2018年10月10日 文藝春秋
書き下ろし
ガリレオシリーズ長編
裁かれなかった殺人事件の被告が殺された。
事件は秋祭りのパレードの最中に起き、
被害者家族と街の人々が容疑者。
個人的な感想 ★★★☆☆3.5
忘備録を兼ねているので、ネタバレあります。
東野圭吾氏の作品にしては、普通かな、と思います。
トリックをひねってひねって、
事件も二転三転して、それなりに楽しめました。
けど、事件の真相が二転三転したおかげで、
最終的に真相がチープになってしまって、残念でした。
東野圭吾氏の作品は、大傑作も数多くありますので、
つい辛口評価になってしまいましたが、
おなじみの登場人物と、作品のリンクはちょっとうれしかったりします。
今回、湯川の口から『容疑者Xの献身』のエピソードが語られたり、ね。