【「帰る場所はそこしかねえもん」浪江漁師の悲願…ようやく一歩 】

産経新聞
[5/13 11:57]


「帰るさ、絶対」。


柴野隆さんは、故郷の福島県浪江町への帰還を願う=8日、福島県南相馬市

「漁師が陸に上がっても、かっぱと同じで、何もできることがねえんだ」

春の日差しが乱反射するないだ海とは対照的に、福島県南相馬市の港にはいまだ、灰色のがれきが山のように積み上げられている。

しかし、40キロ南の浪江町から船を避難させて2年2カ月となる漁師、柴野隆さん(51)には、その風景すらうらやましく感じる。

船上で白い甲板を掃除する手を休め、つぶやいた。

「がれきの山ができて、これが復興の姿なんだと思うよ。請戸(うけど)の港なんてまだ手つかずなんだから」

東日本大震災の津波で母港は壊滅した。

東京電力福島第1原発の事故で海も汚された。

海中に沈んだがれきの撤去も始まらず、今は魚の線量を確認する調査漁業のため、月に2度、船を出すだけの日々が続く。

「今の季節には、浪江ではヒラメがわんさか取れるんだ。夏が来れば、今度はスズキ。漁に出てえなあ」

母港には大小約130隻の船があったが、津波の被害を逃れたのは直前に沖へ避難した6隻のみだった。

沿岸の自宅も流された。

「ただ一つ残った財産が、この『第一新生(しんせい)丸』。こいつが残ったから、こんな根無し草のような生活になっても、海を離れられない。離れたくない」

「父の後を継いで、漁師になりたいです」

避難先の福島市で、妻と一緒に暮らす中学2年の三男、裕也君(13)が三者面談でこう言った。

柴野さんは「まさかそんなことを考えていたなんてな。うれしかったよ。でも、正直なところ、漁師をやれとはいえない。先が見えないんだから」と話す。

船を失った漁師への支援として、国と県から漁協へ新造費用の補助があるが、難を逃れた船に支援はない。

操業せずとも漁業保険はかかる。

古くなったエンジンの入れ替えにも大金が必要だ。

「借金するにも漁に出られず、返済計画どう立てる? 船が沈んでいた方がよかったのか…」と悪い考えに襲われることもある。

震災前、母と妻、長女、三男の5人暮らしだった。

母の敏子さん=当時(73)=は津波にさらわれて行方不明のままだ。

妻と三男は福島市、高校2年の長女、梢(こずえ)さん(16)はいわき市の学校へ通う。

福島と南相馬を行き来する生活の柴野さんは長女から「いわきにみんなで住める家を建てようよ」と言われ、はっとした。

それから、考えるようになった。

「家もなく、子も、孫も帰ってこられない浪江に戻る意味があるのか…」

港と自宅の跡がある請戸は「避難指示解除準備区域」に再編された。

これからは業者の出入りが活発になり、港の復旧も進む。

港が再開すれば、水中がれきを水揚げする拠点ができる。

柴野さんも船を出すつもりだ。

暗闇に、わずかな灯火がともったように感じる。

「悲願の港の立て直しに向かって、ようやく一歩を踏み出した感じだ。

本当に少しずつだが、修理したり新造したり、浪江漁師の船も増えてきているんだよ」

浪江の船は12隻にまで増えた。

それが寄り添うようにして係留されている。

隣の船へ、ひょいと軽快に飛び移りながらこう話した。

「母港に戻ることだけを考えているよ。息子に漁師をやれとはまだいえないが、操業に何年かかるかもまだ分からないが、浪江の港を残したい。帰る場所はそこしかねえもん」

「25マイル…」。浪江から南相馬までの40キロの海上の道を船乗りの距離で数え、自分に言い聞かせるようにつぶやく。

「帰るさ、絶対」。

帰路はいまなお遠いが、おぼろげながら母港の輪郭が見えてきた。


【地下水放出、結論持ち越し=福島県漁連、来月以降に―汚染水と混同懸念、第1原発】

時事通信
[5/13 12:29]

福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は13日、同県いわき市で県漁協組合長会議を開き、東京電力が福島第1原発の汚染水増加対策として敷地内で地下水をくみ上げ、海に放出する計画について協議した。

地下水は原子炉建屋で放射性物質に汚染される前の水で、東電は理解を求めたが結論は出ず、6月以降に改めて協議することになった。

県漁連の野崎哲会長は終了後、記者団に「地下水と汚染水を混同している漁業者もいる」と述べ、さらなる説明を東電に求めた。

また、国に対して「(国が)了承したということを明確にしてもらわないといけない」と語った。

会議には県内の漁協幹部のほか、水産庁や県の担当者が出席。

東電の新妻常正常務が改めて計画を説明した。

東電は安全性に問題はないとしているが、漁業者から風評被害を懸念する声が上がっている。


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帰りたくても帰れない。

復興したくても出来ない。


仕事を再開したくても出来ない…


福島第一原発事故はまだ収束していない。


福島の人達は、どんな気持ちでいるのだろうか…

原発が無ければ、原発事故さえ無ければ…

今頃、とっくに復興していたに違いない。

2度とこの様な悲劇を繰り返してはならないはずななだが…



【首相、原発事故の教訓を生かす 「絶対安全はない」】

静岡新聞
(2013/5/13 12:53)

 安倍晋三首相は13日午前の参院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故に関連して

「絶対安全はない、という中で対策を考えることが極めて重要だ。そうではなかったところに反省がある」


と述べ、事故の教訓を今後の原発政策に生かす考えを強調した。

 首相は、高台に立地する東北電力女川原発(宮城県)を取り上げて

「福島第1原発(の立地条件)を見直す機会があれば、事故は起こらなかったのではないか」

とも述べた。

 福島第1原発の廃炉や被害者の生活再建に関しては「全てを東電に押し付けるのは間違いだ。国が前面に出て責任を果たす」との姿勢を重ねて示した。

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***「絶対安全はない、という中で対策を考えることが極めて重要だ。そうではなかったところに反省がある」***

原発には放射能被害はつきものとでも言うのか!?

その被害を最小限に食い止める努力はするが、被害者が出るのはやむを得ない…のか!?

安倍ノミクスの為には…


***「福島第1原発(の立地条件)を見直す機会があれば、事故は起こらなかったのではないか」***


日本の原発のほとんどが立地に問題がある事を分かっていない様だ。

津波対策だけで原発事故は防げない!!



【もんじゅ 使用停止命令出す方向で調査】

NHK
5月13日 11時39分

福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」について、国の原子力規制委員会は、重要な機器の点検漏れなどが相次いでいることから、法律に基づく施設の使用停止命令を出す方向で調査を進めていることが分かりました。

もんじゅは、今年度中の運転再開を目指していますが、異例の「停止命令」が出ると、再開が遅れる可能性があります。

福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」は、ナトリウム漏れ事故以降、14年余り止まった状態が続き、3年前に運転を再開しましたが、燃料を交換する装置が原子炉内に落下するトラブルが起き、停止したままになっています。

もんじゅでは、安全上重要な機器の点検漏れを含む9800余りの不備が見つかり、もんじゅを管理している日本原子力研究開発機構は、ことし1月、報告書をまとめましたが、その後も点検漏れが発覚し、国の原子力規制庁は2月に立ち入り検査を行っています。

これを受けて規制委員会は、日本原子力研究開発機構に対し、「管理体制に問題がある」として、法律に基づく施設の使用停止命令を出す方向で調査を進めていることが分かりました。

規制委員会は、15日の定例の会合で議論する予定で、運転の際に実施すべき内容を盛り込んだ「保安規定」の変更を命じることも検討しています。

もんじゅは、今年度中の運転再開を目指していますが、規制委員会による異例の「停止命令」が出ると、再開が遅れる可能性があります。

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日本の原発に襲い掛かるリスクは、地震・津波以外にソフト面でのリスクが大きい。

福島第一原発事故を教訓としたとしても長年培われて来た「原発安全神話」の洗脳は解き放たれない。


それは、電力会社も自民党も同じだ。


【首相、核燃サイクルを堅持 「継続して進める」】

静岡新聞
(2013/5/13 18:51)

 安倍晋三首相は13日の参院予算委員会で、原発の使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクル政策に関し「継続して進める考えだ」と明言し、内閣として堅持する方針を強調した。
 
使用済み核燃料の扱いについて「世界共通の悩みだ」と指摘。

その上で「わが国は世界でも高い技術を有しており、世界各国と連携を図りながら取り組んでいく」と表明した。
 原発輸出政策に関しては「各国が日本の技術に高い期待を示している。相手国の意向や事情を踏まえ、技術提供する」と、推進の意向を示した。

一方、国内での新増設については「福島でまだ多くの方々が元の生活に戻れない状況だ。腰を据えて検討する必要がある」と述べるにとどめた。


【首相、6月に東欧首脳に原発トップセールス「外交のウイング広げる」】

MSN産経ニュース
2013.5.13 11:24

 安倍晋三首相は6月17、18日に英国で開催される主要国首脳会議(サミット)に出席するのに合わせてポーランドを訪問する方針を13日、固めた。

同月16日にポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの4カ国による首脳会議が予定され、4カ国プラス日本の首脳会議を開催する方向で調整している。

 首相のポーランド訪問をめぐっては、ポーランドのトゥスク首相が、4カ国による「ビシェグラード・グループ」の各首脳と安倍首相の会談を目指していた。

昨年4月に中国の温家宝首相(当時)がポーランドを訪問していることから、トゥスク首相は今春、「今こそ日本の指導者と会談する時期だ」と強調していた。

 首相のポーランド訪問は平成15年の小泉純一郎首相以来10年ぶり。

各国首脳との2国間会談も行う方向で調整している。

 外務省幹部は首相のポーランド訪問について、「外交のウイングを広げる意義がある」と強調。

原子力発電所などインフラ輸出に向けたトップセールスを展開する見通しで、民主主義や人権などを軸とした「価値観外交」を中東欧にも広げる狙いがある。


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「改正原発安全神話」
その中にどっぷりと足を浸け始めた自民党・安倍政権!!


福島第一原発事故を経験した日本は、進むべき道から足を踏み外しつつある…











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【特別取材・南海トラフ最前線(1)特別取材】

NET-IB NEWS
2013年5月 7日 16:15

<長閑な日向灘戦線>

 次に想定されている『南海トラフ地震』の高波による致命的な被害を受けるのは、宮崎県、高知県、三重県、静岡県の海岸線沿いと言われている。

弊社ではこの4県の海岸線沿いを、総力をあげて取材した。

まずは、日向灘海岸からの報告を始める。

大隅半島の付け根の志布志市から宮崎県の海岸線を北上し、大分県佐伯市までの走行距離は300kmにもおよんだ。

<まるで危機感のない宮崎県は県民体質丸出し>

(1)明暗分ける鹿児島県志布志、宮崎県串間市

 まず、志布志港は、食糧輸入基地として有名である。

この港は『南海トラフ地震』の高波に直撃される。

港に囲まれた集落は、ほぼ壊滅状態になる。

ただし、近くに高台があるため、スムーズに避難できれば、住民は危機から免れることはできるだろう。

 一方、志布志港に隣接している串間市の港である福島港などは、救われる可能性が高い。

なぜならば、都井岬に守られるからだ。

野生に育っている都井岬の御崎馬たちには被害はおよばないと見る。


(2)猿の楽園・幸島危うし

 知恵の進化研究対象になっている『猿の楽園・幸島』も直撃を受ける。

猿が島の高いところに逃げていれば助かる可能性もあるが、前途は多難とみる。

隣接している風光明媚な『恋の浦』への影響を予測すると、完全に海岸線は消滅する危険性が高いとみる。


(3)鵜戸神宮は大丈夫、油津港は壊滅

 次に北上すると、宮崎県の有数の港・油津港がある。

この港も津波の打撃を受けて、崩壊の危機に立たされる確率が高い。

住民も、内陸部の飫肥地区へ逃げる訓練が大切だ。

 その北横にある鵜戸神宮は、日向灘に直面している。

高さ30m以上はある突端の防壁壁があるため、カバーしてくれて、危機からは脱することはできるであろう。

ただし、鵜戸港が全滅することに関しては、覚悟がいる。


(4)青島は一時的に水面下に、近隣港もアウト

 熱帯植物が群生している青島は、津波が襲来した際には、一時的には水面下に沈むであろう。

島の植物がその塩害に耐えられるかどうかで、青島の存続そのものが問われる。

隣接した青島港、内海港などは壊滅の恐れあり。


(5)宮崎空港は機能麻痺、宮崎市は小打撃か

 宮崎空港は、日向灘に面している。

直撃すればターミナルの被害が予想されるが、それよりも何よりも、滑走路への打撃は最悪となろう。

復旧までには相当の時間を要すると見られる。

空港地区の住民たちも、西側の高台に逃げる訓練が重要だ。

宮崎港は、港湾の機能がマヒすることは間違いない。

 都市中心部への影響は、大淀川に高波がどう侵入していくかで局面が変わる。

中心部への被害は軽微で済むことを願望する。

願望と言えば、一ツ葉海岸の松林が生き残ることを祈るばかりだ。


(6)宮崎県中央部の被害はいかに

 高鍋・小丸川には、怒涛のように津波が襲いかかることが予想されるが、長年、築き上げられている防波堤で、防御は可能のようだ。

海岸線沿いの集落は、すぐに逃げることで人的被害は食い止められる。

川南港と都濃港はほぼ壊滅。

川南港の裏手は台地が広がっているので、早く逃げることだ。


(7)神武天皇の御船出の美々津港は全滅

 2673年前に神武天皇が討伐に向けて出航されたのが、美々津港である。

その出発点が立岩神社であることは周知のことだ。

この耳川の河口から大津波が来れば、由緒ある立磐神社が崩壊するのは確実だ。

神武天皇がお座りになられた「神武天皇御腰掛の岩」は、大丈夫であろうか!!


(8)宮崎北部リアス式海岸線、足摺岬のおかげで被害が食い止められるかも

 延岡市から大分県佐伯市にかけては、80kmにわたるリアス式の海岸線が続いている。

今まで、交通の便の悪さから観光客が少なかった。

ただ地元の人々は、この自然の美しさと海の幸の豊かさを堪能されてきた。

現在、工事中の東九州高速道路が開通すれば、観光客が増大するのは確定であろう。

 取材の当初、「その自然観光に恵まれたリアス式海岸で、『南海トラフ地震』の甚大な被害が続出するのか」と懸念していた。

たしかに、延岡市中心部を超えて北上した海岸線に至るところに、釣りや海水浴に相応しい場所が多くあったのだ。

熊野江、北浦・古江港、そして大分県佐伯市・蒲江港などに接すると、鳥肌が立つほどの自然の魅力が満ちあふれていた。

ところが、幸いなことを発見した。

この地区は、高知県足摺岬よりも緯度が高いのである(北の方にある)。

「足摺岬が防波堤になる可能性がある」ことに気づいたのだ


(1)長期浸水で都市機能マヒ、防ぐ手立てない高知市

 まずは高知市。

五台山(標高146m)から市内を望んだ写真を見ていただこう。

手前の橋辺りまで浦戸湾が入り込んでいる。

中央部が海抜0m地帯の下知地区。

その奥に高知県庁、高知市役所庁舎など市中心部が広がっているわけだが、そのほとんどが2m以上浸水する。

津波高はさほどではないものの、地震による地盤沈降により数カ月に及ぶ長期浸水が予想される。

塩分を含んだ水が長期間まちを浸すとどうなるか。

地下埋設物は壊滅。

都市機能はマヒする。

今のところこれを防ぐ手立てはない。


(2)海抜0m地帯で地盤沈下

 高知市下知地区にある二葉町。

海とは2mに満たない壁で遮られているが、地盤沈下が起こればたやすく越流する。

高知市で予測される津波浸水被害のシンボリックな地域だが、今のところそれに見合った対策は打てていない。

 逆方向から見るとこんな感じ。

奥が五台山。


(3)34m津波が襲う黒潮町

 高知県の津波被害のシンボルとなっている黒潮町。

写真は白浜海岸付近で、数kmにわたって20m以上の津波高が予測されている。


 上の写真奥にある消防署前の看板。

「津波てんでんこ」とは「自分の命は自分で守れ」という意の標語。

 高台移転計画が進んでいる黒潮町役場。

5~10mの浸水が予想されている。


(4)高知県西端にも20m以上の津波が

 土佐清水市街地から10kmほど西にある足摺海洋館前の海岸。

奥の施設は足摺海底館。

シーズンにはキャンプ場客などで賑わう風光明媚な国立公園内にあるが、15~20mの津波が予想される。


(5)逃げ場のない高知龍馬空港

 少しわかりづらいが、奥に見えるのが高知龍馬空港(南国市)。

海岸近くの堤防上から撮影したもので、海は目と鼻の先だ。

空港の浸水予測は2m以上だが、津波到達時間は30分程度の予想で、地震発生後、いかに早く逃げるかが重要になる。

ただ、このあたりには自然の高台が皆無。

避難場所は空港ターミナル屋上ぐらいしかない。


(6)人工高台で避難場所確保へ

 空港から南に下った南国市前浜地区にある津波避難タワー。

自然の高台がない場合、人工でつくるしかない。

同市では沿岸部に14基建設する計画だ


(7)いかに早く自然高台に逃げられるか

 写真は、室戸岬から室戸市内を見たもの。

ほぼすべての沿岸部に10m以上の津波が押し寄せる。

到達時間は20分程度。

山など自然高台が近くに迫っているので、日頃の心がけ次第では助かる命は多いと思われる。

なお、この一帯は「世界ジオパーク」に指定されている。

【大石 恭正】


【特別取材・南海トラフ最前線(3)】
特別取材 2013年5月 9日 11:06


<被害想定最大の静岡県に次ぐ三重県>

 静岡県の駿河湾沖から四国南部沖に渡って広がる大規模な海溝「南海トラフ」。

この断層に沿って、東日本大震災レベルのマグニチュード9クラスの地震が発生すれば最大32万3,000人が死亡する被害想定を内閣府中央防災会議が公表している。

最大は静岡県の10万9,000人、三重県は4万3,000人と想定されている。

被害の7割が津波によるもので、県内で津波の高さの最大予測は鳥羽市の27m。

浸水域は最大1,015km2と東日本大震災の1.8倍で、1m以上の浸水域は三重県で112km2に広がる。

 津波が最初に押し寄せる同県沿岸部では水産業が盛んで、伊勢湾から答志島にかけてはノリ、答志島から的矢湾にかけてカキ、英虞湾では真珠やアオサの養殖が行なわれる。

津波が押し寄せれば水産業は甚大な被害が発生することが予想できる。

 奥には採石場などが立地する志摩諸島の菅島が見える。

そのさらに沖には三島由紀夫の小説の舞台にもなったことで有名な神島がある。


 波に侵食されてできたリアス式海岸が続き、この辺りの沿岸部は比較的高台であることから、津波の人的被害は回避できそうだ。


 パールロードシーサイドラインを伊勢方面へ進んだ鳥羽市勝村町では、牡蠣の養殖が盛んで、いたるところに牡蠣小屋が点在。

旅館などの宿泊施設も数多く、好天に恵まれた取材日には穏やかな景色が広がっていた。

太平洋に面した海岸線とは対照的に、ここから伊勢湾沿岸までは多くの建物が集積。

水族館などの観光施設もあり、津波が押し寄せてきた際の避難経路の整備が急がれる。

 全国の神社の本宗とされる伊勢神宮。

天照大御神を祀る内宮そして外宮、2つの正宮があるが、外宮は比較的平地にあることから津波による被害が懸念される。



【特別取材・南海トラフ最前線(4)】

特別取材 2013年5月10日 16:22


<被害想定最大級の静岡県>


 「南海トラフ」と接する陸地面積が最も広く、この海溝の開始地点でもある駿河湾沖を持つ静岡県。

最悪の揺れと津波が起った場合、死亡数は10万9,000人、津波の高さは最大で30m超(下田市)、浸水面積は150.5 km2、全壊建物31棟9,000棟、直接被害額は19兆円9,000億円と、最大級の被害が想定されている。

 予測される浸水地域では、下田市、焼津市、牧之原市、御前崎市、磐田市、浜松市などの被害が目立つ。(津波の浸水分布参照)

 しかし、これらの被害想定は原発事故を除いたケースである。

最大の問題は、砂丘の上に立地し、「砂上の楼閣」と称される浜岡原発である。

南海トラフに近く、東海大地震の中央部分に位置しながら、地盤は軟弱という危険度最悪の原発に対し、さすがの管直人元首相も、東日本大震災約1カ月後に停止要請を出した。

 広範囲に渡って浸水することが予想される御前崎市。

沿岸部には低い堤防が一帯に広がっている。

 南遠大砂丘から続く浜岡砂丘の先に、浜岡原発は立地している。

手前には風力発電施設があるが、取材日には風が少なかったのか、まったく動いていなかった。

 浜岡原発の沿岸部に見える防波壁。

昨年12月には18mの設置工事が完了した。

これから22mにかさ上げするという。

この地域で予想される津波の高さは19mとなっている。

 浜岡原発の入り口。

浜岡原発が停止した影響か、原発周辺には廃墟となったホテルやスナックがそのままになっていた。

 浜岡原発に隣接する浜岡原子力館。

5月5日に開催された「こどもの日イベント」には多くの家族連れが訪れ、防波壁などの津波対策など、再稼働に向けた取組みを地元住民にアピールしていた。

【山本 剛資】


















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環太平洋海域で連続しているM9クラスの巨大地震…
これらの巨大地震を更に上回るM10と言う超巨大地震が起こる可能性があるらしい…

以前から、M10の地震が起これば地球が割れると言われて来た。

果たして本当にM10クラスの地震が起こるのか!?


【「巨大地震」なぜ起きる? 地球最大は東日本大震災の30倍以上・M10の恐れも】


[SankeiBiz]
2013年04月18日 08時41分 UPDATE


マグニチュード9級の巨大地震は、なぜ起きるのか。東日本大震災を予見できなかった反省から、その仕組みを探る研究が本格的に始まった。


 マグニチュード(M)9級の巨大地震は、なぜ起きるのか。

東日本大震災を予見できなかった反省から、その仕組みを探る研究が本格的に始まった。

地殻変動や断層モデルの分析で新たなメカニズムが提唱され、地球最大の地震はM10との試算も。

謎に包まれた巨大地震の実像に迫る多角的な取り組みが続いている。(黒田悠希)

 米地質調査所によると、M9地震は20世紀以降、東日本大震災を含め世界で5回発生した。

場所はチリやアラスカなど環太平洋に集中しており、いずれも海のプレート(岩板)が陸のプレートの下に沈み込む海溝付近で起きている。

チリでは津波堆積物の調査で、M9地震が平均300年間隔で繰り返し発生してきたことも明らかになった。


スマトラ島沖地震の大津波被害(スリランカ)/チリ中南部沿岸に残る津波の痕跡

 海底には海嶺という巨大山脈があり、海のプレートはここで生まれる。

地球深部からマントルが上昇してマグマができ、海水で冷やされプレートを形成。

マントル対流に乗ってベルトコンベヤーのように年間数センチの速度でゆっくりと移動し、海溝で陸の下に沈み込む。

海と陸のプレートがくっついて滑らかに沈み込めない場所(固着域)では、地殻にひずみが蓄積して大地震が起きる。

 M9地震は従来、チリなど海のプレート年代が若い場所で起きる特別な現象と考えられてきた。

若いプレートはまだ熱くて軽いので沈みにくく、陸側に固着しやすいとされたからだ。

しかし、東日本大震災は約1億3千万年前にできた古い太平洋プレートによって発生。

巨大地震の定説は根底から崩壊し、地震学者は再構築を迫られている。

巨大地震はどこで発生するのか

海溝沿いに集中

 では巨大地震はどこで発生するのか。

京都大防災研究所の西村卓也准教授(測地学)によると、大震災前の衛星利用測位システム(GPS)のデータからプレートの沈み込み帯に蓄積されるひずみの量を解析することで、巨大地震のすみかが分かってきた。

 ひずみが特に多いのは千島海溝、日本海溝、南海トラフ、カムチャツカ、アラスカ、チリなどと判明。

いずれもM9地震の発生地域と一致した。

津波堆積物と日本の古文書の分析から、1700年にM9が起きたことが分かった北米西海岸のカスケード地方も、ひずみが多かった。

 ただ、次の巨大地震がいつ、どこで起きるかは分からない。


大震災の予兆


 東日本大震災の約10年前のGPSデータでは、宮城県沖から茨城県沖にかけて強い固着域があった。

しかし従来の地震学は、同じ場所では過去と同規模の地震が起きるのが常識だったため、東北太平洋岸でM9は想定されなかった。


巨大地震の仕組み(推定)/東日本大震災前のひずみの分布


 この固着は大震災の数年前から福島県沖などで弱くなっており、西村准教授は「今から考えると大震災の予兆だった」と悔やむ。

04年のスマトラ島沖地震(M9・1)もM7~8級の場所で発生していた。

 大震災はなぜ巨大化したのか。

東京大地震研究所の佐竹健治教授(地震学)は、M7級の宮城県沖地震で解消しきれなかったひずみが数百年かけて蓄積され、繰り越し分の累計が限界に達すると断層が大きく滑る「スーパーサイクル説」を提唱している。


「水」が引き起こす可能性も


最大規模の巨大地震を探る研究も進んでいる。

国は南海トラフでM9・1の被害想定を公表したが、東北大の松沢暢教授(地震学)は地球で起こり得る最大の地震をM10と試算し、震源断層を推定した。

 例えば日本海溝から千島・カムチャツカ海溝にかけての約3千キロの断層が一気に60メートル滑ると、大震災の約30倍のエネルギーを持つM10が起きる。

可能性は非常に低いが、松沢教授は「起きないとは言い切れない。M10の揺れや津波の規模を把握することも必要ではないか」と問題提起する。

 巨大地震の研究が本格化したのは最近のことで、その正体はまだ不明瞭だ。

専門家は「全容解明に数十年はかかる」と話す。

防災上、どこまで想定すべきかという課題もあるが、幅広いデータを収集し、定説にとらわれず多様な観点から検証を重ねなければならない。



【南海トラフ地震はM10が60分続く!? 最悪の被害予想】

ハビズム


想像を遥かに越える恐怖……


「地球で起こる地震の最大規模は、理論上、M10.0程度になる」…

…このような研究結果を、東北大地震・噴火予知研究観測センターの松沢暢教授(地震学)がまとめ、地震予知連絡会に報告した。

 松沢教授は、「M10.0の地震が必ず起こるということではない。もし起こるとしても、1万年に1回程度ではないか」としている。

M10.0の地震は、地震観測史上発生したことがなく、これまで最大の地震は1960年のチリ地震M9.5で、日本にも津波の被害をもたらした。

もしM10.0の地震が起こると、揺れは20分~1時間程度続き、揺れが収まる前に津波が来る可能性が高い。

 マグニチュードが1上がれば、地震エネルギーは32倍になるから、M10の地震というのは、M9.0だった東日本大震災の32倍ということになる。

現実として、そんな巨大地震があり得るのだろうか。

 松沢教授によると、たとえば日本海溝から千島・カムチャッカ海溝にかけての計約3千キロの断層がすべて60メートル動いたとすると、M10.0になるという。

また、ペルー海溝とチリ海溝の計約5300キロが60メートル動くとM10.3になる。

だが、これらはあくまでも「たとえば」の話としてあげているのだろう。

 M10クラスとまでいかなくても、2011年の東日本大震災に匹敵するM9クラスの巨大地震が起きる可能性はあるようだ。

それは、琉球海溝の巨大地震として想定されている。

 2006年の琉球大と名古屋大の研究によると、南海トラフ南西端から続いている奄美群島沖の「琉球海溝(南西諸島海溝)」プレート境界でも、推定M9クラスの超巨大地震が、数千年に1度の割合で発生する可能性があるという。

 南海トラフから琉球海溝までの全長約1000kmの断層が連動して破壊されると、震源域の全長は2004年のスマトラ島沖地震に匹敵するM9クラスの連動型地震となる。

または、M9クラスの2つの超巨大地震が連動して発生する可能性も、複数の研究者によって指摘されている。

 これは、通常の南海トラフの地震が原因と推定される地震より大きな、平均1700年間隔の4つの隆起からなる隆起地形が根拠となっている。

これが最後に起きたのは約1700年前というから、近い将来に発生してもおかしくないことになる。

 人間の想像の域を超えることを起こすのが自然の常だ。

M10の巨大地震というのは、いささかSFチックではある。

だが、別記事でも紹介したが、学者や予言者の説によると、2016年に南海トラフ地震が起きる可能性は大いにありだという。

東日本大震災の際に言われたさまざまな「想定外」を再度起こさないためにも、考えられる最悪の事態を常に考慮に入れることは大切なことだろう。

■百瀬直也(ももせなおや)


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日本で次に起こる巨大地震は、南海トラフだ。

関東直下地震も懸念されているが、「巨大」とまでは言えない。

南海トラフ巨大地震まで秒読み段階に入っているのは確かだ。



【「2014年までにM9の南海トラフ地震がくる」 東北大震災を的中させたロシア地震学者が予測】

サイゾーウーマン


あと1年!
 

4月9日のロシアの新聞によると、ロシアの地震学者が、1年半以内に日本でM9クラスの地震が発生する可能性があると警告している。

 地震を予測しているのは、シュミット記念地球物理学研究所の研究員でロシア科学アカデミー会員のアレクセイ・リュブシン(リュブーシンとも表記)氏。

同氏の研究によると、南海トラフで2013年から2014年の間に巨大な地震が発生する可能性があるという。

 リュブシン氏は、4月21日の『Mr.サンデー』(フジテレビ系列)でも取材を受けており、番組によると、氏の地震予測は、日本の独立行政法人防災科学技術研究所(NIED)がWebサイトで公開している低周波微動(無感の低周波域の地面の振動)のデータを使用しているとのこと。

実は、リュブシン氏は2008年にも同様のデータを使用して、2011年3月11日に発生した東日本大震災の地震を予測していたのだった。
 リュブシン氏によると、東日本大震災の3年前に、低周波微動の値が異常に高くなったそうで、今年4月にも、それと同規模のデータが、南海トラフ地震が予測されている地域で出ているというのだ。

 そして、南海トラフ地震が発生すると予測しているのは、2013年の後半(秋頃)から2014年春の初めにかけてだという。

 また、4月28日に公開された西南日本の活動概況によると、3~4月にかけて「東海地方」「紀伊半島」「四国地方」で深部低周波微動が非常に活発になっていた時期があり、「これまで認識されていなかった地球科学的な現象」だとしている。

 南海トラフ地震の記事でも紹介したように、予言者・松原照子氏も、南海トラフ地震を世見しており、その言葉の解釈はさまざまだが2017年に起こることを予言しているのではないか? と囁かれている。

 また、筆者がダウジングを行なった結果も、「室戸岬」と「紀伊半島」の中間あたりの沖合、つまり南海トラフ地震が起こるとされている周辺で、振り子が反応した。

また、発生する時期を尋ねると、2016年後半と出た。

予言者ではない筆者の予測なので、あくまでも参考までにとどめていただきたい。

 リュブシン氏の予測では、南海トラフ地震の発生は2013年後半から2014年前半としているが、松原照子氏の世見の解釈や筆者のダウジングによると、2016年あるいは2017年と、2~3年後になるのだが、果たして実際はどうなるのだろうか。

いずれにしても、南海トラフでの地震や津波の被害が想定されている地域では、今から十分な防災対策を行っていただきたいものだ。
■百瀬直也(ももせなおや)


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南海トラフ巨大地震は必ず発生する。

それがいつなのか別れば、確実な覚悟と心構えが出来るのだが…


国の想定「M9.1」は、最悪の場合と付け加えがある。
この付け加えにより、「想定よりは小さいだろう」と思ってしまう人達も少なくない。

しかし、次の南海トラフ巨大地震は、M9を越える可能性は高い。

東海~東南海~南海~琉球海溝までが連動すればスマトラ沖巨大地震を越える可能性すらある。

国が想定した津波高を遥かに越える巨大津波もあり得る。

発生時期について色々な説が飛び交う中、信じない…と考えるより一応、頭に入れておくべきだと思う。

そして、その年は特に警戒と心構えを高めておけばいざと言う時に多少なりとも役立つ。

よく「不安を煽る」と言う人達がいるが、「不安を煽る」イコール「心構えを高める」と考える方が自分の身を守る為になる。



いつ来るか分からないが確実に来る南海トラフ巨大地震!!


震源域に住む何十~何百万人にとっては、死ぬか生き残るか2つに1つなのだ。













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