ぐるめ探訪「千茶屋」で群馬で一番旨い塩らーめんを頬張る(群馬県・太田) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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サルヒツのグルメ探訪♪【第174回】

塩らーめん 千茶屋(ちさや)

℡)0276-55-0620

 

カテゴリ:ラーメン

往訪日:2023年2月18日

所在地:群馬県太田市大島町127-1

営業時間:(月曜+第三火曜定休)

11時~15時(麺切れ次第終了)

■16席(カウンター8席+テーブル8席)

■アクセス:東武伊勢崎線・太田駅から約1.7㌔

■駐車場:約30台

■予算:1000円~

■予約:不可

■支払い:券売制

 

《やっぱり綺麗系が好きbyおサル》

 

ひつぞうです。岩宿遺跡を訪ねたあと、一路南下して《塩らーめん》のジャンルでは群馬ナンバーワンの呼び声高い千茶屋に向かうことにしました。以下往訪記です。

 

★ ★ ★

 

遺跡に眼を奪われ過ぎて、到着前に開店時刻を過ぎてしまった。まずは駐車できるのか。そこからこの店との攻防は始まる。

 

「そんな大げさな」サル

 

 

太田記念病院の南側の四つ角にその店はあった。いや正確には三つの店舗が同居した建物だ。駐車禁止のスペースもあるので極力注意しよう。既に10組以上が記名を終えていた。

 

「記名後は車の中でお待ちくださいって」サル

 

でも順番になっても判らないよね。

 

「拡声器で呼ぶらしいよ」サル

 

まじ?

 

 

興味深いので、そそくさと車に戻ったおサルと離れて、その後の様子を観察した。数組1ロットで回転させているらしい。女将さんが表に出ては拡声器で呼びあげる。30分ほどで我が家が呼ばれた。店内はL字カウンターとテーブル2セット。間の悪いことに今回も店主殿の目の前の席になってしまった…。

 

以下心の中での会話。

 

“安心して写真撮れないね”サル

 

“なんか怒られそうだねあせ”🐑

 

皿洗いのスタッフが一名居るだけで、店主殿ひとりで賄っている。無駄のない動作、キレのある箸捌き、そして終始無言。その気迫を前にしてだんだん気持ちが萎えていく。僕は職人のプレッシャーに弱い。

 

何といっても(大好きな)塩ラーメンの店。この際特製することにした(最近200円値上げしたらしい)。

 

🐑 特製地鶏と豚の塩らーめん(1050円)+味玉(120円)

サル 特製あご節塩らーめん(1080円)

 

ところがである。

 

「はい!お待ちどおさまあ~」と女将さんがカウンター越しに“特製地鶏と豚の塩らーめん”を差し出してくれた。

 

「はい!オサルチのでーす♪」サルもうお腹ペコペコ

 

それ、僕んだよ。

 

「だって。これ特製の塩ですよね?」サル

 

女将さんが答えに困っている。そりゃそうだよ。だってどっちも“特製の塩”であることに違いはないし。

 

「えっ!えっ?」サルじゃおサルのは?

 

ほら。それが証拠にタマゴが乗っているでしょ。

 

 

危うくおサルに食われるところだった。みてください。この透きとおったスープ。美しく折りたたまれた豚と地鶏の大判薄切りチャーシュー。味のしみたメンマ。そして巨大ワンタンに菠薐草。食べるのが惜しくなるよね。

 

 

スープは綺麗な鶏脂。臭みなど皆無。ひたすらに鶏の良さが味わえる。究極の塩ラーメンの一杯だ。

 

 

麺は中細ストレート。小麦粉の香りが豊か。伸びないうちに一気に頂こう!

 

「おサルのも食べてみる?」サルほら。食え。

 

絵的に殆ど変わらないね(なので写真不掲載)。だから間違えたともいえる。

 

「どーよ?」サル

 

うん。魚介系特有の深みがあるね!どっちも甲乙つけがたいよ。

 

「でしょ?」サルやっぱり綺麗系だにゃ♪

 

予想通り、並んでも一度は頂戴する価値ありの店だった。この後はいつものように温泉宿を目指すだけだ。群馬で湯治宿といえばあの伝説の旅館。遂に訪れる日が来た。

 

「ぬくぬくするだよ」サル

 

(つづく)

 

ご訪問ありがとうございます。