☆正しい死生観を持って生きることが大切です☆ | 宇宙の風 天照王子 のブログ

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正しい死生観を持って生きることが大切です

ひつきのひかり 太陽のブログ-神と人間

 5年前、父が肝臓ガンになり、死期が近いことを知らされました。一人で自らのガンに向き合う姿に、息子として何をすれば良いのか分かりませんでした。見舞いに行くと、父は自分のことはさておき、孫である息子たちのことや妻のことをいろいろと心配してくれています。めっきり身体が小さくなり、少し腰が曲がって来た父の姿に、もうすぐ別れが来るのだと感じました。

 父とはじっくりと話したこともなく、自分の死についてどう向き合っているのか、聞くこともできません。死に直面した時に、私達はなぜこのように黙ってしまうのでしょうか。死んだらどうなるのかを、家族でもっと気さくに話し合えたら良いのですけれど・・。以前、父からの電話で自分も年をとったので、遅まきながら、家の浄土真宗と仏教の勉強を始めたと言っていました。いずれ、自分も年老いて死ぬことを自覚して、自分の家の宗教を学ぼうと考えたようです。

 私は、物心ついた十代から人間とは何か、死んだらどうなるのかを追求し、キリスト教や仏教、神道とスピリチュアルな世界と宗教遍歴を重ね、随分と父には心配をかけてきました。昨日はアーメンと言っていた息子が、今日は仏壇の前で、浄土三部経を上げ、スピチュアルや宗教の本を所狭しと並べている姿を大きな心で見守っていたのでした。私は、人間の真実を求めて様々な宗教やスピリチュアルな世界を実践して学んでいたのです。

 父が死を迎えるにあたり、私に何ができるのだろうか。私が父のおかげで学ぶことが出来た多くのスピリチュアルな真実をどうしたら伝えることが出来るのか。

 人間の魂が永遠の存在であり、死は終りではなく新たなる旅立ちであること。人間は死ねば、霊界へ帰り、自分の魂の成長の為に必要と思えば再び生まれ変ることが出来ることを知らせることが出来るのか。
父との長い付き合いの中で、その様な会話は一度も交わしたことも無かったのが、とても残念に思えます。
 死とは個人的な問題ではなく、全ての人間の問題であるにもかかわらず、宗教以外では誰も教えず、学ぶ所もないというのはおかしなことのように思います。

 父が亡くなる半年前に、入院中の父を見舞い、五井昌久先生の著書「神と人間」を父に上げました。
「お父さん、今日はこの本を持って来たけん、気が向いたら読んでみんね。」
父は、「そこに置いとかんね。」と福岡の大牟田弁で言って、化粧箱の棚を指したのでそこにおいて帰りました。

 五井先生の「神と人間」は、人間の本心は神の分霊(わけみたま)であり、人間と神との関係、実在界、霊界、幽界、肉体界のこと、守護霊、守護神のことなどが分かり易く説明されています。人間の本心は魂で永遠の存在であり、魂を向上させる為にこの世に生まれて来ること、そして、人間と真実の生き方について書かれています。

 その後、父が「神と人間」を読んだのかどうかは分かりません。残された病室の荷物の中にはその本はありませんでしたので、他の人に上げたのかもしれません。しかし、父の死は大変安らかなもので、眠るように息を引き取ったと後で妹が話してくれました。お棺の中の父の顔は、とても穏やかで微笑んでいるかの様にも見えました。神々にダウジングで聞くと49日の後に、霊界へ戻ったことが分かりました。迷わず、霊界へ戻ったことにとても安心致しました。

ひつきのひかり 太陽のブログ-人間死んだらどうなるの

 現在、多くの人が霊界へ戻れずに不成仏霊として、この世に留まり、苦しみのあまり子孫に迷惑をかけておられます。生きているうちに、死んだらどうなるのかを学んでいないのです。多くの人が、人間、死んだらおしまいで、何も残らないと思って生きています。そして、死んでから終りでないことに気付き、何処へ行けば良いのか分からずに親族に頼って来るのです。私は、仕事柄、多くの人から霊的な障害による相談をお受けしますが、ご先祖や親族の成仏しておられない方が、生きている親族を頼り、病気や様々なトラブルの原因になっていることが大変多いのです。

 これから地球はアセンションに向けて、激動の時代を迎えて来ますので、東日本大震災の様に自分もいつ突然の自然災害で命を亡くすか分からない時代に入って参ります。このように、誰もが何時何処で死んでもおかしくない時代に、死に対する正しい死生観を学んでおくことはとても大切なことだと思われます。

 人間の魂は、本来、永遠の存在であること、人間は死んでも魂は永遠に生き続けることを学べば、死ぬことは怖いことではなく、新たなる旅立ちであると理解できるでしょう。生まれて来た以上は、いつ死ぬか分からない身でありますので、常に準備をしておけば、スムーズに霊界へ帰ることができます。

 父の葬儀の時に、妹がお棺の中の父に話しておりました。
「お父さん、いろいろお世話になりました。ありがとうね。また、会おうね。」
 妹は、父と再び合えることが分かっているのでしょう。私もまたいずれ父とは会うことが出来ると信じています。次は、父が息子になるのかしれません。

 私達人間は、霊的存在として魂は永遠に生き続けています。この銀河宇宙を住処(すみか)として、ある時はプレアデスで、ある時はシリウスで、またあるときは金星で、そして今地球で、人間の身体を母なる地球から頂いてその身体に魂が入り生かされているのです。私達の魂は、永遠に進歩向上して行くものです。本当に有り難いことです。
 何時死んでも、迷わないように死んだら霊界へ帰るのだと理解しましょう。そしたら、安心して、何時死んでも天命と思い、心安らかに霊界に帰ることが出来るでしょう。そして、今日を精一杯努力して生きて行くのです。

 ここに、3冊の本をご紹介します。五井先生の「神と人間」、浅川嘉冨さんの「人間死んだらどうなるの?」、エリザベス・キューブラ・ロス博士の「人生は廻る輪のように」です。
 この3冊を読めば、私達の本心が永遠を生きる魂であることが分かります。これから、地球と人類と地球の全ての存在のアセンションの時を迎え、あるいは、自分が先に死を迎えるかも知れません。志し半ばで、災害に合い、家族と別れるかもしれません。あるいは、家族の誰かが先に行くかも知れません。

ひつきのひかり 太陽のブログ-人生は廻る輪のように

 しかし、私達はこの宇宙を舞台に永遠に生き続ける魂であることを知れば、何時死んでも良いように思えて来ます。
 大切な人とも、また来世で合うことが出来るでしょう。今もそうして、自分の家族や大切な人と出会っているのですから。
大切な人と、また来世で合えるように、死んだらどうなるのかを一緒に学ぶのも良いのではないでしょうか。
お読み頂いてありがとうございました。



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