2024年1月10日



『アーティゾン美術館』に行きました。



東京都中央区京橋



日本橋駅(B1出口)から徒歩5分







前は、『ブリジストン美術館』と言いました。



2019年7月1日に改名されたのです。



2015年より新築工事のため休館していましたが、2020年1月にアーティゾン美術館として開館しました。







マリー•ローランサン


ー時代をうつす眼






マリー・ローランサンは昔はそんなに興味なかったのですが•••



2023年3月20日に Bunkamura ザ・ミュージアムの『マリー・ローランサンとモード』に行ってから大好きになりました。



この時の記事もいつか投稿する予定です。









自画像が、3作品続きます。



















































































マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。



キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在です。



ローランサン自身は、自分に影響を与えた存在として、同時代の画家マティス、ドラン、ピカソ、ブラックの名前を挙げていますが、彼らの様式を模倣することなく、パステルカラーの独自の画風を生み出しました。




彼女は同時代の状況を見つつ、時代の要請を理解して、自らの方向性を模索しました。




本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示します。




https://www.artizon.museum/exhibition/detail/561












ここからは、『石橋財団コレクション選』です。













中村 彝(なかむら つね)のアトリエに行ったことがあります。


カレーライスで有名な『新宿中村屋』の創業者相馬夫妻の娘に恋をして彼女をモデルに絵を描きました。


相馬夫妻に反対されて失恋し、37歳の若さで結核で亡くなった方です。


その記事は、後日投稿します。







こういう絵は、好きです。


家に向かって両手を挙げている人が可愛い。


牛の眼が、私にはマルク・シャガールの絵を思い出させました。







美術館の窓からは、工事現場のクレーン車が見えました。


写真ではわからないですが、実際はとても広くて深くて大きな工事現場です。


クレーン車も高くて大きいです。


都会ならではの『ビルの建設風景』だと思いました。







ここからは、特集コーナー展示


野見山 暁治(のみやま ぎょうじ)です。






令和5年6月に102歳亡くなった野見山暁治さん。



大胆な筆遣いと色彩で独自の画風を築き、文化勲章を受章。100歳を超えても創作を続けた。



戦没画学生の遺作の収集でも知られる。



野見山さんは大正9年福岡県生まれ。




昭和18年に東京美術学校(現・東京藝術大学)を繰り上げ卒業し、旧満州(現在の中国東北部)へ出征するが、病に倒れてしまう。




31歳から12年間パリに留学、帰国後は東京藝術大学などで教べんをとる。




精力的に絵を描くかたわら執筆活動も行い、昭和53年には日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。




戦没した画学生の遺族を訪ね歩いて作品を収集し、それらを展示する「無言館」の設立にも協力した。



長い画業の中で具象と抽象のあいだを漂う独特の画風を確立しました。





福岡県 糸島のアトリエにて 2022年














初公開の作品も3点あり、全作品が素晴らしかったです!