ファンタジー。
伊坂幸太郎氏の『SOSの猿』とのコラボ企画作品。
単行本描き下ろし。


いにしえより世界各地にその姿を現し、
畏れられてきたモノ“猿"。
そして現代、人類はその存亡を懸けて、
“猿"と対峙することになる………!
自身にかけられた黒魔術をきっかけに、
謎の若人・ナムギャルと知り合った奈々は、
彼とともに世界各地に痕跡を残す“猿"の正体を追うことに。
その過程で、自らを“孫悟空"だと名乗る少女と出会い…?
古今東西の神話・伝承などを網羅しつつ、
誰も見たことのない世界を現出する、
五十嵐大介渾身の単行本描きおろし作品!
(カバー裏より)
私にとっては、
伊坂氏の『SOSの猿』は、
わかりにくく、
正直、あんまり面白くないお話でした。
五十嵐氏の『SARU』とは、
モチーフが同じという事ですが、
話自体は、全く別物です。
個人的には、
五十嵐氏の『SARU』は、
わかりやすくて、下巻も楽しみな作品でした。
コミックの描き下ろしって、あんまり聞かないですよね。。
描き下ろしで、これだけのもの読めて、
ぜいたくな一冊を味わえました。
ただね!
描き下ろしなのに、
上巻の発売3月2日。
下巻の発売6月末予定。
何で同時発売にしないんでしょうね。。
おまけに、コラボ作品だというのに、
小説とも発売がずれているし。。
何だかよくわかんない企画モノです。
上巻は、おもしろいところで終わっているので、
下巻を楽しみに待ちたいと思います。
小学館
10.03.02発売