訃報に触れずにいられません。
単純に数字だけで何かを推し量ることは本来憚られます。
「そういう傾向がある」ことも
「そういう場合もある」ことも
「まれに起こりうる」ことも
すべては想定外なのだから。
そもそも、
「自分ががんかもしれない」
なんてことも想定外だから。
この記事ではわかりやすくまとめられているけれど、
それもすべてではありません。
「年間約9万人が罹患し、
約1万4000人が死亡する」
と書いてあり、じゃぁ、死亡率は16%?
なんてありえませんが、
誤解を招きかねないなと思いました。
あらたに発症がわかった、という人が年間、
毎年、9万人もいるということです。
2年で18万人、3年で27万人…が闘病しているんです。
そして毎年、年間1万4000人の方が、
3年、5年、10年がんばって生きて、それでも
がんに打ち勝つことができずに亡くなっているということです。
5年生存率、
10年生存率、
と言われますが、乳がんは10年経っても
再発リスクのパーセンテージはそれほど変わりません。
「寛解(かんかい)」はしますが
「治癒」ではないからです。
これもまた、何かの折に触れたいと思います。
さぁ、今日も口角はキュッと上げて笑顔で感謝して一日を生き切ります。
ありがとうございます。