★★★★☆ (4.0点)個人的な好みで採点
ミステリー
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子供時代、両親を殺された三兄妹。
14年後、犯人らしき人物を見つけ、
追いつめていく。。
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読後感がいいです。
登場人物の心根がいいんです。
物語の展開もよくて、
読んでいる時間、ずっと楽しめました。
事件の動機など、
物足りない点もありますが、
私は、こんなふうに読後感がよくて、
人物の心がまともな話は、好きです。
で、す、が、
っとに相変わらずな講談社の帯です。
表の帯
‥(略)
「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。
俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
14年後
彼らが仕掛けた復讐計画の
最大の誤算は、妹の恋心だった。
これについて。
その誤算がどう影響するのか、と、
期待したのですが、‥‥
この書き方は、間違ってます!![]()
裏の帯
息もつかせぬ展開、
張り巡らされた伏線、
驚きの真相、
涙がとまらないラスト。
すべての東野作品を超えた
現代エンタメの最高峰
このあおり方!
たしかにおもしろかったし、
ラストもよかった。
でも、言いすぎ!ホントに言いすぎ!!![]()
ということで。
これから読まれる方は、
帯に惑わされない方が楽しめますよ!
これは、読んでソンはない、
面白い作品でした。
08.3.5発行
講談社
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