スミレって
近所 2021/3/9
”スミレってね
ブルーな恋人同士が キスして キスして
生まれた花だと思うの”
そんな台詞、真顔で言われた瞬間
「んなわけ、あるかいっ!」
て、便所のスリッパで頭ひっぱたいたり・・・
僕はしないかも知れませんが
なぜか手に持っていたら、
しないければいけないのかなぁと悩みます。
実はスミレって、
スミレと認識して撮影するのは
初めてでした。
この歌、ブルーコメッツのカバーだったとは知りませんでした。
岩崎宏美の涙の理由も知りませんでした。
・・・この日の朝、結婚を反対されたオネイサンが、家を出て行ったのだそうです。
この歌を歌うように勧めてくれたのが、そのオネイサンだったそうです。
「こりゃ、もう崩れるな・・・」ってところから、突然何事もなかったかのように復活し
最後まで歌い切りましたね。ちょっと感動しました。
行ってはいけない
2017/5
5月だというのに山肌に雪が残る
岩手県の山中
太陽も雲に隠れ、周囲も薄暗くなり
今夜はここで車中泊しようと決めかかったのですが
どうにもあの道の奥が気になって仕方がありませんでした。
でも足が動きません。
それよりなにより
一刻も早くこの場所から離れよう。
そう感じて山をおりました。
舗装された道ですので、何も問題ないでしょうに
好奇心は疼くのですが
同じくらい得体のしれない恐怖心も芽生えました。
特に霊感があるとかじゃないですが
見知らぬ土地に行くと
身体が全力で拒否する道なり方向が
ごくたまにあったりします。
きっと何もないのだとわかっていても
そういう時は素直に本能に従います。
自然を相手にする時は
臆病者くらいがちょうどいい。
大切なもの
近所 2021/2/23
何というのでしょう
両手で握りしめていた大切なものを
そっと開いて見せてくれるような
そんな感じ
(キクザキリュウキンカ)
その昔
小さな女の子が
大事そうに両掌に何かを包み込んで
歩いていたんです。
「その中には何がいるのかな?」
僕が声をかけるとその女の子は
細い指をそっと広げて
僕の目の間に小さな手を差し出してくれました。
そこにいたもの
トクン トクンと脈打つ
赤くてぬるぬるしてグロテスクな・・・
「これは…何なのかな?」
僕がそう尋ねると
女の子はそっと指を閉じて
またゆっくりと歩きだしてしまいました。
そして去り際
「おじさんの大切なものだよ・・・」
そんな言葉が僕の耳をかすめた気がしました。
人様が大切にしているものは
うかつに覗き込まない方が良い場合もあるって話。
























