「原発さえ無ければ」と訴えるのは、福島第一原発事故で実際に被害を受けた人達だ。
一方で「原発さえあれば」と訴えるのは直接、原発事故被害に遭わないと分からない人達と言える。
【「原発さえなければ」自殺酪農家遺族が東電提訴】
テレビ朝日
(02/20 16:51)
原発事故を苦に自殺した酪農家の男性の遺族が、東京電力を提訴する方針です。
亡くなった菅野重清さんの妻・バネッサさん(34):「本当に、もう気持ちが苦しい。原発なければ、もう…」
一昨年6月、福島県相馬市の酪農家・菅野重清さん(当時54)が、原発事故の影響で廃業を迫られ、「原発さえなければ」と書き残して自殺しました。
遺族は、原発事故で酪農を続けられなくなり、自殺に追い込まれたとして、1億1000万円余りの損害賠償を求め、来月にも東京電力を相手取って裁判を起こす方針です。
遺族は20日午前、東京電力本店を訪れ、賠償に応じるよう申し入れました。
【原発が第二の人生奪った 田畑汚染、故郷で農業断念】
中日新聞
2013年2月20日
◆宮城県南部出身の68歳男性が浜松で路上生活
原発事故で故郷に帰れなくなった男性。
JR浜松駅周辺で暮らして1年半になるが、先は見えない=浜松市中区で
事業に失敗し、二〇一一年秋からJR浜松駅周辺で路上生活を送る男性(68)がいる。福島県境に位置する宮城県南部の出身。
親から継いだ田畑で米や果物を育て第二の人生にかけるつもりだったが、福島第一原発がまき散らした放射性物質のせいでかなわなくなった。
「あの原発を許せない」。
二年目の3・11を前に怒りは増すばかりだ。
男性は中学を出ると配管業を営む叔父を頼り、中部地方に働きに出た。
高度成長に重なり、三重県四日市市の石油コンビナートや中部電力の火力発電と、大きな仕事が転がり込んだ。
二十四歳で独立。
同郷の妻との間に二人の娘にも恵まれた。
四十歳を過ぎたころバブルがはじけ、年三千万円超あった売り上げが激減。
巨額の借金が残った。
一家で宮城県のふるさとに戻ったが借金が原因で離婚し、二人の娘も妻についていった。
再び中部地方に出て、光ケーブルの敷設を手掛ける仕事に就いた。
日当一万円ほどの不安定な仕事を二十年続けた。
「年が年だけに、そんな仕事しかなかった」と男性。
三年前、実家を一人守っていた母が逝った。
千坪の田畑と、男性がかつて父母、妻子と暮らした平屋の家が残った。
借金はまだあったものの「一人だから作物を売れば何とかなる。いざとなれば田畑を売ろう」と帰郷を決め、仕事も辞めた。
東日本大震災の発生はその直後だった。
内陸に住む元妻や子の無事は確認できた。
それに続く原発事故が、描いた余生を奪った。
事故の二カ月後、帰郷したが「線量が高すぎた」。
男性はわずかの所持金を持ち、昔、仕事で訪れた静岡県に来た。
仕事を求め浜松から沼津まで行き来した。
ある晩、浜松の地下道で路上生活の男性に呼び止められた。
「寝るとこないんか」。
教会が食事を出してくれるし、炊き出しもある。
日用品もボランティアの若者がくれる。
やがて路上生活を決めた。
故郷に戻ったら栽培しようと考えていたのが、かつて仕事で訪れた愛知県豊橋市や静岡県で目にした温室メロン。
話をすると路上生活仲間は「いつまでも、こんなことやってるな。帰って田畑をやれ」と諭してくれる。
だが、そんな夢はついえた。
「作ったって売れない。チェルノブイリ事故が起きた旧ソビエトだって、長くだめじゃないか」
それでも男性は父親として「死ぬ前に、田畑の名義を娘に変えてやりたい」と願う。
近く伝えるつもりだ。「作物も作れず、売れもしない土地なんて迷惑かもしれない。娘がいらないと言ったら、放棄して生活保護を受けます」。
男性が路上生活を続けてきたのも田畑を放棄しない限り、生活保護は受けられないからだ。
男性は、最後に声を絞り出した。
「あの原発だけは本当に頭に来る。たまに思う。誰も心配する人がいない俺が、東電の前で灯油かぶってやろうかって」
(勝間田秀樹)
■宮城県南部の原発被害■ 福島第一原発から80キロ圏内の宮城県南部では丸森町、白石市の一部で毎時0・5~1・0マイクロシーベルト(2012年6月28日時点)と比較的高い空間線量が測定された。
現在も白石市や山元町、丸森町の各役場前で同0・1マイクロシーベルト前後。
山元町で昨秋、野生のキノコから、丸森町では昨春、一部のタケノコから、基準値を上回る放射性物質が検出された。
東京電力は福島県外では初めて、丸森町の成人住民にも1人4万円の賠償を決めた。
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福島第一原発事故で仕事や家(土地)を失った人は、この男性だけでは無い。
13万人の人達が仕事を失い住む所も失った。
それでも国や原発立地地元は、原発を望む。
【大間原発 青森「推進」北海道「凍結」】
47NEWS
2013年02月20日水曜日
昨年10月に建設が再開された電源開発大間原発(青森県大間町)をめぐり、「推進」を訴える下北半島の4市町村と、「凍結」を求める北海道側の6市町が19日、相次いで経済産業省に要望書を提出した。
同じ日に津軽海峡を挟んだ両地域が行った要望は正反対で、関係者は「偶然が重なったのか」と戸惑い気味だ。
宮下順一郎むつ市長や金沢満春大間町長らは菅原一秀副大臣に、核燃料サイクル政策の堅持を求める要望書を手渡した。
この中で、サイクルを支える大間原発の推進を訴えた。
宮下市長は要望後、「意味のある要請活動だった」と述べた。
一方、工藤寿樹函館市長らは赤羽一嘉副大臣に、大間原発建設を無期限で凍結するよう訴えた。
大間原発から50キロ圏内の人口は青森県側約9万人に対し、北海道側は約37万人。
函館市は一部が事故時に避難を検討する区域(UPZ)に含まれるが、工藤市長は「事業者は地元に何の説明もなく建設を再開した」と怒りをぶちまけた。
赤羽副大臣は事業者の対応に疑問を呈したという。
函館市は工事差し止めの提訴に向け準備を進めている。
工藤市長は「事故前の安全神話の中で出された大間原発の設置許可は見直されるべきだ」と強調した。
北海道側の要望に関し、大間町の金沢町長は「各自治体はそれぞれの考えの中で進んでいる。私が批判したりできる話ではない」と述べるにとどめた。
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目先の原発マネー欲しさに推進する考えが分からない。
財政がどうの、雇用がどうの…
大間原発で事故が起これば、もう大間のマグロは売れなくなる。
大間の人達は、仕事も住む所も失う。
安全対策さえすれば100%安全だと思っているのだろうか?
一か八かの賭けと同じだ。
原発マネーと全住民避難を天秤に掛ければ、おのずと答えが見えると思うのだが…
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※原子力規制委員会でパブリックコメント公募中
http://www.nsr.go.jp/
公募意見提出期間
平成25年2月7日(木)から平成25年2月28日(木)までの22日間(期間内必着)
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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★★脱原発集会★★
【福島とつながる2・15労働者集会ー原発No! 憲法Yes!】
[日時]
2月15日(金)
18時30分~20時
[場所]
日本教育会館ホール
(地下鉄 新宿線・半蔵門線・三田線「神保町」駅下車)
[講演]
鎌田慧(ルポライター)
福島から 五十嵐史郎(福島県平和フォーラム代表)
除染労働現場から
[主催]
脱原発社会をめざす労働者実行委員会
[協賛]
フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
[呼びかけ団体]
全日本港湾労働組合
国鉄労働組合
全日本建設運輸連帯労働組合
東京清掃労働組合
東京都労働組合連合会
全水道東京労働組合
全国一般労働組合全国協議会
連絡先 全日本港湾労働組合
03-3733-8821
全国一般労働組合全国協議会
03-3434-1236
~~【脱原発賛同者募集】~~
★「原発ゼロへのカウントダウンin川崎」★
神奈川県川崎市中原区の平和公園で2013年3月10日に開催を予定
午後6時30分から。申し込みは不要。
詳細は川崎合同法律事務所(【電話】044・211・0121)へ。
~~【イベント情報】~~
“脱原発”訴えるフェス『NO NUKES』2013年の開催が決定!!
『NO NUKES 2013』
日程:2013年3月9日(土)、10日(日)
時間:開場 12:00 開演 13:00 終演 21:30 (各日とも予定)
会場:Zepp DiverCity
(東京都江東区青海 1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ)
料金
3/9 1日券¥5,000
3/10 1日券¥5,000
2日通し券¥9,000
3/9 1日券¥6,000
3/10 1日券¥6,000
※消費税込 ※6歳未満入場無料(保護者同伴に限る)
※2F指定 2日通し券はございません。
市民グループ・みんなで決めよう「原発」国民投票 事務局主催。
《日本初! 3.10「原発」国民投票TOKYO APPEAL》
【「原発」国民投票の実施を求めるデモ&集会】
*イベンのト詳細は、HPをご覧下さい。
→ http://kokumintohyo.com/310demonstration
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
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