福島第一原発事故から約2年8ヶ月。
いまだに原発事故の影響は続いている。
続いている…と言うより更に拡大をみせているのが現状だ。
【福島第一原発4号機 カメラが捉えた厳しい現実】
TBSNEWS
使用済み燃料の取り出しが始まったばかりの福島第一原発4号機の内部に取材に行ってきました。
作業員が放射線を浴びながら手作業でクレーンを操作する現場は、緊張感に包まれていました。
さらに、敷地内を見て回りますと、厳しい現実も垣間見えました。
「今、あちらに検問が見えてきました」(記者)
検問を抜けると、景色は一変します。
福島第一原発まであと4キロメートル。
「ここはもう既に帰還困難区域に入っています。
商店などはすべて閉鎖され、ゴーストタウンのようになっています」(記者)
あれから2年半以上が経過しても、震災のつめ跡がそのまま残されています。
変わらない風景。
事故処理は、どれほど進んでいるのか。
バスは原発の敷地内に入ります。
「ここにありますのは、免震重要棟といわれる施設です」(記者)
事故発生当時、吉田所長をはじめ、多くのスタッフが対応に当たった拠点。
床も壁もビニールに覆われた廊下を進んでいくと・・・。
「ご覧のように、ここで働く作業員の方々への感謝の言葉、ご覧のようにたくさん並んでいます」(記者)
この免震重要棟で、防護服を着ます。
空気を通さず、この季節でも蒸れます。
手袋は3重、粘着テープですき間をふさぎます。
全面マスクは長い間つけていると、あごの辺りを締めつけられ、痛みすら感じます。
そして、いよいよ4号機の中へ。
震災当時、水素爆発で破壊された建屋は、真新しいカバーで覆われ、燃料取り出しのために太い鉄骨も組まれています。
先週、燃料の取り出しが始まった燃料プールは、建屋の5階にあります。
上からのぞいてみると・・・。
「下のプール、ご覧いただけますでしょうか。
上から燃料がはっきり見えます」(記者)
四角いラックに差し込まれた燃料が並びます。
爆発で瓦礫が飛び散りましたが、大きなものは取り除いたと言います。
クレーンが動き出しました。
棒の先端が燃料に近づいていきます。
燃料をつり上げて引き抜きます。
抜いた燃料は水中を移動し、キャスクと呼ばれる放射線を遮る容器に入れます。
そのキャスクに22体の燃料が入ったら、1階に下ろし、トラックで移動させるのです。
「燃料棒の移動が始まりました。
今、作業員の方々、真下を見つめながら作業をしています」(記者)
声を通りにくくする防護マスク。
手先の感覚を鈍らせる3重の手袋。
(Q.この作業の難しさは?)
「燃料を抜くときに、がれきが間に入って燃料が抜けなくなる。
それに対処するよう準備している」(東電 福島第一原発 矢代一男 機械設備部長)
今回、私たちは初めて、4号機から取りだした燃料を保管する共用プールを見ることもできました。
「前回取り出した新燃料が、この辺にあります」(東電 福島第一原発 矢代一男 機械設備部長)
そこには、先週取り出されたばかりの22体の燃料が整然と並んでいました。
着々と進んでいるかに見える作業。
しかし、敷地内をバスで走ると厳しい現実が垣間見えます。
「左側ダメです。左側のフェンス・シャッターダメです。
正面ダメです。正面ダメですよ」(東電広報)
警備上、撮影できない場所がたくさんあります。
テロなどへの防御が万全とは言えない状況なのです。
さらに・・・。
「うわー、すごい壊れている、こっち側。
こちら海際なんで、津波をもろにかぶった場所になります」(記者)
「線量読み上げてもらっていいですか。130・・・」(東電広報)
「どんどん線量が上がっています」(記者)
「810」(東電広報)
線量は1000マイクロシーベルトを超えました。
一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる放射線量を、たった1時間で超えてしまう数値です。
「こちら、線量計なんですけれども、164、160前後の数値を指しています。
これでも瓦礫が片付いて、線量が下がったということなんですね。
私の後ろに今、3号機が見えます。
燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きています。
将来、その燃料を回収する作業が行われます。
それはまさに、未知の作業となります」(記者)
(28日17:13)
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原発事故から2年8ヶ月経った今現在でも原発敷地内、原発周辺地域は、事故(震災)当時の様子をそのままとどめている。
福島第一原発事故は、多くの悲劇を生み出した。
帰宅困難地域の今…
そして、故郷を捨てざるを得なくなってしまった人達は…
【伝えられた厳しい現実、ふるさとは原発のすぐ近く】
TBSNEWS
「ふるさとの海でもう一度泳ぎたい」。
原発周辺の住民の方は、これまで全員帰還という言葉を支えに避難生活を続けてきたわけですが、その見直しが、今月、与党から伝えられました。
故郷へ帰ることを心待ちにしていた子どもたちは、この現実をどう受けとめたのでしょうか。
廣嶋大吾君10歳、弟の周吾君は8歳。
福島第一原発のある大熊町で生まれましたが、今はおよそ100キロ離れた会津若松市の仮設住宅で、両親と暮らしています。
「大熊に戻りたい」(大吾くん)
「僕も大熊に戻りたい」(周吾くん)
「木に登りやすいし海も近くにあって、今プールに通ってて泳げるようになったから」(大吾くん)
「おらも」(周吾くん)
大熊町は、いまだに放射線量が最も高い地域の1つで、帰れる見通しが全く立っていません。
一緒に避難してきた人たちの中には新たな土地に引っ越す家族も多く、友達も減り続けています。
「さみしい」(周吾くん)
「ちょっとはさみしい」(大吾くん)
「仲良い人がいなくなっちゃったし」(周吾くん)
そんな中、自民・公明の与党は、今月、これまでの全員帰還の方針を見直す提言を初めて政府に行いました。
帰還しやすい地域から順に除染を行い、新しい生活を選ぶ被災者には支援策を拡充する。
放射線量が高い地域の被災者にとっては、事実上、帰還が難しいという現実を突きつけられるものでした。
提言の責任者である自民党の大島前副総裁は福島に説明に向かいました。
「復旧・復興に全力を尽くす。
新たな、確かな第一歩にしたい」(自民党 大島理森前副総裁)
重い現実を伝えるに当たり、かたい表情の大島氏。
しかし、説明会では怒りの声が上がることはありませんでした。
「これからの対応を、どう我々の今大変なところに寄り添うか、自治体に寄り添うか、個人、個人への政策をしてくれるか」(福島・飯舘村 菅野典雄村長)
この提言、大吾君と周吾君の両親はどう受け止めたのでしょうか?
「一つでも多くの選択肢を与えてもらい、その中で各家庭が選択肢を選んで、選んだ選択肢の中で、子どもたちにプラスアルファの選択肢を親として準備していきたい。
私たちのふるさとは大熊町ですが、子どもたちのふるさとは子どもたちが決めればいい」(廣嶋正人さん)
「地に足をつけるじゃないですけど、根をおろしてそこを拠点にして生活していきたい」(めぐみさん)
2人も故郷に帰るのに時間がかかることはよくわかっています。
「放射線量が少なくなったら(大熊町に)戻ってもいい」(大吾くん)
「僕もそう思う」(周吾くん)
子どもたちに故郷を残してあげるにはどうしたらいいのでしょうか。
震災から3年目の冬、政治と大人の覚悟が問われています。
(27日18:13)
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一口に「賠償」の2文字で表せる事では無い。
避難者一人一人に故郷によせる思いがあり、思い出がある。
家庭…
家族…
生活…
人との繋がり…
そして故郷を原発事故は、一瞬にして全てを奪い去った。
何故、福島第一原発事故を経験した今も原発をやめようとしないのか!?
政府や原発利権に群がる奴等は、この現状が目に入らないのか!?
原発事故の影響を受けているのは、様々ものを奪う…
【原発事故で私立高が廃校へ 現場から北に22キロ 「生徒確保できない」】
MSN産経ニュース
2013.11.29 14:12
東京電力福島第1原発事故の影響で生徒の確保が難しくなったとして、福島県南相馬市原町区の私立松栄高校が本年度で廃校になることが29日、分かった。
福島県によると、県内の小中学校・高校で、原発事故が原因で廃校になるのは初めて。
運営する学校法人松韻学園が4月に県に廃校を申請し県は6月に認可した。
松栄高は第1原発の北約22キロにあり旧緊急時避難準備区域内。
松韻学園の佐々木一彦総務部長は「生徒の確保が難しく、また原発事故が収束していないため、健康を考えると(原発に近い)22キロ圏で生徒を通わせたり、教職員を働かせたりするのは不安がある」と説明している。
東電に損害賠償を請求する方針という。
県と松韻学園によると、震災と原発事故が起きた23年3月時点で約100人の生徒が在籍。
23年度も約100人が通学予定だったが、多くが福島市内にある学園の系列高校や避難先の高校に移り、休校状態となっていた。
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私立松栄高校は、原発事故による56年の歴史に幕を降ろす。
取り戻したくても、もう取り戻す事が出来ない。
原発により強制的に廃校に追い込まれたのだ。
そこにも、生徒達の思い出、卒業生達の思い出が詰まっていた事だろう。
もちろん、「賠償」では、取り戻せない。
「思い出」、「思い入れ」は、賠償請求の対象外なのだ。
決してお金だけでは、償え切れない。
原発事故は、その全てを奪い去る。
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
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