福島第一原発4号機の燃料プールで未使用燃料の取り出しが始まったが…
【燃料取り出し開始 不安解消へ工程短縮必要】
産経新聞
[11/19 07:55]
福島第1原発は廃炉に向けて、大きな一歩を踏み出した。
廃炉工程は30~40年かかるとされており、その入り口である燃料取り出しは「絶対に失敗できない作業」(東京電力)だ。
最大の難関とされる溶け落ちた燃料(デブリ)の回収も残されている。
福島の住民の不安解消のためにも、作業を慎重にすることに加え廃炉工程そのものを短縮することが求められる。
廃炉技術の結集を目指し8月に発足した国際廃炉研究開発機構(IRID)理事長の山名元(はじむ)・京都大教授は「十分な準備をしておけば大丈夫」と話し、がれきの妨げに気を付ければ燃料取り出しの作業はそれほど難しくないという。
4号機は事故時は定期検査中で炉心に燃料がなく炉心溶融(メルトダウン)することがなかった。
これに対し1~3号機はメルトダウンを起こしデブリが底にたまっているとみられ、放射線量が高く燃料取り出し作業は4号機よりはるかに難しい。
平成27年秋に燃料貯蔵プールからの燃料取り出し予定の3号機では、遠隔操作でのがれき撤去や除染が続く。
これに対し、29年度中にプールからの取り出し開始を目指す1、2号機は、いまだに手つかずの状態だ。
デブリの取り出しはさらに困難を極める。
こうした高線量の施設を何十年も置いておくことが、住民の帰還を妨げている要因でもある。
東電任せでなく政府や大学も含め英知を結集し、廃炉工程を短くすることが必要だ。
(原子力取材班)
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燃料取り出しを困難とさせるのは、瓦礫だけでは無い。
東電が隠していた「破損燃料」の実態…
【直前になって公表 福島原発「破損燃料80体」の衝撃】
ゲンダイネット
[11/19 10:26]
「破損燃料」はどうする?
福島第1原発4号機で、18日午後、使用済み燃料プールからの「核燃料棒」の取り出し作業が始まった。
使用済み燃料1331体と未使用燃料202体の計1533体を輸送容器(キャスク)に移し、敷地内の共用プールに運ぶ計画。
東電は「万全の対策を講じた」と自信マンマンだが、公表された作業資料にはゾッとする“新事実”が書かれている。
〈漏えい等を確認した燃料の取扱い〉――。
15日に明らかになった燃料取り出し作業をめぐる「安全対策」資料にはこんな文言が出てくる。
“漏えい等を確認した燃料”とは、過去の作業で変形や破損が確認された破損燃料のこと。
これがナント、1号機で70体、2号機は3体、3号機は4体、4号機は3体と記されているのだ。
破損燃料がどれほど危険なのかは、02年に福島第1原発運転開始30周年を記念して作られた文集を見れば分かる。
「作業員の証言として、『燃料破損は、放射能の高い核分裂生成物が、原子炉水中に漏れ出て(るため)原子炉まわりの保守点検作業時に(の)被曝が大きく、作業が困難』とあります。
つまり、破損燃料は1体でも、取り扱いが難しい。
それが福島第1原発では、80体もあるというワケです」(経産省担当記者)
<運び出す方法はこれから調べる!?>
こんな重要な事実が取り出し作業の開始直前になってシレッと公表されるとは呆れた話だ。
しかも、破損燃料をどうやって取り出し、運ぶかはまったく不明。
原子力安全基盤機構が「輸送技術調査」の入札を公告したのは15日だ。
今ごろ調査するというのだから、お粗末過ぎる。
原子炉格納容器の設計に携わっていた元東芝技術者の後藤政志氏はこう言う。
「一般論でいえば、破損燃料は破損した箇所から放射能が漏れるため、ほかの燃料と同じ扱いはできません。
当然、通常のキャスクに納めることは難しいでしょう。
まずは破損の状態を確認し、場合によっては専用のキャスクが必要になるかもしれない。
いずれにしても工程通りに作業を進めるのは難しいでしょう」
燃料の取り出し作業は、政府・東電が「廃炉作業の一歩目」と位置づける重大な工程だ。
ドロ縄式でやり過ごせるとは思えない。
ここがつまずけば、日本は暴走を続ける原発と心中だ。
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東電が示したキャスクの落下テストは、23年も前の17mからの落下テスト結果で、キャスク自体の強度も増しているから32mからの落下にも耐えるとしている。
実際、現在のキャスクで32mからの落下テストは行っていない。
心配されるのは、キャスク本体の損傷より、ステンレス製のフタが開いてしまった場合だ。
万が一、キャスクが落下しフタが開いたら…地獄への入口が開く。
もう1つの使用済み燃料取り出しの懸念、4号機の「破損燃料」は、後回しにされる。
しかも、取り出し技術・専用キャスクの開発から始まる様だ。
4号機使用済み核燃料取り出し完了まで1年掛かるとの事だが、それまでに「破損燃料」を取り出す技術が間に合うのだろうか?
更には使用済み核燃料取り出しが困難とされる1~3号機。
時間は、掛かっても仕方がないが、「殺人兵器」の使用済み核事故だけは、絶対にあってはならない!!
【「廃炉への第一歩」 東電会見一問一答】
MSN産経ニュース
2013.11.18 20:17
福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しについて説明する広瀬直己社長のビデオ映像。
東京電力のホームページで公開された=18日
東京電力は18日の定例記者会見で、福島第1原発4号機からの燃料取り出し開始について「廃炉への第一歩」との見解を示した。
一方で「慎重に作業を進める」と強調したが、安全性について疑問視する質問が相次いだ。
主な一問一答は以下の通り。
--燃料取り出しが始まった。東電の受け止めは
「これから長く続く廃炉作業の第一歩。
まだ始まったばかりなので、気を引き締めて対応していきたい」
--福島には燃料取り出しでトラブルが起こらないかどうかを不安視する住民もいる
「(大破した)建屋内に燃料があると心配をかけている。
早期の燃料移送は地域の安心のためにも大事な作業なので、(不安の声を)しっかり受け止め、慎重に作業したい」
--原子力規制委員会は燃料破損時に希ガスが発生する可能性を指摘している
「(ガス発生を)ありえないとは想定していない。
(燃料を傷つけないよう)慎重に引き上げ、作業中も放射線量の測定をしっかりすることで対応する」
--現場での作業員の被曝(ひばく)管理は
「現場の放射線量は毎時40マイクロシーベルト前後。
作業には、放射線を管理する担当者が立ち会い、作業員の1日当たりの被曝線量は0・8ミリシーベルトを計画している」
--トラブルが多発した場合は、計画上の完了期日は延期されるのか
「取り出し作業は来年末までに終わらせたい。
(完了の期日は)その時の状況次第なので、最終的に時期が前後するかどうかは現在は分からない」
--燃料落下などトラブルがあった場合の対応は
「まずは作業員の避難。
その上で無人クレーンを使い燃料を遮蔽物(しゃへいぶつ)で囲んで放射線量を緩和しつつ、善後策を検討することになる」
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「放射線量を緩和しつつ、善後策を検討することになる」…
落下事故後に善後策を検討すると言う事か?
東電の事だから落下事故は起きないと想定しているのだろう。
問題は、燃料取り出しだけにとどまらない。
4号機の燃料プールから使用済み核燃料を無事取り出したとしても移送先の共用プールは満杯に近い状態だ。
東電は、共用プールの冷却が進んだ燃料から別のプールに移すとしているが1~4号機の使用済み核燃料、更に1~3号機の溶け落ちた核燃料の移設先確保が必要となる。
福島第一原発廃炉でも問題となる核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)。
既に廃炉が決まっている東海原発でも核のゴミが問題となっている。
国内の商業用原発として初めて廃炉を決めた日本原子力発電東海原発(茨城県)が、解体後のごみ処分場決まらず廃炉先送りの見通しらしいのだ。
小泉純一郎元首相がしきりに訴える核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)。
日本には、最終処分出来る場所は無い。
今の時点でさえ各原発には、限界に近い使用済み核燃料がある。
この核のゴミは、再稼働すれば更に増える一方だ。
核のゴミで廃炉もままならない状況なのに自民党・安倍政権は、核のゴミ問題をも先送りして再稼働をさせようとしている。
脱原発が無責任か…?
原発推進が無責任か?
福島第一原発
核のゴミ問題
この2つだけを見ても答えは明確だろう。
【輸送容器に収容完了=燃料22体、4号機取り出し―福島第1】
時事通信
[11/19 19:50]
東京電力は19日、福島第1原発4号機使用済み燃料プール内で新たに18体の核燃料を輸送容器に入れ、前日分と合わせ22体の収容が完了したと発表した。
すべて危険性が比較的低い未使用の燃料で、トラブルなどはなかったという。
20日以降、輸送容器を除染して燃料プールのある原子炉建屋5階から地上に降ろし、約100メートル離れた別建屋の共用プールに運ぶ。
18日の取り出し開始から移送完了まで1週間程度かかるという。
東電は輸送容器の移送日などは「核物質の防護上、明らかにできない」と説明している。
取り出し開始前、4号機プールには未使用の燃料202体と使用済み燃料1331体が保管されていた。
2回目からは強い放射線と熱を放つ使用済み燃料の移送も検討する。
このため東電は1回目の取り出し手順などを検証する方針。
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福島第一原発廃炉工程は、始まったばかり…
今後、更なる困難に直面するだろう。
東電にではなく、高線量の中、長時間に渡り神経を集中させ取り出し作業にあたる現場の人達にエールを送りたい。
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
【緑の党】
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7740/
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