2月2日
映画『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』を観ました。
88歳、「魔女の宅急便」の作者が語る、毎日を輝かせる魔法
映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』は、
「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の
日常に4年にわたって密着したドキュメンタリーです。
鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、
カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。
一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、
34歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、
持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました。
“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?
88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、
夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とはー。
監督
宮川麻里奈
出演
角野栄子、語り 宮﨑あおい
50代以上の観客
年を重ねたルイジンニョ少年が、ブラジルから会いに来てくれた!
62年ぶりの感動の再会シーンが良かったです
早稲田大学卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し一年ほどで結婚。インテリアデザイナーだった夫の希望で、1959年、24歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。
早大時代の恩師、龍口の勧めにより、1970年(35歳)、ブラジル体験を元に描いたノンフィクション「ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて」で作家としてデビューする。
娘さんと角野栄子さん
映画を通して思ったことは、「角野栄子さんはとても88歳には見えない若々しい方で、イキイキされているな」ということです。
お洋服もカラフルで、自分の好きな物に囲まれて楽しく自由に前向きに生きておられることが印象的でした。
86歳の父とは、全く違います。
父は、角野栄子さんに比べると歩き方もヨボヨボしていて、考え方も凝り固まっています。
そして、話す内容も愚痴が多くて暗い。(昔からそうです。)