サルヒツのぐるめ探訪♪【第140回】
ソラノイロ ARTISIAN NOODLES
℡)03-3263-5460
カテゴリ:ラーメン
往訪日:2022年3月11日
所在地:東京都千代田区平河町1-3-10 ブルービル本館1F
営業時間:11時~16時、18時~20時(土日定休)
■10席(と思います)現在カウンターのみ
■アクセス:東京メトロ半蔵門線・半蔵門駅1番出口徒歩3分
■予算:1200円
■支払い:食券制
※麺スープ切れ次第終了
≪おっさんも女子メシ食ってもいいではないか≫
ひつぞうです。サントリー美術館を出たあとはランチ。六本木から半蔵門に移動しました。目指すは一月前に行きそびれたソラノイロ。ラーメン好きなくせに、この有名店を訪ねたことがありませんでした。というのも平日しか営業していないのです。
※東京駅ラーメンストリートのソラノイロNIPPONは無休です。
今更語るまでもありませんが、店主の宮崎千尋さんはラーメン好きが高じてこの世界に入った立志伝中の人物です。一蘭、五行で11年間修業されて、2011年6月にここ麹町に《ソラノイロ》本店を開業しました。その後もコンセプトの異なる店舗を展開。王道の中華そばからユニークな限定メニューに至るまで、創造性と美味しさを両立させたラーメンをプロデュース。ようやく伺うことができました。
到着したのは13時半。先日の《らーめん芝浜》の例もあるし、麺切れだったらどうしようと、焦りながら半蔵門駅から余所見もせずに一直線。大丈夫。暖簾は掛かったままでした。行列は7人程度。若い男性が多いので回転も早いです。出張ついでに訪ねたと思しきサラリーマンもチラホラ。
最初に食券を買って並びます。おサルが覗きこんでますね。反射してモニターが見えないのです。メニューの選択方法が判りにくいので、HPでの予習をお薦めします。当初はぶれずに定番の中華そばを選ぶつもりでした。限定メニューはトッピングが味を支配してしまうからです。宮崎さんが大切にしている魚介と地鶏のスープと、それに馴じむ手打ち麺。まずはそこからでしょう。
ところがしかし。つい“ベジソバ復活!”のポップを見てしまった…。
「おサルは《ネギ中華そば》にした」
ベジソバは宮崎さんが“女性が一人でも入りやすい店”をコンセプトに開発した看板メニュー。それをオッサンの僕が頼んでどうするよ。
でも頼んでよかった。やっぱり絵になります💛
まずはスープ。どんなざんしょ。むむ…。
「フレッシュ人参ジュースだにゃ」
中華麺とは似て非なるものですね。これは。
「ラーメンじゃないってこときゃ?」
平たく言えば。僕らが思い描くそれとは違う。
トッピングは人参、トマト、ブナシメジ、ブロッコリー、そしてなぜか里芋。
ヘルシーな仕立てですが、しっかりコクのあるスープです。
麺はカットした平麵です。拉麺よりもヌードルという表現が相応しいですね。
パンチが足りないと思う方は縁についた辛味噌でアレンジしましょう。
「どうにゃ。うまい?」
ん~。おサルのちょっと頂戴。
縦切りされた白ネギがこれでもかとトッピング。チャーシューは豚肩ロースでしょうか。柔らかくて脂の旨味がたまりませんな。スープは王道の節系と鶏ガラ系でしょうか。旨すぎです。
腰のある程よい太さの丸麺です。小麦の風味が噛むほどに感じられます。美味しかったよ。返す。
「なんかすっごく減ってる!」
だって“もうお腹いっぱい。食べない?”っていつも訊くでしょ。あれ、店に失礼だから最初に戴いたのよ。僕なりの心配りってやつ。
「まだあげるって言ってない!」
結果的に一緒じゃん?
「違ーう!今日は全部食う!」
おサルの味覚にピッタリだったようです。やっぱり僕も中華そばにした方が良かったかな。
「ビジュアルに惹かれたにゃ」
ま。一応、二種類食べることができたし。初往訪のソラノイロ。満足しました。ここは僕のおごりです。
「うむ。許しゅ」
ということで平日の東京ヒツブラ歩きはもう少し続きます。
(つづく)
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