旅の思い出「赤滝」 修験道ゆかりの霊地(栃木県) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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赤滝(那珂川水系中川)

 

往訪日:2024年11月24日

所在地:栃木県矢板市長井地内

アクセス:八方道路から県民の森方面に逸れ、湯沢橋から徒歩15分

駐車場:湯沢の橋のたもとに4台ほど

トイレ:なし

 

《溶岩が織りなす地球のダイナミズム》

 

赤滝鉱泉に泊ったので、その謂れとなった赤滝をみようと旅の最後に訪ねることにした。

 

 

然したる情報がないのでグーグルマップに誘導されるがままにやってきた。この先に赤滝に向かう林道が分岐しているのだが、三角コーンで封鎖されている。徒歩でしかいけないのだろう。少し戻って中川(湯沢)のたもとに数台分のスペースを発見。「駐車場」と標識もあるのでここに停めるのが正解なのかも。

 

「何の駐車場か書いてないんだよね」サル

 

赤滝に誘導する標識もないしね。

 

 

林道分岐に一台の車。先客かな。

 

道筋に「熊注意」「クマ注意!」「河川敷侵入不可」と脅し文句が続く。クマスプレー持って来てないし。

 

「最近のクマはスプレー掛けた人間に復讐するらしいよ」サル

 

余計ダメじゃん。

 

 

15分ほど歩くと河床の様子に変化が。

 

「ナメナメになってる」サル

 

一枚岩らしい。ということはこのあたりが怪しいね。

 

 

お!これが赤滝か?祠もあるし。と駆け寄る僕におサルが後ろから。

 

「そっちじゃないよ」サル

 

え?

 

 

これは通り過ぎちゃうよ。ガードレールの一段下に標識があるんだもの。

 

「おサルは気づいた」サル

 

おサルに道迷いを指摘されるようではもう終わりだね。

 

 

お!見えてきた。かなり立派な滝だね。足場は滝行するためのアプローチなのだろう。僕たちはそのような趣味はないので。

 

 

この赤い地層が赤滝の由来なのだろう。鉄分を多く含んだ火山灰層の上にケイ素を多く含んだ溶岩流がドッと流れ込んだ感じだ。高原山の火山活動を物語る貴重な自然遺産だ。

 

 

もっと下まで降りてみた。

 

 

正面から近づいてみる。渇水期だから滝そのものはおとなしい。

 

 

間近で見ると大迫力だね。

 

 

左岸側に祠のようなものがあるので岩伝いに向かった。渇水期だから訳なく行けたけれど水量次第では渡渉は無理だな。

 

 

朱塗りの鳥居が鮮やか。年代物のようで基礎が腐っている。

 

 

修験道の遺構だね。

 

 

こっちは鈴がぶら下げられていた。結局滝の見物人は僕ら二人だけだった。戻ることにしよう。

 

 

舗道に戻り、冬眠前のクマが怖くて歌いながら歩いていくと、向こうからカメラマンがひとり現れた。あの人が車の主だったのだろうか。名瀑に値する滝だったけれど、媒体の露出が少ないせいか、観光客がいないのは少し勿体ない気がした。

 

「15分歩くのが皆イヤなのかも」サル

 

(栃木温泉旅おわり)

 

ご訪問ありがとうございました。