新宿区荒木町 | 街あるき 坂道めぐり

街あるき 坂道めぐり

東京の街のあちこちと坂道めぐりの記録

少し前ですが

東京都新宿区四谷の荒木町界隈に行った時の

坂道めぐりの記録です

 

 

 

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↓写真は  私の坂道歩きのバイブルの一つ

今尾恵介氏著

 「東京凸凹地形散歩」からお借りしました↓

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明るい色になればなるほど 

標高が高いです

 

 

緑色と黄土色との境目の黒い部分は 崖

というか なだらかな高低差ではなく

かなりの急斜面ということを 表しています

 

 

東京のど真ん中なので 

断崖絶壁で下が海ということはありませんが 

そこは(黒い部分) 

坂だったり 階段があったりするのでした

 

 

 

☆ 坂道と窪地への興味の発端

 

私が 坂道めぐりに 

おおいに興味を示し始めたのは

 

ここ 四ッ谷の荒木町に 

ここが東京の窪地だとは知らずに 

足を踏み入れ  

 

その様子を目の当たりにし

「東京に こんな所があったのか!」 と

大変に驚いたからでした

 

この場所は 

究極の窪地(くぼち)だったのです

(窪地マニアにとってここは聖地なんだそう)

 

 

これまでも 

街なか散歩は好きだったのだけど

 

ブラタモリで良く聞く「高低差」 

と言う言葉が

 

実は地方だけの話ではなく 

関東平野にある 

ここ東京でも見ることができるのか!

と  とっても感動したからでした 

 

始まったのは 

今年の5月くらいからです

 

今後 坂道記録&散歩記録として 

たまにこうやって

書いていきたいと思っています

 

 

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では 坂道めぐりです

 

 

都営新宿線 

曙橋駅の出口を出て(最初の写真の③あたり)

靖国通りを渡ると  

「新坂」という坂があります

 

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朝だったので ゴミがまだある・・・・汗

 

靖国通りから入った  こんな細道に 

上り坂があるとは

まったく思っていなかったので

坂道発見の感動で  

ワクワク登りました爆笑

 

 

 

新坂を登り切ると 少

し広い道に出ました

 

そこは外苑東通り という道で 

そこを渡って

すぐの小道に入ると 

 

これまたいきなり

こんな階段坂が現れました ↓びっくり

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一瞬 「え?なに?」と 驚いて

こわごわ下ってみました 滝汗

 

登るのって 気持ちは 

ワクワクするけど

下るのってなんとなく 

心理的に怖くないですか?

 

別に何事もなかったのですが・・・・笑

 

くだって 坂下から見上げてみました

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こんな歴史ある古い階段が 

この土地にあるとは

全く知らないで迷い込んだものですから

 

いやはや おどろくおどろく 

と同時に 心の中では

「わぁ~ビックリマーク わぁ~ビックリマーク わぁ~ビックリマーク」の

連続

 

 

 

 

そして 坂の下の小道を 

くねくねと歩いて行くと

街の中に 突然神社が!びっくり

 

「こんな窪地に なぜ神社が?」 

という気持ちでした

 

 

写真一番上の地図の↑ ② 

の場所がこちら

 

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「津の守弁財天 策の池」

 と言うところでした

 

ここは 

荒木町の窪地 中心部にあるのだそう

 

 

 

調べてみると ここのいわれは

 

徳川家康がタカ狩りの時 

近くにあった井戸水で

策(ムチ)を洗ったので

そこを策の井戸と呼び

澄んだこの水が

高さ4メートルに及ぶ滝となり

この池に注いでいたので

策の池と呼ばれた

 


1683年美濃国高須藩々主松平摂津の守が

この付近を拝領し

上屋敷としたので庶民から遠のいた

 

 

約190年後の明治5年(1872)

時の政府による

廃藩置県の発令でこの池が開放され

明治7年(1874)荒木町として

住民の町となった

 

 

人々は藩主の名を慕い

「津の守(つのかみ)」と呼び

今なお愛称されている

 

現在では湧き水は減って池も埋まり

この滝つぼ跡に

昔の語り草をわずかに残している

 

ということでした

 

 

 

 

おおー なるほど~ニコニコ

 

 

よくよく調べてみていると 

私が持っている

窪地関係の本の中に

昭和の初めくらいの写真で

滝壺で滝に打たれてる人の

写真があるのを見つけて

ほんとに すごい近い過去まで 

滝はあったのだとわかり

そこに自分が立つことができてることが 

なんとも楽しい気持ちで

いっぱいになりました

 

 

 

そこから ウロウロ歩いてみました

 

この辺りは 細い小道が連なっていて

昭和の街並みを残しているようでした

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遠くに 防衛省の鉄塔が見えます

 

 

こちらも 窪地の階段坂

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この階段坂をみて 

本当にビックリしたんですよね~

 

 

四ッ谷に こんな古い階段があるなんて!

四ッ谷っていったら ホ

ントに都会のど真ん中ですよ~

 

街全体で開発されて 

ものすごく新しい街並みに

なっているのかと思っていたから

古い民家とか小さなアパートが連なっていて

しかも 

なんでこんなに段差があるのーー!ってね

 

 

感動と驚きの 坂道めぐりだったのでした~

 

 

 

 

この場所を訪れてから いろんな本を読んで

まだまだこの辺りの見ていない所があるのが

わかったので  近々 また行ってみたいと思いますニコ

 

 

 

 

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