリフを語るように「オリビ~ア~**おくれ~」と歌う。もちろんコーラスも入る。作曲は両邦彦の一人、鈴木邦彦さんである。

 

なんとなく似ている。最初から歌える感じ。

「み~ずうみに~きみは身~をなげた~」が

「あ~の星は と~おい~オリビアの涙~」と。

どうして、これだけ近くで、似てしまったのだろうか。

これはどうも、当時はやった外国曲に元ネタがあるような気がする。

また探してみようと思う。

 

さらにいうと、鈴木邦彦さんのパクリは、もしかすると、「エメラルドの伝説」を超えているかもしれない出来ではないかと思うのである。    【ひうち】