ブライアン・ワイス博士・福岡特別公演に行ってきました | 宇宙の風 天照王子 のブログ

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4月9日に前世療法のブライアン・ワイス博士の福岡特別公演に行ってきました。14年ぶりの来日で西日本地区は初めてということでした。今回は、福岡を始め、大阪と東京で公演とワークショップが行われます。

ワイス博士公演パンフ



私がワイス博士の著書「前世療法」を読んだのは20年以上前だと思います。前世療法の先駆者としては、エドガー・ケイシーが有名です。私は、高校生の時にエドガー・ケイシーに出会い、何人かいる私の生涯の先生の一人となりました。ケイシーから人間の本質は魂であり、何度も転生をして成長して行く存在であることを学びました。

今回のワイス博士の公演内容は前半が精神科医として前世療法に出会った経緯と前世療法の有効性についての説明、そして後半が来場者全員に過去世退行催眠と簡単な精神療法を行うワークショップという内容でした。

公演会場


始めにご自分の精神科医としての経歴をお話になり、催眠療法と前世療法が安全な方法であることを説明されました。博士は、当初典型的な左脳人間であり、過去世やスピリチュアルなことは信じていなかったそうです。それが、キャサリンさんという患者さんに出会うことにより前世療法を行うことになるのでした。

キャサリンは、催眠療法中に「この症状が起こった時に戻りなさい。」と博士が偶然に言った言葉で、4千年前の地中海の島で経験し、地震による津波で死んだこととその時幼い子供を亡くしたことを感情を込めて詳細に説明したのでした。

そして、もう一つ1700年前のスペイン人としての過去世を思い出したのです。彼女は、4000年前と1700年前の自分の人生で起こったことを詳細に思い出し、そのことが現在の彼女の病状の原因だったのです。そして、過去世を思い出すことにより、彼女が現在抱えている恐怖症、パニック症候群、不眠症などの症状が消えていきました。

博士は、このキャサリンさんという患者に出会うことにより前世療法の有効性を実証し、人間の転生を信じるようになったそうです。最近では、精神科医だけではなく、ヒプノセラピストにより前世療法を誰でも受けることができるようになってきました。私のサロンでも5年程前に前世療法の先生をお呼びして勉強会を行い、自分も学ぶことができました。

ワイス博士は、前半の講演会の締めくくりとして次のように話されました。
私たちは死なない存在である。
肉体は死んでも魂は死なないのです。
私たちは霊的な存在である。
私たちは人間の経験をしている霊的な存在でもある。
私たちはスピリチュアルである。

さて、後半は楽しみな過去世退行催眠のワークショップでした。ヒーリングミュージックが流れる中でワイス博士の誘導により、少しずつ深い催眠状態にはいっていきました。最初は、現在の自分に最も影響を与えている過去世に戻りなさいという誘導で、光の階段を下りていくと輝くドアがあり、ドアを開くと自分の過去世が見えて来ます。

まず、あなたの足元を見なさいと言われ、足元が見えてきました。革のサンダルを履いた泥まみれの黒い大きな足が見えます。自分の周りに人の気配がします。目をあげると4~5人の真っ黒い顔が見えました。体には革で編んだ鎧のような衣装を着けています。自分の体を見ると真っ黒い筋肉質のたくましい体に革で編んだ武具を着けています。アフリカか古代ムー時代の黒人戦士のようです。自分の大きな体と息使いが現実としてよみがえりました。

次に博士の誘導の声が、子供の頃に戻りお母さんのお腹にいるところをイメージしましょうと言われました。すると、ぼんやりと映像が見えてきて、胎児の自分が母のお腹の中にいました。お腹の外に誰かがいて、愛情をそそいでいるのが分かります。父でした。見えないけれども、父の気配と愛情を感じます。そして、お腹から出ましょうという言葉によって、母のお腹から出てきました。

明るい光の中に祖母や叔母や叔父の若い時の顔が見えます。皆とても喜んでいます。父もいます。祖母は助産師で私を取り上げてくれた人です。とても幸せな気持ちになりました。しばらくして、博士の誘導により催眠から覚めると清々しい気持ちで目を開けることができました。

この後、少しお話があり、治したい病状を取る精神療法(瞑想)を体験しました。この対象は病状ではなく、人間関係でも良いと言うことでした。時間をかけずに誰でも簡単にできるセラピーです。

ワイス博士は、ある意味みなさんは宇宙人ですと言われました。学びのために地球に来ており、地球人は宇宙から見たら高校生のようなものです。みなさんは宇宙から来ており、宇宙レベルで存在しているとも言われました。エドガー・ケイシーも同じことを述べています。また、スウェデンボルグも同じことを言っています。地球での学びを終えた魂は、より成長を目指して地球を離れていきます。

私たちは、この広大な宇宙を舞台に霊的な存在として魂の成長を遂げている存在なのです。

今回、ブライアン・ワイス博士の講演会を聞くことができ、また、ワークショップで私たち人間の本質について再確認することができました。

今、出会う人は過去世から何度も出会っている存在である。
私たちの本質は、霊的な存在であり、死ぬことはない永遠の存在である。
私たちの存在意義は、この人生を通して学び、魂を成長させることである。

心を開くことが大切である。
心を閉じていては、何も学ぶことはできない。