僕の視線の先に -193ページ目

津軽海峡冬模様








青森県下北郡東通村


1年半ぶり2度目の青森へ

前回は初夏でしたが今回は冬です。

大きく2つの撮影目的があったのですが

どちらも天候に大きく左右される被写体でしたので

天気予報とにらみ合う日々が続いていました。

気が付けば都心では梅が咲き始め、春の足音が・・・

焦る気持ちが、ちょっと強引に僕を駆り立てました。


FOX-7
















宮城県白石市 蔵王きつね村


これは北極きつねという大変貴重なきつねだそうです。

体のつくりもちょっとずんぐりしてますが、体毛の生え方が

他のきつねとは根本的に異なるように見て取れました。

密度がすごいです。まるでぬいぐるみのようでした。

氷点下50℃の過酷な環境でも活動できるのだそうです。

優しいまなざしをしていました。

不思議なことに、夏毛になると「真っ黒」になるみたいです。

ちょっと不思議なヤツですね。

FOX-6



勝ち組-1



勝ち組-2







敗者-1





敗者-2




さあ、あたしのために戦いなさいよ!




というわけで、抗争開始





抗争中






ちぃっ!負けたくそっう




僕は怖いから、ひとりでいいや、てへへ。





おっ!いい雌発見か!(アニキ、目の色違いまっせ)







不気味な笑みを浮かべながら、そろりそろりと接近中・・・かと思いきや






実はスノボーに夢中





舌技特訓中





ストーキング中・・・(キミ確か前回も・・・)


恋の季節それぞれ

そう、この時期は繁殖期だそうで

どうりであちこちでガウガウやってたのですね。

敗者は、ほんとうに痛々しいです。

耳が千切れたり、目がつぶれてたり

より強いDNAを残さねばいけない宿命なのですね。

でもよくよく調べてみると

通常は相手より、より大きく口を開けたもの勝ち

みたいなルールがあるようです。

ゆえに痛々しいのは単なる喧嘩?

また、兄弟同士の挨拶でもそういった行動がとられるとか。

よくわからないですね(汗




FOX-5






































宮城県白石市 蔵王きつね村


春まで待てずに、1か月ぶりに再訪。

前回の穏やかな朝とは異なり

今回は強烈な地吹雪の中での撮影となりました。

立っているのもやっとなくらいの猛烈な風が

深夜に降り積もったパウダースノーを舞い上げ

目も開けていられない状態です。


そんな中でもキツネたちは、まるで水を得た魚のごとく

生き生きと元気よく走り回っているのです。

時折風が弱まるその瞬間だけがシャッターチャンス。

やっぱり、雪が似合いますね。















落雪模様



























埼玉県秩父市 三十槌の氷柱


昼ごろになって気温が上がると

上部の木々に積もった雪が、音を立てて落ちてきます。

そんな落雪が木々を揺らしながら落ちてくるその時

木の陰に遮られた太陽の光が、一瞬だけ顔を覗かせるのです。

光は落ちていく雪の姿を克明に浮かび上がらせ

雪は光を反射して道を映し出します。

ほんの一瞬のできごとですが、シャッタースピードを段階的に変化させ

いろんなイメージを描いてみました。


当然、僕の頭の上にも容赦なく雪は落ち続け

いつのまにか、カメラもレンズもビショビショでした。









三十槌の氷柱


















埼玉県 秩父市


秩父市には3大氷柱と言われるポイントがあるようで

唯一、ここ三十槌(みそつち)だけが天然氷柱だそうです。

ただ、天然なのは下流の方(写真2枚目と3枚目)だけで

少し上流のスケールの大きな氷柱は人工です。


氷柱といえばスッカン沢で巨大なのを見慣れているので

それほどインパクトはありませんでしたが

なにせ駐車場からすぐというのが手軽でいいです。


当日はちょっと気温も高く、到着したのが遅かったので

氷柱も随分やせ細って溶けかかっていました。



夕暮れ時



















千葉県木更津市 江川海岸


この辺りの海面は独特ですね。

まるで海じゃなくて湖沼のような感じがします。

ぼんやりと夕焼けを眺めるのも

なんだかとても久しぶりな気がしました。


















千葉県南房総市 根本海岸


遅い朝日が昇り、周囲に光が回ってきた時

自分のすぐ脇にあるそれに、初めて気が付きました。

甲長1mほどのアカウミガメの亡骸です。

誰かが砂をかけておいたからか、

その姿は今にも動き出しそうなほど

とてもきれいな状態でした。


もう少し東の鴨川あたりは、ウミガメの産卵地としても有名なので

きっと迷い込んでしまったのでしょうか。


僕はなす術もなく

朝日に照らされた骸に、

静かに手を合わせる事しかできませんでした。



高原の朝























長野県諏訪市 霧ヶ峰~車山高原


早朝の気温はマイナス15℃

風がなかったので、まだ平気でしたが

それでも1時間立っているのが限界でした。

撮影というよりも、耐寒テストに行ったような感じ・・・。

ヴィーナスラインは雪も少なく走りやすかったです。

抱擁























長野県山内町 地獄谷温泉


動物の目をじっと見つめてはいけません。

それは敵対心の証なのだそうです。

まあ、人間の世界でもそういうのありますよね。

この場所でも注意事項に記載されていました。

さしずめカメラのレンズは大きな目玉ですが

一日中さらされている彼女たちは慣れてしまっているのでしょうか。

それでもなんだかちょっと迷惑そうな表情ですね。


当日の気温はマイナス4℃くらい

じわじわと骨身にしみる寒さでしたが

やはりこのショットには、雪が欲しい・・・。