東日本大震災以前、30年以内に東日本海域(日本海溝付近)で大きな地震が発生する確率を3%と公表していた政府の地震調査委員会が南海トラフ巨大地震が30年以内に発生する確率を公表した。


【南海トラフ巨大地震の確率公表】

NHK
5月24日 18時6分


政府の地震調査委員会は、東海から西の南海トラフで想定されるマグニチュード8から9の巨大地震が起きる確率を24日公表し、今後30年以内に発生する確率は、60%から70%としています。

政府の地震調査委員会は、東日本大震災を教訓に、東海から西の太平洋にある南海トラフで将来起きる可能性のある地震について、規模や確率を見直し、24日、公表しました。

これまで駿河湾周辺と、紀伊半島沖、それに四国沖の3つの領域に分けて、それぞれについて地震が発生する確率を計算していましたが、どのように地震が起きるか分からないとして、地震が南海トラフの一部や全域で起きる場合も含めてマグニチュード8から9の巨大地震を想定しました。

その結果、今後10年以内に地震が発生する確率は20%程度、今後20年以内では40%から50%、今後30年以内では60%から70%としました。

ただ政府の中央防災会議が防災対策を検討するために想定した、マグニチュード9クラスの巨大地震については、過去数千年に発生した記録が見つかっていないことから、確率を出すことはできないとしています。


検討の経緯は


これまで政府の地震調査委員会は、「南海トラフ」では過去の歴史記録から、およそ100年から200年の間隔で、大規模な地震が繰り返し起きていたと考えてきました。

将来起きる地震を検討するにあたっては、「地震はほぼ同じ領域で周期的に発生する」という考え方などに基づいて、四国から紀伊半島の沖合の「南海地震」、紀伊半島から東海の沖合の「東南海地震」、駿河湾周辺の「東海地震」と、3つの地震を想定し、それぞれ発生確率を出してきました。

しかし、東日本大震災を引き起こしたおととし3月の巨大地震では、これまで想定していた震源の領域を越えて地震が発生したことや、300年前の江戸時代に発生した「宝永地震」のように3つの領域にまたがる地震が発生したという記録もあります。

さらに、津波の堆積物の調査などから、2000年前にはこれまでの想定を上回る津波が起きていた可能性も出ていて、「南海トラフ」の地震はより複雑で、これまでの考え方では説明できないことが分かってきています。
このため政府の地震調査委員会は、「南海トラフ」の震源域をマグニチュード8から9の大規模な地震が想定される1つの領域と考えて、今回、発生確率を見直しました。

発生確率は、これまでと同じように、記録に残されている大地震の間隔と直近で発生した大地震から経過した年月を基に計算しているため、記録がない地震については計算できないとしています。


「切迫性はかなり高い」


地震調査委員会の本蔵義守委員長は、「今回は南海トラフ全域のうちのどこかでマグニチュード8以上の地震が起きる可能性を見積もっている。

切迫性はかなり高いという結果で今後の地震津波対策を、着実に推進して、防災と減災に努めてもらいたい」と話しています。


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南海トラフ巨大地震は必ず発生する。

しかも、近いうちに…

今回、その確率を公表した政府の地震調査委員会は、他の地震研究者などとは違い政府がバックに付いている為にうかつな事は、公表出来ない。

それが、仇となるか…
この政府の地震調査委員会は、南海トラフの東端で発生する「東海地震」の30年以内の発生確率を88%と公表している。

南海トラフで発生する東海・東南海・南海地震の内、東南海と南海地震は、直近で1944~46年に発生しているが、終戦前後と言う事もあり確かなデータが残っていない。

南海トラフでは無く手前の大陸灘が動いた可能性も否定出来ない。

東南海・南海地震が南海トラフで発生したとして…


東海地震は、1854年の安政地震以来、発生していない事は確かで約150年と考えられている間隔オーバーしている。

次の南海トラフ巨大地震は、駿河トラフ(東海地震)から発生し東南海・南海へと連動する可能性が高いのだ。

そう考えると30年以内の東海地震発生確率が88%に対し南海トラフ巨大地震(3連動)が70~80%と言うのは腑に落ちない。

政府の地震調査委員会が公表した『今後10年以内に地震が発生する確率は20%程度、

今後20年以内では40%から50%、

今後30年以内では60%から70%』これを見ると10年以内には発生しないと思う人もいるかも知れないが、いつ発生してもおかしく無い状態には違い無いので安心するには早すぎる。


そもそも、この政府の地震調査委員会は、最新の研究より一歩も二歩も遅れている。

やっと3連動を認めたがM9は、正式には認め無いらしい。


委員会メンバーの中には、最新の研究結果を踏まえている学者も多いが、総合的判断ともなると慎重になり過ぎ過少評価となりやすい。

今後、30年以内に南海トラフ巨大地震発生確率が高まる事は間違い無いのだが…



【南海トラフ、巨大津波近づく? 堆積物層から発生間隔400~600年と推定】

ZAKZAK
2013.05.22


 マグニチュード8以上の巨大地震が懸念される南海トラフ地震で、紀伊半島では、約8000年前から400~600年間隔で巨大津波が起こっていたことを示すとみられる堆積物を発見したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが22日までに明らかにした。

津波の規模は、過去最大とされる宝永地震(1707年)による津波と同程度とみられる。

 南海トラフ沿いで起こる地震は100~150年周期とされているが、規模にはばらつきがある。

ただ宝永地震は約300年前に発生しており、次の巨大津波の発生が近づいているとみることもできる。

 見つかった堆積物のうち、約8000年前の津波の痕跡とみられる層は、繰り返しを示すものとしては過去に見つかった六千数百年前よりも古く、最古だという。

 チームは昨年末、紀伊半島にある高校(和歌山県串本町)の校庭でボーリング調査を実施、深さ4~9メートルの地層を柱状に6本掘削した。

地層は含まれていた火山灰や土器などから、1600年前~8000年前に堆積したと判明。その中に、津波によって運ばれたとみられる砂の層が最大で14層含まれており、これらから発生間隔を推定した。

 掘削場所周辺では、南海トラフ沿いで安政(1854年)、昭和(1944、46年)に起きた地震では津波による大きな被害は確認されていないため、見つかった砂の層はそれらの地震よりも大きな地震による津波で運ばれてきた可能性がある。


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地震学者でも有識者でも無い私の見解だが、次の南海トラフ巨大地震は、やはり貞観地震パターンだと思う。

近年、内陸部で発生した大きな地震と東日本大震災、関東直下地震が起これば次は間違い無く南海トラフ巨大地震と来る。
約1000年前に東日本を襲った貞観巨大地震、そね9年後に関東大震災規模の大地震、その9年後に南海トラフを震源とする仁和地震。
5000年間に3回程度発生する超巨大津波を伴う南海トラフ巨大地震。

それが次ではないかと…

宝永地震を上回る可能性も考えられる。


下は、貞観地震近年に発生した地震。

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818年8月頃(弘仁9年7月) 北関東で地震 - M 7.9、死者多数(『類聚国史』)


827年8月7日(8月11日)(天長4年7月12日) 京都で地震(『類聚国史』) - M 6.5~7。

830年1月30日(2月3日)(天長7年1月3日) 出羽で地震(『類聚国史』) - M 7~7.5。

841年前半(承和8年5月3日以前) 伊豆地震 - M 7、死者多数(『続日本後紀』)。丹那断層の2つ前の活動と見られている。

850年11月23日(11月27日)(嘉祥3年10月16日) 出羽国地震 - M 7、死者多数(『文徳実録』、『日本三代実録』)。

863年7月6日(7月10日)(貞観5年6月17日) 越中・越後地震 - 死者多数、直江津付近にあった数個の小島が壊滅したと伝えられる(『日本三代実録』)。発生が疑わしいとする見解もある


(864年(貞観6年5月)富士山噴火(『日本三代実録』)(青木ヶ原樹海を作った貞観大噴火)、阿蘇山噴火)


868年7月30日(8月3日)(貞観10年7月8日) 播磨国地震(『日本三代実録』) - M 7台。兵庫県の山崎断層帯の活動によるものと思われている。


*869年7月9日(7月13日)(貞観11年5月26日夜) 貞観地震 - M 8.3~8.6(Mw >8.7)、陸奥国地大震動、地震に伴う津波(貞観津波)の被害が甚大で死者約1,000人(『日本三代実録』)。多賀城損壊。津波堆積物調査から震源域が岩手県沖~福島県沖、または茨城県沖の連動型超巨大地震の可能性も指摘される

。東北地方太平洋側で繰り返し発生していると推定されるM 9クラスの地震の候補とされる


878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) 相模・武蔵地震 - M 7.4、死者多数。京都でも揺れが感じられる(『日本三代実録』)。※関東大震災クラス

880年11月19日(11月23日)(元慶4年10月14日) 出雲で地震 - M 7(『日本三代実録』)。

886年6月29日(7月3日)(仁和2年5月24日) - 伊豆諸島噴火。安房の国で降灰と地震(『日本三代実録』)。

887年7月29日(8月2日)(仁和3年7月6日) 越後西部を震源、M 6.5。津波による溺死者は1000人にのぼったとされる(『日本三代実録』)。

8月22日(8月26日)(仁和3年7月30日) 仁和地震(南海トラフ連動型地震説あり) - M 8~8.5、五畿七道諸国大震、

京都・摂津を中心に死者多数。津波あり(『日本三代実録』)。南海地震の記録だが地質調査によればほぼ同時期に東南海・東海地震も発生。津波堆積物からM 9クラスであったとする説もある

(Wikipediaより)


この他、御前崎の海岸段丘の形成時期や各地で発見される津波堆積物、何よりも南海トラフ巨大地震が近年発生する確率が高まる内に東日本大震災が発生している事などから貞観地震パターンで発生した仁和地震と類似している。


ただ、関東地震(相模湾トラフ)の発生間隔がズレている点が微妙なのだが…

因みに最近騒がれている関東直下地震と関東大震災の関東地震は、全く別物。

次の南海トラフ巨大地震が貞観地震パターンで来るとしたら政府の地震調査委員会が公表した発生確率はハズレ、もっと高い確率となる。


いずれにしろ南海トラフ巨大地震はやって来る。

いくつかの発生確率パターンを考え備えるにこしたことはない。
















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福島第一原発事故で海に大量の汚染水が流出した。

そのほとんどは、大海原へと拡散していった。

しかし、海底には高濃度の放射性物質が…


【スズキは最大200倍 海底に溜まるセシウムで底層の魚は高濃度汚染】

〈週刊朝日〉
[5/24 16:05]


今月13日、東京電力福島第一原子力発電所に地下水が流れ込んで増え続けている放射性汚染水を減らすため、地下水を海洋に放出する計画が先送りされた。

いまだ不安が残る放射能問題だが、周辺海域に生息する魚介類にどんな影響を与えているのだろうか。

今回はセシウムに関して調べてみた。

実は、2011年3月の福島第一原発事故が起こる前から、海洋汚染に伴う魚介類などへの影響について調査・研究する海洋生物環境研究所では国内にある原発の周辺海域の海水、海底土、海産生物の放射線量を測定している。

当然ながら、そこには福島海域も含まれている。

その資料を見ると、事故前(1983~2010年度)の海産生物(スズキ、メバル、ミズダコなど)の放射能濃度は1Bq(ベクレル)/kg以下を維持。

チェルノブイリ原発事故があった86年度には一時的に濃度が高まったが、それでも1Bq/kgには達しなかった。

今回の事故を受けて、どう変わったのか。

同研究所では11年度以降も測定を継続しているが、今回は数値を載せたパンフレットの作成が見送られたという。

そうであれば、同じ資料ではないが、研究所の測定の対象となっているスズキについて、水産庁が公表している報告から推測してみたい。

測定値を見ると放射能濃度は今年3月1日のもので、検出限界未満~200Bq/kg。

いちばん高い濃度で考えた場合、その差は200倍にもなっている。

この水産庁の報告では、複数の魚種について、事故から今年3月1日までの測定値の経過が記載されている。

これを見ると、海面に近い部分(表層)の魚(イカナゴ・カタクチイワシ稚魚)の放射能濃度は事故直後には高く、その後、大幅に低下している。

これに対し、海底に近い部分(底層)の魚(マアナゴ)は依然、高いままだ。

もちろん各地の水産試験場で検査をおこない、一般食品の基準値(100Bq/kg)を超えたものについては、出荷規制している。

市場に出回ることは原則ないが、今後、どう値が変わっていくのか注意深く見守りたいところだ。

魚介類の種類による放射能濃度の違いについて、いまわかっているのは、「表層の魚より底層の魚のほうが高い」
「マグロなどの回遊魚には影響が少ない」
「魚よりエビ・カニ、さらにイカ・タコのほうが低い」ことなどである。

放射線防護学の第一人者、日本大学歯学部総合歯学研究所准教授の野口邦和氏は、こう分析する。

「現在、海水中の放射性セシウムは希釈、拡散が進んで検出限界値まできています。ただ、セシウムは泥などに吸着して海底に沈んで存在しているので、海底の魚介類には注意が必要。イカなどで濃度が低い理由ははっきりとはわかりませんが、摂取するエサなどが関係していると考えられます。回遊魚は福島沖の海域にいる時期が短いため、汚染されにくいといえます」

セシウムの半減期(原子核が壊れて半分になるまでの期間。セシウム137の場合)は約30年。

しかし、実際はそれよりも早いスピードで壊れていることが、いくつかの調査で確かめられている。

現在、国が設けている基準値100Bq/kgは健康への影響がないと一般的に評価されている数字だ。

とはいえ、できるだけとらないに越したことはない。

野口氏は、「放射能の影響が消えるには時間はかかると思いますが、むやみに不安がらないこと。正しい知識をもって対応してほしい」と冷静に対応することを勧めている。

今回用いた数字のほとんどは、省庁や自治体がホームページで公開しているものだ。

数字の読み方などは難しい面もあるが、定期的にチェックしておくことは必要だろう。

また、魚介類を食べる限り、有害物質をゼロにするのは現実的ではない。

だとしたら、下ごしらえや調理法などで食品に含まれる有害物質を減らす工夫も必要だ。

※週刊朝日 2013年5月31日号



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海底の泥などに付着したセシウムなどは、台風により海水がかき混ぜられ海底から浅い所まで拡散する可能性もある。

それにより大海原へと拡散しながら濃度が薄まるのだが、その時に海底にいる魚以外の魚も汚染される可能性がある。

更に海底に沈み放射性物質はセシウムだけでなくプルトニウムやストロンチウムも含まれる。

半減期は数万年~数十万年。


原発事故が招く傷痕は、長期に渡り続く。


【地下水放出、説明会2回=地元漁業者向け―東電】

時事通信
[5/24 12:44]


東京電力の新妻常正常務は24日、福島市で記者団に対し、福島第1原発敷地内の地下水の海洋放出計画について、5月30日と6月7日の2回、地元漁業者らに説明して理解を求めることを明らかにした。

資源エネルギー庁の担当者も出席し、放出する地下水が原子炉建屋で放射性物質に汚染される前のものであることや、今後の汚染水対策などを説明する。

説明会は福島県漁業協同組合連合会(県漁連)側が主催し、同県いわき市と相馬市で開催する。

県漁連は国と東電の説明を受け、6月中に組合長会議を開き、地下水放出に同意するかを決める。

国と東電は県漁連の同意を得た上で、放出時期などを判断する考えだ。


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原発は、冷却の為に海岸に造られている。
どの原発が事故を起こしても海が汚染される。

福島第一原発事故の様な重大事故でなくても放射能漏れ事故でも海が汚染される。

海が何十年~何万年もの長い間、汚染されても安倍ノミクスには影響は少ないかも知れない。

しかし、本当にそれで良いのだろうか!?


綺麗な海、豊富な魚介類、小さな島々が浮かぶ瀬戸内海。

ここも放射能汚染される危険性がある。


【広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」】

〈週刊朝日〉
[5/24 11:35]


福井県にある敦賀原発2号機(日本原子力発電)の「廃炉」が不可避となった。

原子力規制委員会の有識者会合が5月15日、原子炉建屋直下の断層を「活断層」と断定する報告書をまとめたからだ。委員会は、ほかに五つの原発でも調査を進めており、今後も「激震」が続くとみられている。

安全性の低い原発は、即刻淘汰(とうた)されなければならないが、次に廃炉にすべき原発はどこか。

作家の広瀬隆氏が緊急提言した。

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大前提として、原子力規制委員会が「活断層と認めるか否か」を再稼働の基準にしているのは、完全に的外れです。

過去に起きた大地震のほぼ半分は、表出している活断層ではなく、「未知の断層」が動いている。

これは地震学の常識です。

活断層があれば論外ですが、活断層がなければ地震が起こらないなんて、地震学のどこにも書かれていない。

それを前提としても、敦賀原発の次に廃炉にすべきなのは、愛媛県の伊方(いかた)原発(四国電力)です。

ここは、南海トラフ地震による甚大な津波被害が想定されるうえに、日本列島を形成する過程で生まれた最大の活断層「中央構造線」のほぼ真上にある原発なのです。

南海トラフと連動して中央構造線も周期的に動いており、いまは「ひずみ」がたまった危機なのです。

この活断層が動いたら直下なので、ひとたまりもありません。

瀬戸内海に津波が入ってきたら、津波からの逃げ場もない。

江戸時代に起こった宝永地震では瀬戸内海に津波が押し寄せ、死者は2万人に及びました。

現在の人口なら、被害者は10万人以上でしょう。

伊方原発は、次の再稼働候補のトップになっていますが、ただちに廃炉にすべきです。

もちろん、これ以外の原発も同様に廃炉にすべきです。

日本列島にある断層はすべて活断層であり、原発を立地して安全な場所など、どこにもないのです。

※週刊朝日 2013年5月31日号


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伊方原発は、唯一断層が存在しない原発だと電力業界から絶賛されている。
それ故、政府も再稼働第一号と予定している。のだが…


「井の中の蛙」


巨大な活断層の中でその存在がわからないでいる様だ。

阿蘇のカルデラの中にいると、道路があり、電車が走り、田んぼや畑、街並みがあり、そこがカルデラの中だと言う事を忘れてしまう錯覚に似た感じだ。


しかし、西日本の衛星写真を見ると、そこに巨大な断層線があるのが見て取れる。

もっとも、電力業界に言わせれば日本最大の中央構造線ですら断層では無いと否定されそうだが…


【「6・2行動」再稼働反対、「原発ゼロ」掲げ】

しんぶん赤旗
2013年5月24日(金)


 原発をなくす全国連絡会と首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションの3団体が6月2日、再稼働反対、「原発ゼロ」を掲げ、「6・2NO NUKES DAY」の統一ロゴで、東京での一大行動をよびかけています。

 安倍晋三政権は、原発推進、原発の再稼働・輸出で暴走していますが、破たんも噴出しています。

7月には原子力規制委員会の「新規制基準」が施行され、再稼働の審査が始まります。

たたかいは新たなヤマ場を迎えています。

「6・2行動」を大きく成功させることは、再稼働を許さず、「原発ゼロの日本」への大きな一歩となります。

輸出・運転の暴走許さず

 安倍首相は、原発メーカーの代表らと中東などを訪問し、原発の「トップセールス」を行いました。

首相は、「過酷な事故の経験と教訓を世界と共有し、原子力安全の向上に貢献していくことは、日本の責務である」とのべましたが、これほど福島第1原発の危機的状況を無視し、福島県民の苦難に背を向けた言葉はありません。

 福島第1原発は、事故が収束したどころではなく、危機的状況の真っただ中にあります。

汚染水問題は、政府でさえこれまでの対応策を「十分な対応となり得ず、追加的な抜本策」が必要だと認めるありさまです。

事故「収束宣言」の誤りを認めさせ、きっぱりと撤回させるたたかいがいよいよ重要となっています。

 安倍首相は、原発再稼働についても、「政府一丸となって対応し、できる限り早く実現したい」と、政府が前面に立ってすすめることを表明しました。

安倍首相は「安全基準に照らして安全だということになれば、再稼働をすすめたい」としています。

しかし、「新基準」は過酷事故で放射性物質を放出することが前提となっており、もはや「安全基準」という看板さえ使えなくなったものでしかありません。

電力会社は「新基準」施行にあわせて再稼働のための審査を申請する構えですが、原発事故を引き起こし、収束さえできていないのに再稼働など論外です。

 現に福島県ではいまだ15万人余りが避難生活を強いられ、大熊町、双葉町は人口の96%が住んでいた地域が「帰宅困難地域」とされます。

原発と人類が共存することはできません。

「即時原発ゼロ」の政治決断こそ必要です。

 毎週金曜日に官邸前をはじめ全国で「再稼働反対」「原発なくせ」を掲げた抗議行動が続けられています。

世論調査でも「原発ゼロ」が7割以上を占め、再稼働反対が多数です。

こうした民意を形で示すのが「6・2行動」です。

 「6・2行動」は、3団体が共同する同日アクションとして画期的な意義をもっています。

当日は、原発をなくす全国連絡会が明治公園で「原発ゼロをめざす中央集会」をひらきます。

すでに、福島県からはこれまでを上回る規模で参加しようととりくみが強まっています。

全国からの参加で成功させ、首都圏反原発連合の国会大包囲に合流していきましょう。

都議選、参院選の争点に

 「6・2行動」は、東京都議選、参院選の直前の行動となります。

再稼働反対、「原発ゼロ」の民意を示し、選挙での一大争点に押し上げる機会です。










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次の参院選でも自民党が圧勝し捻れは回復されるだろう。

そうなれば、とどまる事を知らない自民党が本腰を入れ次々と原発を再稼働させる。

最後の切り札は、原子力規制委員会しかない。

敦賀原発を廃炉までもって行けるか!?

規制委員会にとっても敦賀原発の行方が後の活動を左右する。

もし、廃炉までに至らなかったら電力会社は、「規制委員会、恐れるに足りず」になってしまうだろう。


【「使える原発」と「使えない原発」加速する選別、判定に課題 政府方針と衝突も】

産経新聞
[5/23 10:55]

活断層と認定した敦賀原発で“実績”を作った原子力規制委員会は、「使える原発」と「使えない原発」の選別作業を加速化させる。

活断層の疑いがあり調査を進める原発は残り5つ。

22日の定例会では事業者任せのデータ集めから独自調査への変更を示唆した。

ただ、規制委の判断は「科学的ではない」との批判があり、規制委の手法は事業者の不信感をさらに強め、原発の再稼働を急ぐ政府の方針と衝突する可能性がある。

「ようやく原発規制の独立性が国際標準に近づいた。これからもこういう(事業者にとって)つらい意味の判断があるかもしれない」

規制委の田中俊一委員長は22日午後の定例会見で、こう言って今回の決定に自信を深めた。

昨年9月の規制委発足以来、原発の再稼働の可否につながる重大な決定は初めて。

ただ、敦賀原発の活断層の判定には大きな課題が突きつけられた。

評価に携わった有識者は「データにかなり不足がある」「メンバーに偏りがある」と苦言。

事業者の反発も強まるばかりで、敦賀では日本原子力発電が訴訟を示唆している。

調査手法には、規制委の更田(ふけた)豊志委員も「事業者のデータに頼っているところに本質的な問題がある」と指摘。

規制委独自の調査体制をつくることを提言した。

活断層の有無の判断を待つのはほかに、東北電力東通原発(青森県)
▽北陸電力志賀原発(石川県)
▽関西電力大飯原発(福井県)
▽同美浜原発(同)
▽日本原子力研究開発機構もんじゅ(同)-の5つ。

田中委員長は改善は検討するとしつつも現行の批判がある調査手法を続行させることを明言している。

規制委の対応については、政権与党の自民党から反発の声も上がっている。

同党は今月14日に原発の再稼働を促進する議員連盟を発足。

規制委が厳しい安全確認を求め再稼働に時間がかかることに懸念の声が噴出した。

同党の原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)も、今回の敦賀原発の判断に「運営が独立ではなく孤立している」と批判している。(原子力取材班)


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『規制委の対応については、政権与党の自民党から反発の声も上がっている。


反発の声を上げている自民党議員は、原子力ムラや電力会社と利権が絡んでいる族議員だろう。



【日本原電、徹底抗戦も崖っぷち…廃炉で経営危機の恐れ】

産経新聞
[5/23 10:30]

日本原電は、原子力規制委の判断について「断じて受け入れることはできない」とのコメントを発表、徹底抗戦の構えを崩していないが、今後廃炉の決断を迫られる公算が大きい。

規制委には廃炉を求める法的権限はなく、廃炉はあくまでも日本原電の判断となるが、保有する他の原発2基も運転再開は難しい。

頼みにする電力業界からの支援にも限界があり、崖っぷちに追い込まれつつある。

日本原電と受電契約を結ぶ東京、関西、北陸など電力5社は受け取る電気がゼロでも、固定費に相当する「基本料金」を年間1千数百億円支払っている。

このため、経営危機が一気に表面化する可能性は低い。

ただ、電力各社は原発停止に伴う火力発電の燃料費増加で経営が悪化する中、基本料金を支払い続ける余力は乏しく、大幅な減額に乗り出している。

規制委の判断を受け、「再稼働する見込みがないのに支払い続けるのはおかしい」との批判が高まり、支払いが難しくなる事態も予想される。

日本原電は敦賀1号機が運転開始から43年が経過して「原則40年」の運転制限に抵触、東海第2原発(茨城県)も地元自治体は運転再開に反対している。

敦賀3、4号機の増設計画も実現の見通しが立たず、事業継続の展望は開けない。

敦賀2号機が廃炉措置に移行した場合は原発の設備を会計上の資産として扱えなくなり、巨額の損失が発生。

日本原電は“命綱”ともいえる基本料金の収入も失うことになり、経営が行き詰まる恐れがある。

多額の廃炉費用の分担などを通じ、日本原電に出資する電力各社の経営にも大きな影響が及ぶのは避けられない。

電力業界には「廃炉などの費用の取り扱いは国と協議しながら検討していくべきだ」(電気事業連合会の八木誠会長)と、国の関与を求める声もある。


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原子力マフィアの日本原電がどうなろうと、活断層真上に原子炉がある事実は変わらない。

原発を保有する事業者が第一に考えなければいけないのは、「安全」だ。

日本原電からは、もはや「安全」と言う言葉は出て来ない。

出て来るのは、逆ギレとも取れる言動だけだ。

そして、敦賀原発を抱える地元でも逆ギレの声が…


【敦賀2号機「活断層」了承 知事「丁寧な議論ない」 福井】

産経新聞
[5/23 07:55]

■河瀬市長 3、4号機に期待

日本原子力発電敦賀原発2号機(敦賀市)の直下を走る活断層の一種「D-1破砕帯」について、「活断層」と判断した原子力規制委員会専門家調査団の報告書を規制委が了承した22日、西川一誠知事は、記者団の取材に応じ、「なぜ結論を急ぐのか。十分な議論が尽くされていない」と規制委に対して遺憾の意を示した。

原電は6月末までに敦賀原発敷地内の追加調査を行い、規制委側に反論する方針。

西川知事は「不確かな議論のままになっているのは問題だ」と述べた。

また、「新規制基準とこれまでの安全基準とどう関係していくのかという丁寧な議論がない。地元としては納得できない状況だろう」と規制委の説明不足を指摘。

「政府は改めて幅広い分野の知見を結集しながら公平、公正な結論を出すべきだ」とした。

一方、同市の河瀬一治市長は、規制委が今回下した判断によって2号機の廃炉の公算が高まっている中、東京電力福島第1原発事故以後、着工が滞ったままの敦賀原発3、4号機の新増設に言及。

「日本のエネルギー上、原子力発電を直ちにやめることはできない。建設を進め、国としては活用していくべきだ」と述べた。


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敦賀原発敷地内には浦底断層と言う活断層が走っている。

浦底断層からは、無数の断層が枝分かれして敦賀原発敷地内を貫通しまくっている。

今回、規制委員会により活断層と判断された「D-1破砕帯」も無数の断層の一つだ。

こんな断層だらけの敷地に更に3・4号機の建設を望むなど馬鹿げている。

放射性物質に汚染される前に原発マネーに汚染されてしまっているとしか言い様がない!!

原発事故が起これば全てをうしなう…

福島第一原発事故でまざまざ見せつけられたではないか!?

この2人には、福島の現状が見えていないのか!?

首長として何を守るべきなのか!?


住民が安全で安心して暮らせる権利を守るより原発の利権を守る方が優先なのか…


それが、福井県民の総意なのか…?





【発電ゼロでも電気代を徴収】

しんぶん赤旗
2013年5月23日(木)



停止原発維持 消費者の負担

原電に1400億円超


 日本原電は、東電など電力9社が出資・設立。

所有する原発で発電した電気を電力各社に販売してきました。

 敦賀原発1号機は2011年1月の定期検査以降、同2号機は同年5月の放射能漏れ事故以降停止中。

東海第2原発(茨城県東海村)は同年3月11日の大地震で緊急停止したままです。

 原発が停止し、発電量がゼロなのに、同年度の日本原電の有価証券報告書によると、東電から464億7400万円、関西電力から340億7900万円など、5電力会社から計1443億3000万円にのぼる「販売電力料」を得ています。

 これは「購入電力料」として電気料金の計算の基礎となる原価に含まれ、消費者が負担しています。

値上げ 納得できません

 新日本婦人の会大阪府本部の杉本和(かず)事務局長は、「原発の維持費用に私たちのお金が使われていることに腹が立ちます。電気料金値上げには納得いかへんですし、府民の暮らし向きをますます苦しめるもので、怒っています。すべての原発を廃炉にして、自然エネルギーに転換していくため、運動を大きくしたい。参院選でもそういう結果を出したいですね」と語ります。

こんなムダ 腹立ちます

 東京都杉並区で脱原発デモを主催するリサイクルショップ店主(38)は、「新しいエネルギーの開発など前向きなことのためならわかりますが、こんなムダな、原発を続けるためだけの費用がこっちに回ってくるのは本当に腹立ちますね。これを機に、日本にある、いろんなムダな構造について、こんな世の中でいいのかという根本的なことを訴えていきたいですね」と話しています。


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日本の電力業界の「常識」は、世間一般に降下させると「非常識」だ。


しかし、その「非常識」が今までズッと、まかり通って来た。

それは、今も続いている。

「非常識」が「常識」の電力事業者に放射性物質を扱う資格は無い!!


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~拡散・転載希望~

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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。

しかし、これで終わらす訳にはいきません。

世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…

私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…

静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…


「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。



静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。


※浜岡原発に対する意見


浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!

浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。


川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。

浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。

県外からのメッセージもお願いします。


◆川勝平太知事宛てメッセージ◆


送付方法:fax 054-221-2164

TEL 054-221-2202

手紙 〒420-8601

静岡県 葵区 追手町 9番6号

静岡県庁 静岡県知事 川勝平太


知事への意見箱

http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html


より多くのご協力お願い致します。


[浜岡原発をとめる裁判の会]

http://www.geocities.jp/ear_tn/


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「首都圏反原発連合」

http://coalitionagainstnukes.jp/



≪さよなら原発1000万人アクション≫

オンライン署名

http://sayonara-nukes.org/


みんなで決めよう「原発」国民投票


http://kokumintohyo.com/archives/5904


≪全国脱原発デモ情報拡散≫


http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index





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